矢野(五味)晴美の感染症ワールド・ブログ

五味晴美の感染症ワールドのブログ版
医学生、研修医、医療従事者を中心に感染症診療と教育に関する情報還元をしています。

TOEFLを大学入試に導入する提案ありだそうです。

2013-03-21 20:44:57 | グローバリゼーション関連
新聞記事で、5年後を想定し、TOEFLを国公立、私立の大学入試に導入する方向の提案があるそうです。自民党の教育再生部会による報告だそうで、
選挙公約に入れるとのこと。

同じ新聞記事で、Natureおよび関連雑誌への掲載論文数がAsian-Pacificで、中国に抜かれる見込みと。

私自身も上海、台北、バンコク、タイのコンケン、シンガポールなどを自分の目で見て、大学施設の充実ぶりを体感して、非常に危機感を覚えてきました。
2000年以降、じわりじわりとその危機感は現実化し、とうとう数字でも目に見えるようになったのかと思います。

国内では、世界的課題である、戦争、貧困、身の安全などの問題はほとんどないし、食べ物に困るわけでもなく、”平和”で平凡な幸せもあり、恵まれているとは思いますが、国外で活動して帰国すると
国外とのギャップに当惑します。

国内にいると、いつも”静止画像”の世界にいるみたいで、ほとんど動きがなく、変化も遅いか起こらず、国外で活動しているときに
体感するものとの隔たりが益々大きくなっている感じがしていました。

このあたり、日本が活気づくにはどうしたらよいのかなと考えずにはいられません。もっとワクワクする世界はあるし、可能性を最大限試すことができるフィールドがあるし、
国内スキームと閉塞した日本の社会システムでは想像もつかない可能性が広がっているのを自分はいつも体験しています。

英語は水や空気のレベルの不可欠のツールで、このハードルを楽しみながらクリアできれば、日本はもっともっと世界に貢献でき自らも活性化できると信じています。

今年大学生になる方の記事もありました。
私がもし人生をやり直せるなら、小学生ぐらいからバイリンガル教育を受けてみたいです。あるいは先日TVで見ましたが、シンガポールに移住などして
日本語ー中国語ー英語のトリリンガルになるのも理想ですかね。あるいは欧州に住んで、英語、フランス語、ドイツ語などmulti-lingualになってみたいです。
日本人でいたいので、日本人のアイデンティティを中学生ぐらいまで日本語をしっかり学んでから渡米するか、
国外の教育を受けにいくと思います。大学は迷わず米国大学へ。大学中にも中国やインドなどの大学で交換プログラムで単位互換してもらい、大学院を欧州などで。
医師か天文学者になりたいので、その道へ。母国との行き来をしながらキャリア形成、というような道を考えます。

語学の勉強が大好きなので、可能性は広がりますね。いまからでも遅くない!ですね。