Afternoon Avenue 25 (by hide_boo)

Perfumeと乃木坂46、IZ*ONEなどのアイドルやクルマやバイク、好きなものついて、だらだら綴ります。

Feel Special (trainee team IRIS cover) / Nizi Project JYP-E&SonyMusic

2020-06-13 21:43:23 | Weblog
現在のIZ*ONEを生みだした2018年の日韓合同オーディションPRODUCE48に続き、韓国JYPエンターテイメントがソニーと組んで日本人によるガールズグループのオーディションとして進行しているのが「Nizi Project」。

HULUで配信されながら、日本テレビの「スッキリ」のコーナー、「虹の架け橋」でも同時進行でオーデイションの様子が放送されている。

現在はPart.2として日本国内オーディションで選抜された13人が韓国に渡り、既に6か月近い滞在期間で課題(ミッション)と練習を繰り返している。

韓国でのミッション3として13人を3チームに分けたチームバトルミッションが放送され、遅いネタバレになるが、ミッション3段階での個人順位まで発表され、1名脱落して残り12名。

そんな中で話題にするのは、そのミッション3でチームIRIS(マヤ/勝村摩耶18、ミイヒ/鈴野未光15、ユナ/安攸娜16、アカリ/井上あかり15)が披露したTWICE「Feel Special」のカバーパフォーマンスだ。

メンバーの構成は、個人評価で上位陣であったミイヒとマヤ、低迷が続くユナと一度最下位となっているアカリ。

チーム分けは運営(=パク・ジニョン)による振り分けであり、そこには必ず意図されたものがある。

IRISで一番厳しい状態にあったのはJYP練習生であるユナ。

オーディション参加者の中で、JYP練習生最長のキャリアを持ちながら、パク・ジニョンが求める、練習生一人一人の個性を表現できず、下位に埋もれたままになっていた。

今回のチームでは一度は最下位をとりながら評価を上げているアカリ、上位陣に定着しているマヤ、ミイヒと組ませることで、ユナのポテンシャルを発揮させるきっかけにできないか、というジニョンの親心が見て取れる。

このNiziProjectが面白いのは、PRODUCE48のように視聴者の投票に縛られることなく、あくまでプロデューサーであるパク・ジニョンとJYPスタッフによる評価でチーム順位、個人順位が決められているということ。

毎回のミッションで強制的に振り分けられるチーム編成も、オーディションとして振り落とすのではなく、せっかくの逸材を磨き上げようとする意向が見て取れるのだ。

この点は、投票結果で脱落させられるPRODUCEシリーズよりもよっぽど愛がある。

Part2の韓国編ではミッションごとに個人評価で2回最下位となったら脱落というルールが設定され、先日の3チーム競演ミッションで1名の脱落者が生じたが、「2回」というところに挽回出来る機会をしっかり与えている点はこのオーディションの特別なところ。

さてそんな中で、チームIRISによるパフォーマンスが披露されたが、オリジナルであるTWICEの9名に対して4名編成ながら、ダンスの揃い、各メンバーの美しさはなかなか。

ボーカル面ではこれまで個人評価で上位だったミイヒがサビなどメインパートを担当するも、いまひとつ声に張りがなく、聞きにくさが感じられた。これに対して、最下位経験者のアカリが非常に安定してぶれないボーカルを披露し、ミイヒをカバーしてみせた。また、これまで目立った評価を得られなかったJYP練習生のユナが、本来の豊かな歌声、安定したダンス、英語発音もしっかりしたラップまで披露し、そのポテンシャルを発揮してみせた。ミッション2でマコチームの一員としてパク・ジニョンのナンバー「SwingBaby」をパフォーマンスしたマヤは、開花した才能でさらにFeelSpecialでも美しいダンスを魅せた。ボーカルは不調だったミイヒもダンスはしっかり安定していたので、チームとしては素晴らしい出来となった。

ネタバレになるが、3チームの中でこのチームが1位に選ばれた。

不調だったミイヒは、目標としていた1位を獲ったことで、安堵したのか初めて号泣する姿を見せ、アカリが寄り添ってキューブ授与に向かう様子が放映された。

パク・ジニョンからすれば、JYPの秘蔵っ子でありながら、スランプに苦しんでいたユナがようやく実力を見せたという意味で、格別の心境になったのだろう、ユナのパートでは驚きと涙目になる表情が見られた。

オーディションはファイナルステージに進み、6人づつの2チーム編成となり、オリジナル曲を1曲づつで1回戦、デビュー予定曲(2チームとも同じ曲)を2回戦で競演する。6月25日頃の放送では最終デビューメンバーが決定するとのこと。
Twiceと同じ9人に絞り込まれるのか、12人全員がデビューするのか、まだまだ微妙なところで、各練習生の実力差はあるので、線の引き方によって結果は大きく異なってきそうだ。
Twiceのときはオーディション正規合格7名に視聴者投票によりツウィ、パク・ジニョンの強い推しにより脱落していたモモが選出されるという、波乱があった。
今回は視聴者投票は無く、12人の中でどのようなメンバー構成をJYPが考えるかにかかってくる。
個人的には既に12人全員がデビューでいいじゃないか、と思ってしまうが、そのように至るにはファイナルステージでのさらなる成長が求められるのだろう。

地上波の「虹の架け橋」で25日に最終デビューメンバー発表が放送されるとのこと。もう一度11日、18日の放送をレビューして、来週に備えたい。



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