矢野(五味)晴美の感染症ワールド・ブログ

五味晴美の感染症ワールドのブログ版
医学生、研修医、医療従事者を中心に感染症診療と教育に関する情報還元をしています。

明日から10月1日感染症科も心機一転します。

2015-09-30 23:04:37 | 感染症関連
明日から10月1日です。感染症科も心機一転です。

新しいメンバーがフェローとして加わります。女性の医師の方なので、頼もしいです。

当院の感染症科もフェロー4名となりました。

みんなで、楽しく、アカデミックに診療、教育、研究とやっていきたいと思っています。

論文指導・執筆・review ざんまい

2015-09-30 22:59:49 | Science全般
週末の渡米までになんとかいろいろな執筆指導中の論文、reviewなどを済ませたいと思い、次々と取り組みました。

脳みそ全開の1日でした。いろいろなことを考えなければならないので、フル回転でした。本日は臨床が落ち着いていたので、午後からまとまった1-2時間に一気にいろいろ済ませました。

投稿予定の英語論文3本、日本語の依頼原稿4本、review 1本に関わっておりフル活動。

自分のpaperの準備にも取りかかる必要あります。

月末に「大学からの出前講義」として、初めて高校の授業を英語で担当します。そちらの準備も開始します。


なんとかSIUでのプレゼンテーションファイルを完成。

2015-09-30 00:01:15 | 医学教育
来週から米国学会に参加予定ですが、そのときに、ネバダ大学、南イリノイ大学を訪問予定です。

南イリノイ大学でプレゼンテーションする機会をいただきました。そのスライドつくりがようやく、本日完成しました。

どのような内容にするか、だいぶ思案して、決めました。

タイトルは、

"Challenges and opportunities in clinical infectious diseases in Japan”です。

古巣で、親しい昔の同僚と当時、レジデントだった方がファカルティとして研鑽を積んでおり、そのような
暖かい雰囲気のなかでのプレゼンテーションになります。部署内での会なので、初めて会う方、ローテーション中の学生、レジデント、フェローなどの方もいます。

自己紹介、日本の紹介、日本の医学教育の改革、日本の感染症科医師の現状、そして、日本の感染症の特徴
(高齢者にTBが多い、HIV/AIDSは相対的に米国よりもかなり少ない(under reportもあり、高齢者のTetanus,
日本から世界で初めて報告されたVISA (バンコマイシン低感受性の黄色ブドウ球菌のこと、GNRの耐性の疫学)を話します。最後に、いま取り組んでいる臨床研究、ガイドラインで胆道感染のことなどについて、話す予定です。

走馬灯のように、帰国後10年間の出来事を思い出して、感慨深かったです。