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故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

コミュニケーション

2015-10-02 03:51:59 | よもやま話
旅に出たいな。日本の良さを再発見。

    
いよいよ、あと3題(伴侶選びのキーワード)となりました。
最後まで、書ききります。

コミュニケーションは、私の仕事(プロジェクトエンジニアー)において最も大事なことです。
コミュニケーション(Communication)とは、
社会生活を営む人間の間に行なわれる知覚・感情・思考の伝達。
言語・文字その他視覚・聴覚に訴える各種のものを媒介とする。
と広辞苑に出ていました。
広辞苑を引くのは、出来るだけ公平に言葉の意味を知るためです。

プロジェクト遂行は、目的意識が明確です。
依頼した方も、依頼された方もそれぞれの都合を抱え乍ら、同じ方向をむいています。
依頼する方は、漏れが無いよう風呂敷を大きく広げます。
依頼される方は、自分の得意な分野から駆け出します。
そこで時々ずれることがあります。
設計責任施工と言っても理解するには時間がかかります。
その仕事に置いては、設計から施工まで担当会社が一切の責任を負うことになります。
法律的な官庁申請も含むことになります。
広げられた風呂敷(見積仕様書)の一字一句まで目を通さなければなりません。

今日は、男女関係においてのコミュニケーションについて書いてみます。

歳をとると、「あれ」のオンパレードになります。
人の名前であったり、ものであったり、思い出の一コマであったりします。
「あれ」とは何?と相手が聞き返します。
前後の脈略からおおよその検討をつけながら。
「あれ」を発した方は、状況説明をしながら、「あれ」を思い出そうとします。
相手は、少々面倒くさがりながらお手伝いをします。
ああ、「あれはそれね」となんとなく解決します。
双方、同じイメージとなった瞬間です。

相手とのコミュニケーションは、ラブレターであったり、
楽しい会話であったりします。
始まりは、胸が張り裂けそうな感情であったりします。
伝えきれないうちに、玉砕木っ端みじんのケースも多々あります。

発するうちはまだ救われます。
どうせ解ってくれないだろうなと、言葉を飲み込む瞬間から危うくなるのです。
双方がそれをするようになると、加速されるようにコミュニケーションは不成立となります。
後ろめたさが、言葉を飲み込ませるのか、恥だと思うからそうなるのか。
多くは、「わかってくれないだろうな」です。

相手に関心があると、仕草や表情で何か訴えようとしているなと何となくわかるのです。
昨日と今日は違うのです。何かのサイン(警告)が出ているのです。
これを見逃すのです。あとで振り返れば、あの時からと感じるのです。
もう、後戻り出来ないほど事態は深刻になっているのです。

嘘の上塗りをして来ました。
この頃は、記憶容量がオーバーフローとなりがちで、嘘と本当の境がよく解らなくなりました。
よって、その時々の本当の気持ちを伝えるようにしています。
NHK朝ドラ「まれ」の中で、ふみさんが言われたように
若い時のドロドロの気持ちも歳をとれば笑い話と割り切り、何でも話しています。
家庭でも、会社でも。

コミュニケーションの達人は、相手の話をよく聞きます。
相手に関心があれば、良く伝わります。
先輩は、「奥さんに興味がある」と言い放たれました。趣味はなんですかの問に対して。
長年連れ添った夫婦ですが、元を正せば赤の他人です。
半分も伝わらなくて当然です。
聞こうとすることです。面白いと思うことです。相手の身になることです。

相手には、理解できない感情も、
話しているうちに、話している本人が解決することがあるのです。
あなたは、聞くことで大いに役に立っているのです。

裏山の 雪に耐えかね 竹割れる

2015年10月2日

コメント
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