故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。
桜を見に行ったら、やはり観に来られた親子に会いました。
おばあちゃんは90歳を超えてると言われました。
見事です。
朝早く、問い合わせがありました。
カフェ夜の部の予約です。
一度使ってみてと言われるお客さんが多いようです。
マスコミの影響は大きく、試しに使ってみるかと来られます。
逃がしはしないと、精いっぱいのサービスが続きます。
もうこんな時間です。
エンジニアリング会社で60歳の定年を迎えられた先輩が、耕運機を買った。
来月から田舎で畑を本格的に野菜を作るぞ。
なになにちゃん、野菜が出来たらあんたにも分けてあげるね。
翌月、先輩は亡くなられました。
90歳は立派です。
咲いた咲いたです。
まだまだ足腰がしっかりされていました。
なにより、娘さんが付き添い今年も観に来られました。
娘さんがまた素晴らしい。娘さんと言っても私と同年代です。
うふふ。
うば桜 桜めでられ 来年も
2017年4月20日
地域の方に教えていただいて描いた「しょうじょうばかま」です。
杉山にひっそりと群生していました。可憐な花です。
最近では、この花を獲っていかれる方も多いと聞きます。
残念です。
今日のタイトルは、「真剣でちょうど良い」です。
ちょっと違和感のある言い回しです。
不用意な発言や行動に批判が殺到することがあります。
そして謝罪会見となります。
仮の話ですが、もう少し考えていたら、
あるいは努力しようとしていたら、ほとんどの不用意な発言はなくなるでしょう。
真剣さが不足していたのではないでしょうか。
疲れているとか、気に入らなかったとか自分サイドの理由があったことと思われます。
「しちゃるけん」(広島弁だと思います)が、見え隠れします。
「させていただきます」でちょうど良い。
休んだら、身体がまともになり頭もポジティブになってきました。
何をするにも、自分の判断が求められます。
流されない。最初から人に聞かない。
便利だと判っていても、利用しない。
まずは、自らやってみる。
料理なら、自分の舌で味わってみる。
店なら、雰囲気を感じてみる。
安近短。
「安くて、近くて、短時間」を時には選択しなければなりません。
「高くて、遠くて、長時間」でちょうど良い。
なんでも自分でやる。人に聞かない。
と思われがちですが、そうではありません。
目的意識がしっかりしていれば、
上手くいかなくても、時間がかかってもいつも心に引っかかっています。
解決の糸口を見つけようと努力をしたり、アンテナを張ったりします。
直接的ではないが、人の話の中に解決の糸口を見つけることがあります。
遠回りなようで、実は近道であったりします。
上手くいかない(失敗する)から、努力する。
つまり、「真剣でちょうど良い」。
便利な世の中で、そこまでしなくても思われますか。
「便利さ」は、求めなくても日々知らぬうちに利用しています。
自ら、便利な方に向かわなくても良いのです。
不便だなと、大変だなと思いがちですが、そこに面白さが潜んでいます。
この地域では、休日でも休むことがありません。
どうしてかな。OnとOffがないじゃない。
生きている限り、一回休みはありません。
寝ていても、体が凝ることがあります。
やれやれです。年齢からくるものかもしれません。
敢えて、大変な道を選ぶ。
そのくらいでちょうど良い。
どうせ、私は怠けもので楽をしたいと思いますから。
杉山に しょうじょばかま 見つけたり
2017年4月19日
マタギの世界じゃ、ありえないことです。
こんな日もくるんでしょうか。
念願のじゃが芋を植えることができました。
今年は4Kgの種芋を買い植えました。
昨年耕した畑の半分を占有しました。
7月頃の収穫が楽しみですね。
明日は、ねぎとキャベツを植えましょう。
じゃが芋には、てんとう虫が好んで集まります。
昨年のじゃが芋収穫の頃、トマト、茄子に大量のてんとう虫が来て
葉をかじりました。上手く収穫できませんでしたし、毎日大量(100匹)の
てんとう虫を退治しました。収穫が終わったじゃが芋から来たものでした。
唐辛子、にらやハーブなどの臭いの強いものを、
じゃが芋の近くに植えると良いと聞きました。
今年は試してみます。
畑や庭の草が気にかかっていました。
畑の方はなんとか抜けました。
これからは、仕事の前や合間に草抜きの仕事が加わります。
草取りは、大好きな仕事の一つです。
同じ場所を年間3回はしなければなりません。
草との追っかけっこになります。
有機農法の農家では違います。
畑の横の農業用道路には草がいっぱい生えています。
わざと刈りません。虫を作物から遠ざけるためです。
なるほど。我が家ではそうはいきません。
畑が狭いからです。
畑の草が簡単に抜けないからです。
有機農法の畑の草は、ぴゅっと簡単に抜けます。
霜が降りなくなってすぐに抜けば、根が浮いていて簡単に抜けたのにと
悔やみます。
桜は今が満開です。
里は花で埋まる季節です。
種もみを蒔く季節です。
忙しくなります。
桜咲き ほんの束の間 骨休め
2017年4月18日
絵手紙の題材を探して、家中の面白いを表現していた頃の作品です。
一戦済んで、夜中に起きだす二人です。
私はブログを、妻は店の会計をします。
妻は、殊のほかこの会計が楽しみなようです。
お好み焼きの商売にとって厳しい季節になりました。
冬キャベツから春のものに変わるこの季節です。
ほのかなキャベツの甘みを売るお好み焼きです。
春キャベツでは、甘みが薄くこれまでのようなソースの量では負けてしまいます。
おまけに、美味しいキャベツがとれる量がとても少なくなります。
工夫が必要です。
キャベツの甘みを印象付けるために、ソースの量を減らしてみました。
味が薄くなる分、出汁の量を増やしました。
まずまずの味になりました。冬キャベツに負けない春の味を引き出したい。
同じ値段の春キャベツから、取れる美味しい葉は少なくなりました。
原価をあげていきます。また冬キャベツが出るまでの工夫が続きます。
今日のテーマは、「必然性とユーモア(Part2)」です。
沈思黙考に入りたいけど、話しかけられ中断します。
何々しなければ、こうでありたいと必然性が生まれてきます。
その過程や結果がユーモアとなります。
そして、また話し合いとなります。
お互いの想いをぶつけ合うことになります。
精一杯の結果がそうさせるのです。
一生懸命やっているのは、必然性からです。
それをどう対処するかでユーモアとなります。
以前見た「欽どこ」でのシーンを思い出します。
欽ちゃんが幼い見栄晴に掃除の仕方を教えます。
教えられた通り、見栄晴はごみを箒で集め塵取りに入れます。
次のゴミを集めるために他の場所に移動します。
幼い見栄晴は、集めたゴミをこぼさずに移動しようとしません。
一生懸命な見栄晴は、ちりとりを縦にして、
せっかく集めたゴミをまたまき散らします。
欽ちゃんが、見栄晴を急き立てます。
見栄晴は一生懸命掃除をします。
切りがありません。
一生懸命(必然性)がぺーソスとなり、けなげな可愛さがユーモアとなります。
欽ちゃんがそれを際立てさせ、見ている観客を笑わせます。
話し合いは、時としてののしりあいに変わります。
お互いに自信がなくて不安だからです。
経験があって修羅場を乗り越えた後であれば、
どちらかが冷静に答えるはずです。お互いに未知のことなのです。
その未知に挑戦するのが必然性です。
一生懸命の基がユーモアです。
次回はもっと掘り下げたい。
弔いの 記憶残せと 花火あげ
2017年4月17日
2015年1月30日投稿記事「必然性とユーモア」
2016年6月9日投稿記事「過去を振り返らぬ」
2017年1月10日投稿記事「必然性とユーモア(Part2)」
も参照ください。
カフェ1階にあるメインテーブルに、
刺し子のテーブルセンターを置きました。
友人の奥様の手作りです。
雰囲気がぐっと上がりました。
今日のタイトルは、「海が見たい」です。
現実逃避したいのか、純粋に見たいのか境がありません。
きっとゆっくりしたいのだと思います。
畑に出たい。
温泉に行きたい。
本が読みたい。
ゴルフに行きたいとは思いません。
ドライブも行きたくない。
身体を休めたい。
気分転換をしたい。
3か月間、突っ走りましたから。
書いたら、なんだかすっきりしました。
友人に報せなくてはなりません。
いただいた切子を使わせていただいてるよ。
冒頭の写真(絵にできないのが残念)です。
(つづく)
仕事が終わった頃、夜桜見物の誘いの電話が入りました。
山の公園にある桜の群生です。
遠く町の灯りも楽しめました。
河畔両岸に植えられた桜堤です。
どちらも三分咲きでした。
散る頃も見事でしょう。
思わぬ得をした気分でした。
お誘いくださりありがとうございました。
2017年4月16日