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故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

さより

2015-10-22 06:05:01 | 思い出話
  
桜坂にある公衆トイレの軒で抱き合うシーサーを見つけました。

  
沖縄のさよりは、刺身にできました。
さんまほどあるさよりは、肉厚で歯ごたえがありました。
味は、淡白でした。

瀬戸内海でもさよりはいました。
海水浴場も夜になると、灯りを点けました。
その灯りが集魚灯のような役目をし、さよりが寄ってきました。
私たちは、葉っぱを落とした背丈以上の竹の枝でさよりをたたいていました。
手開きにした半身でも、沖縄のさよりの刺身より薄かったのです。

家族を連れて釣りに行きました。
ゴカイを付けて、遠くへ投げました。
その竿を子供に渡すのでした。
子供は、リールを巻きながらあたりを待ちました。
亡きかみさんも釣りが好きでした。
次から次に巻き上げられる5本の竿から魚を外し、
ゴカイをつけてまた投げたものです。

海底の藻に引っ掛ける子もいたりして、
自分の釣りどころではありませんでした。

この時期は、鯵がよく釣れました。
さびきでやるものですから、鯵の団体が押し寄せようものなら、
私は大忙しでした。

バケツに貯まる小鯵を可哀想がる子供もいたりして、
こちらの心のケアもしてやらなければなりませんでした。

大量の鯵は、高温でてんぷらに揚げて、熱いまま甘めの酢につけました。
骨まで柔らかくなるので、子供でもおいしく食べられました。

キャンプ場でたまたま引っかかった60cmくらいの鰻について、
子供たちと話しました。
私は、かば焼きにして食べさせてやりたかったのでした。
子供たちは、「まんが昔話」の影響もあったのか、
川の守り神だとかなんとか話がまとまりまして、
逃がしてやることになりました。
どの子もよいことをしたと、喜んでいました。

こちらでは、3kg(1m)のシーラは相手にもされません。
うまくないからという理由からです。

ミーバイの蒸し焼きをいただきました。
ミーバイの海水煮(マース)をいただきました。
どちらも絶品です。
金魚のような沖縄の魚には興味が湧かなかったのでした。
しかし、ミーバイに出会ってからは一変しました。

今回も、いろんな人に再開しました。
お世話になった女性たちにも会えました。
良い旅でした。

色ガラス 歪んでるよな 手になじみ

2015年10月22日




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