Afternoon Avenue 25 (by hide_boo)

Perfumeと乃木坂46、IZ*ONEなどのアイドルやクルマやバイク、好きなものついて、だらだら綴ります。

EACH TIME / 大瀧 詠一

2013-12-31 21:22:33 | Weblog

1984年に発売された大瀧詠一の私の中での「A LONG VACATION」に続く“セカンドアルバム”。

 

今日、平成25年12月30日に大瀧詠一氏が逝去された。この「EACH TIME」で音楽活動を終了するつもりだったことを最近知った。まだ65歳、できれば誰かのプロデュースで良いからナイアガラサウンドを聴かせてほしかった。心からご冥福をお祈り致します。

 

EACH TIMEは、LP版、画像のコンプリート版、アナログ12インチシングルボックス版と様々なエディションがあり、またCDも発売されるたびに収録曲はバージョン違いが発生しているというなんともコレクター好みのアルバムになってしまった。それだけ大瀧詠一のこだわりが強い作品なのだろう。

 

サウンドも詞の世界観も「A LONG VACATION」から変わらず、リゾート感覚たっぷりのトラックに、切ない情景の松本 隆の世界が広がる。やはり「ペパーミント・ブルー」がこのアルバムでのマイ・メインテーマなのだが、もう1曲少しだけメッセージが入った「1969年のドラッグレース」が好きだ。「♪ 形式だけが変わり、未来が過去になる」、聴いていた当時はいまひとつ分からなかったが、今聴けばすんなり入っていくる。大瀧詠一も、師弟関係?の山下達郎も自分のスタイルを突き通していれば、時代が勝手に一回りしてまた追いついてきて、いつかエバーグリーンと云われていたりする。

 

でも、大瀧詠一自身がエバーグリーンになるのは早すぎる。早すぎるのだ。

 


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