88年発売の杏里15枚目のアルバム。杏里といえばデビューシングルの「オリビアを聴きながら」「キャッツアイ」「思いきりアメリカン」などのヒット曲がすでにあったが、シングル「最後のサーフホリデー」が気に入って、収録されているこのアルバムを購入。
全曲、吉元由美作詞、ANRI作曲、小倉泰治編曲で固定されていて、このクレジットを見ただけでアルバムのトータルイメージはブレがないだろうなと思わせる。ANRI=夏、サーファー、ハワイのイメージを作り上げたのがこの作品だと思う。 このアルバムには大ヒット曲となった「SUMMER CANDLES」が収録されているが、それ以外でも、「EDGE OF HEAVEN」、「DJ I LOVE YOU」「愛してるなんてとても言えない」等涙なしには聞けないバラードや軽快な ダンスチューンが満載、てんこもりで、全曲シングルカットしても良い位ある。
このあとに「サーキット・オブ・レインボウ」「ニュートラル」「1/2&1/2」とトロピカルなアルバムが次々リリースされているが、まずは本作品から、オススメ。