今年を振り返って、大きかった出来事はクルマを手放したこと。
以前の記事でも書いたが、車1台所有することは、使っても使わなくても、2年ごとの車検、自動車税、自賠責と任意保険、ガソリン代、洗車代等々、固定費が嵩む。
マーチの場合、車検(重量税・自賠責含む)で基本料金65,000円+オイル交換や消耗部品代で20,000円の85,000円、1年単位で考えれば42,500円。
自動車税が次回車検から39,500円、任意保険が約42,000円、ガソリン代が年間10回給油(近所しか走らない)で50,000円、その都度の洗車代が5,000円と締めて、年間179,000円で毎月14,916円を支払うことになる。
場合によっては全くマーチに乗らない週もあったりするので、1週間あたり3,480円(1か月を30日として)どぶに捨てている。
今後、年金生活になればとてもではないがクルマの維持は厳しく、クルマこそカーシェアなどでパートタイム出費にすべきだという判断になって、マーチを手放すことにした。
やはりデメリットは、買い物などで長尺物や重量物の運搬が困難になったことと、遠方の店に行くことができないこと。あたりまえの話であるがまあクルマ本来の用途を失ったわけだ。平日、カミさんの買い物負担が増えてしまっていることは大変申し訳なく思っている。
これに対してメリットは、まず固定費が削減できたことが第一になるが、買い物にクルマを使えなくなり、徒歩か自転車になったことで、持てる荷物が制限されることから、余計なものを買わなくなるという変化があり、さらに家計の節減に寄与し始めたことだ。クルマがあると中途半端なまとめ買いをしてしまっていたのだ。
まだクルマを手放してから1か月半だが、今後どんなメリット、デメリットが生じてくるか。楽しみと不安と50:50だ。