自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

ホソヒラタアブ,幼虫から囲蛹へ

2020-01-14 | ヒラタアブ

先日,ホソヒラタアブの幼虫と蛹の話題を取り上げました。

そのうちの幼虫をビニル袋に入れて室内においていたら,囲蛹になりました。食べ物のアブラムシがいないため,食べることをあきらめてさっさと次の形態に移ったのでしょうか。室内でも夜間になると相当冷え込むので,こんな低温下でも変態することがわかります。もちろん,屋外で育つハクサイにいる個体だって,同じように変態するでしょう。

 

 

葉の中で帯糸でからだを固定しています。

 

 蛹化して日が浅いようで,まだ薄い褐色です。これが次第に濃くなっていきます。

 

羽化の瞬間を見届けることはまず困難でしょうが,その時点まで観察を続けようと思います。