ようやく、、である。
2018年に放映されたPRODUCE48のファイナリスト、ハン・チョオン、「Rollin' Rollin'」でメインボーカルを務めたキム・ナヨンの二人が、韓国CUBEエンターテインメントがプロデュースするガールズグループ「LIGHTSUM(ライトサム))」でデビューすることがティザームービーで公開された。
まずハン・チョオンはAKB佐藤美波、千葉恵理他と組んだチームでBLACKPINKの「ブンバイヤ」をパフォーマンスし、ボーカル・ラップ・ダンスのすべての面でリードした才能溢れるアーティストであり、私見ながらPRODUCE48のファイナリストの中では、IZ*ONEでデビューしたクォン・ウンビ、惜しくもデビューを逃がしたイ・カウン以上のボーカリストであった。
票操作疑惑のニュースの中で、本来ならデビュー当選していたのではないかと言われていたメンバー。プデュ放映時はまだ15歳だったが、決勝時点ではあか抜けて、とても15歳には見えない大人びたビジュアルに成長していた。ライブではウンビ姉さんとほぼ対等なパフォーマンスを見せていたし、本当に驚くべき才能の持ち主。
そしてキム・ナヨン。彼女は惜しくもファイナルには残らなかったが、コンセプトミッションで、IZ*ONEデビューした、チャン・ウォニョン、本田仁美らと一緒に「Rollin'Rollin'」をパフォーマンスし1位を取っている。また未だに再生回数の多い、メリクリのパフォーマンスでもメインボーカルを務めており、ハン・チョウォンとは違った、可愛らしさと柔らかい声質のボーカリストだ。
プデュ当時は「バナナ・カルチャー」という事務所に所属していたと記憶しているが、いつのまにかCUBEに移籍し、まさかのチョウォンと合流するという嬉しいサプライズとなった。
この二人はずっと注目していたが、約3年近く練習生のままできていた為、いつデビューするのか、まさかデビューする機会も与えられないのかと、ハラハラしていただけに、今回のLIGHTSUMでの活動開始は嬉しいニュースになった。
まだどんなコンセプト、どんな音楽性で展開していくのかはわからないが、メインボーカルにこの二人がいるだけで、少なくとも歌唱力という点では芯のあるブレないパフォーマンスが期待される。
4月末にIZ*ONEが活動終了し、これに入れ替わるようにLIGHTSUMが誕生する、というタイミングは、CUBE側もかなり慎重な判断をして発表したのだろう。IZ*ONEなき後にポストTWICEを狙うのか、BLACKPINKのようなガールクラッシュでグローバルを狙うのか、プデュ出身メンバーだけでもエバーグロウ、ロケットパンチ、チェリーバレットといったグループがひしめいている中、どんな風にプロデュースされていくのか、注目していきたい。