来週から米国学会に参加予定ですが、そのときに、ネバダ大学、南イリノイ大学を訪問予定です。
南イリノイ大学でプレゼンテーションする機会をいただきました。そのスライドつくりがようやく、本日完成しました。
どのような内容にするか、だいぶ思案して、決めました。
タイトルは、
"Challenges and opportunities in clinical infectious diseases in Japan”です。
古巣で、親しい昔の同僚と当時、レジデントだった方がファカルティとして研鑽を積んでおり、そのような
暖かい雰囲気のなかでのプレゼンテーションになります。部署内での会なので、初めて会う方、ローテーション中の学生、レジデント、フェローなどの方もいます。
自己紹介、日本の紹介、日本の医学教育の改革、日本の感染症科医師の現状、そして、日本の感染症の特徴
(高齢者にTBが多い、HIV/AIDSは相対的に米国よりもかなり少ない(under reportもあり、高齢者のTetanus,
日本から世界で初めて報告されたVISA (バンコマイシン低感受性の黄色ブドウ球菌のこと、GNRの耐性の疫学)を話します。最後に、いま取り組んでいる臨床研究、ガイドラインで胆道感染のことなどについて、話す予定です。
走馬灯のように、帰国後10年間の出来事を思い出して、感慨深かったです。