故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

あっちを立てれば、こっちが立たず

2018-11-09 04:29:01 | プロジェクトエンジニアー


来たよ、来たよ。
とうとう、晩秋になりました。
一枚は、昭和記念公園の紅葉の落葉。
そしてもう一枚は。ぼたんの雪囲いです。
どれも楽しまなきゃ。と描きました。


今日のテーマは、「あっちを立てれば、こっちが立たず」です。
こうだったら良いな。と妻がいう。
それは、ほとんど「やれ」という意味なのです。
一緒になったころは、願望であったはずです。
いつのころからか、プレッシャーに変わってきた。

日々追われる毎日です。
農業をやれば、気にかかることが増えてくる。
あれもこれもと、つい頑張ってしまう。
身体が悲鳴をあげる。

先輩が、ゴルフがてらに遊びにくる。
この機を逃したら、家の片づけはしばらく行われないことになる。
家の中は、「とりあえず」の結果、散乱である。
置くべきところを決めていないのがこのようなことになる。
妻は、「やりたい」を追っかける。
夫は、「しなきゃ」と片づける。
日々この繰り返しです。
どこかで終止符を打たなければならない。
先輩が、年30回も来ていたころは、家は割と片付いていた。
今年は、数えるほどになった。
先輩の訪問回数が少ないほど、家は散らかっていく。

ならぬものは、ならぬ。と会津っぽのように開き直りたい。
カフェの洋ランの株分けをした。二鉢が十鉢になった。
寒くなったので、蔵の中に入れてやりたいと思いきや、
どの鉢も株が増えて、根がぎっしり詰まった状態になった。
これが終わると、花の植え替え(パンジーと花かんらん)である。

そんなとき、
「枯葉を集めて腐葉土を作ったらよいな」と妻が言う。
私は無言となる。
料理、洗濯、片づけとできる人がやることにしている。
我が家にルールなどない。
気にかかる人がやることになる。

気にかかっていた片づけは、とうとう今日になってしまった。
寒くなる前に外のことを、寒くなったら中のことをしよう。
年末行事の大掃除まで引っ張ることにした。
できぬものは、できぬ。

エンドウ豆の種をもらった。それも20粒ずつ2種類も。
春先にトラクターでうねる(耕す)ためには、
余った端っこと考えると、カボチャ植えた跡地しかない。
必然的に、かぼちゃのつるを片づけなければならない。
その前に、先輩と一緒に柿を収穫する予定である。
これを、数日のうちに片づけなければならない。

あっちを立てれば、こっちが立たず。

霧に霜 十二単(ひとえ)も 追い立てる

2018年11月9日
コメント
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