矢野(五味)晴美の感染症ワールド・ブログ

五味晴美の感染症ワールドのブログ版
医学生、研修医、医療従事者を中心に感染症診療と教育に関する情報還元をしています。

15年ぶりに母校 London Schoolへ

2015-09-05 22:54:07 | London School of Hyg
15年ぶりに母校London Schoolを訪れました。こちらもたどり着くまでに地図がなかったこともあり、以前の記憶で周囲の方に聞きながら探し回りました(google mapが使えなかったので非常に困りました)。工事中の若い方がgoogleしてくれたおかげで無事に到着しました。感動です。


学校内には、英国人として初めてノーベル賞を受賞したSir Ronald Ross (マラリアが蚊によって媒介されることを発見した功績)の受賞メダルなどがたくさん展示されていました。


熱帯医学のあの"Manson"の肖像があり、こちらも感動しました。


移動中にそのほかもさまざまな出来事、ハードルがあり”珍道中”ながら、グラスゴー入りしました。
UK ポンドが高く、円安のため、悲鳴をあげるくらい物価が高く出費がかさんでいます。なんとかサバイブせねばと。。。タクシーが高く、ちょっと乗っも10ポンドぐらい(2200円ぐらい)です。駅前で朝食を購入してみたら、8ポンド (1700円ぐらい)。ホテルのBuffetは、22ポンドでした(4700円近い)。

フライト中のミラクル。3人掛けの席でしたが、3人ともAMEE参加と判明。全員ドクター。ほかの二人がsmall talkしているのが聞こえて、実は私も参加します、となってびっくりでした。

オマーンの女性、オーストラリアの女性と3人とも女性。オマーンの方は、私が一度お会いしてみたいと思っている「砂漠に創った世界一の学校」のスワーダさん(オマーンに帰化)をご存知ということでした。
Small worldです!

Oxford珍道中...

2015-09-05 01:02:33 | 旅便り
本日は、日帰りで、26年ぶりにOxfordへ向かいました。


電車で1時間程度ですが、そこまでたどり着くまで、”ちょっと波乱万丈”。ホテルのConcergeで言われた所用時間よりも、やはり多くかかり、早めに出ていたものの、あわや予約した電車をミスしそうでした。
久しぶりに乗ったTubeが、途中でエレベーター故障のため、別ルートへ乗り換えのアナウンス。最初、??という感じで、まさか自分が向かっているPaddingtonという駅には行かないから別ルートで向かうように指示が出されていました。ぼーっとしていたので、自分のことを言われているのに気がつくのが少し遅かったら乗り越していました。

そこから、Paddingtonにちゃんと着けるtubeに乗り換えて、なんとか到着しました。その後は予約したチケットを取りに行かないといけないのですが、そこがまた次のハードルで、どのマシンを使うべきか探し回ることに。。並んでいる人に聞いて、やっとチケットを受け取り成功。ようやくプラットホームも決まって、乗れました。1時間ほどで、なつかしのOxfordへ到着。少し晴れ間もあって、かわいらしいコンパクトな街並みを見て歩きました。その後Oxford大学へ。

午後は、History of ScienceのMuseumへ。感動の訪問になりました。
Sir Alexanderが、確かOxford大学で発見したペニシリンですが、実用化にはすぐには至りませんでした。

その後、フローリーとチェーンがペニシリンを精製して大量生産化に成功した、当時の機材が展示されていました。

いっぱい写真を取りました。またレポートします。顕微鏡や時計や、レントゲンや、医学の歴史も展示されており、私は釘付けでした。



さらに、以前は行ったことのなかったOxfordが誇る世界最古の博物館に行きました。
West meets east. という感じで、古代文明、大航海時代に西と東の交流があり、美術品などが変化したことを順番に確認できる方法で展示されているものを駆け足で見て回りました。感動的でした。エジプトのマミー(ミイラ)や、Cyprus (キプロス島)の遺跡出土品など。

夕方は無事にロンドンにOn timeに戻りました。
映画で大ヒットしたという"Kinky Boots"というミュージカルを見ました。
これはすごかったです! 全員総立ちのStanding ovationでした。(全員総立ちのovationは初めて体験しました)