
桜坂にある公衆トイレの軒で抱き合うシーサーを見つけました。
沖縄のさよりは、刺身にできました。
さんまほどあるさよりは、肉厚で歯ごたえがありました。
味は、淡白でした。
瀬戸内海でもさよりはいました。
海水浴場も夜になると、灯りを点けました。
その灯りが集魚灯のような役目をし、さよりが寄ってきました。
私たちは、葉っぱを落とした背丈以上の竹の枝でさよりをたたいていました。
手開きにした半身でも、沖縄のさよりの刺身より薄かったのです。
家族を連れて釣りに行きました。
ゴカイを付けて、遠くへ投げました。
その竿を子供に渡すのでした。
子供は、リールを巻きながらあたりを待ちました。
亡きかみさんも釣りが好きでした。
次から次に巻き上げられる5本の竿から魚を外し、
ゴカイをつけてまた投げたものです。
海底の藻に引っ掛ける子もいたりして、
自分の釣りどころではありませんでした。
この時期は、鯵がよく釣れました。
さびきでやるものですから、鯵の団体が押し寄せようものなら、
私は大忙しでした。
バケツに貯まる小鯵を可哀想がる子供もいたりして、
こちらの心のケアもしてやらなければなりませんでした。
大量の鯵は、高温でてんぷらに揚げて、熱いまま甘めの酢につけました。
骨まで柔らかくなるので、子供でもおいしく食べられました。
キャンプ場でたまたま引っかかった60cmくらいの鰻について、
子供たちと話しました。
私は、かば焼きにして食べさせてやりたかったのでした。
子供たちは、「まんが昔話」の影響もあったのか、
川の守り神だとかなんとか話がまとまりまして、
逃がしてやることになりました。
どの子もよいことをしたと、喜んでいました。
こちらでは、3kg(1m)のシーラは相手にもされません。
うまくないからという理由からです。
ミーバイの蒸し焼きをいただきました。
ミーバイの海水煮(マース)をいただきました。
どちらも絶品です。
金魚のような沖縄の魚には興味が湧かなかったのでした。
しかし、ミーバイに出会ってからは一変しました。
今回も、いろんな人に再開しました。
お世話になった女性たちにも会えました。
良い旅でした。
色ガラス 歪んでるよな 手になじみ
2015年10月22日