駄楽器駄日記(ドラム、パーカッション)

ロッキンローラーの打楽器日記

夢の話、サン(3)

2007年09月14日 | 駄日記
9月14日(金)
ま、禅問答みたいになっちゃうけれども、夢の話というのは、実に夢があっていいよね。
現実って、やっぱり辛い。
あんまりおいしい話ってないし、あれもこれも頑張っても頑張っても、なかなか成果って現れないし。
楽しい話を夢で見て「エヘ、エヘ」なんて寝笑いするって、傍から見たら気持ち悪いだけだけど、本人からしたら健康的でいいよね。
夢だってわかっていながら大笑いすることってあったりする。あるよね?あるよね?・・・・
オレは、あります。
夢の中で些細なことがツボにはまって大笑いして、気付くと何だやっぱり夢だったかって感じでドッチラケだったりする。
でも、どんな内容かってことが覚えていないことが多い。
そこが天才作家と凡人ドラマーの違いなんだよなあ。
くやしいなあ。

夢を題材にして、物語も歌もたくさん作られている。
オレが好きな歌は、シーナ&ロケッツの「ユーメイドリーム」や、吉田美奈子の歌った大滝詠一の名作「夢で逢えたら」などがすぐ出てくる。
どちらも珠玉の名作です。
超メジャーなこれらの曲だから、知らない人はいないと思うけど、叶わぬ恋心を夢に託して「あの人に逢いたい」と歌う切ない女心に、聴く者の心を捉えて放さないのだ。
「夢」という単語が出なくても、恋愛をテーマにした曲は、例えば「愛するあの人と添い遂げたい」という「夢」を必ず内包している。
泣かせるじゃないですか。
そういう意味では、「世界平和」がテーマの曲は「いつか戦争のない地球を」という夢が存在しているはずだと思う。
「金」という歌なら「いつか宝くじでも当てたい」という夢があり、「ワーキングプア」という歌には「働いたら働いただけの賃金が欲しい」という夢があって、「ビール」という歌には「遠慮なく思う存分ビールが飲みたい」という夢が、「彼女が欲しい」という曲には「ただでセ○クスしたい」という夢が・・・・
品がないのでやめとこ。

わけがわからん。
オレは酒を飲みつつ日記を書いているうちに、おかしな世界に入り込むのが毎晩の悪い癖であります。

はよ、寝やあ
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夢の話、ツ~(2)

2007年09月13日 | バンド
9月13日(木)
今日はPOWDERの練習日。
けっこう真面目に取り組んでおります。
課題が多くてですね、今のところ旧曲の多くがピカピカの新曲状態なので、真面目にちゃんとやらんと追いつかないちゅうわけで。
この調子で旧曲の数々が新曲でなくなり、余裕ができました暁には、バリバリの究極の旧曲(オールディーズ)の新曲(レパでない曲)の数々をしっかりカバーして皆様にご披露したいと思うちょります。ってわけわからんちゅうの。
ちゅうことでメンバーっす。

カラオケの選曲中?

昨日、夢の話を書いたけど、先日国営TVでやってた番組で“金縛り”についての科学をやってたのを思い出した。
よく夢を見る人は、よく金縛りの恐怖を語りますが、それは単に夢を覚えているということに過ぎないということを科学的に実証していました。
金縛りの瞬間を映像で捉えると、本人は恐怖の瞬間ですが、見た目は普通に穏やかに眠っています。
ただしその金縛りという「悪夢」の時間は、必ず眠りの浅い“ノンレム睡眠”で、見た目にも眼球がクルクルと動いている脳の活動時間なのだそうです。
そして、金縛りの時に「天井が見えるけれど、どうやってもがいても体が動かない」あるいは、「体の上に怖い誰かが覆いかぶさっている」または「両肩を強い力で押さえ込まれている」というのは、脳の中で作られた物語だそうだ。
天井が見えるのは、仰向けになって寝る寸前に見た映像が、夢になって出ているのだとか。
体が動かせないという恐怖は、同じ姿勢を続けて眠っていて、寝返りを打ちたいという身体の欲求が、脳に働きかけているらしい。

そう考えると、金縛りなんて何にも霊的な事柄じゃなくって、ただの肉体的欲求らしいのだ。
それをうまい具合に頭の中で恐怖物語を作るという、人間の持って生まれた創造力ということである。
でも、恐怖の物語にするということ自体、体が何らかの事柄を示唆しているのだろうとも思う。
例えば、ストレスが過ぎてますよ、とか、暴飲暴食が過ぎてますよ、疲労し過ぎてますよ、という危険予知だったり、警告だったりするのか。
はたまた、貴方の身の回りをしっかりと見直しなさい。きっと、良くない事が起こる前兆ですよ、みたいな“何かしらの力”が働いているのか。
オビ・ワン・ケノビに教えを請わないと答えは出そうもない。

やはりそう考えると、宇宙的な霊的な力が働いているとしか答えようがないじゃんねえ。

今夜もグダグダじゃ。
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夢のようなドラムセット

2007年09月12日 | ドラム&パーカッション
自分はあまり夢を見ない。
本当は見ているんだろうけど、起きたときにあまり覚えていない。
だから自分はあまり夢を見ないといえる。
つまらない人間だ。
SF作家の筒井康隆御大は、数々の珠玉の名作を眠っている間に夢の中で作り出し、それを思い出しては作品としてこの世に送り出してきた。そして巨万の富をも生み出した。
夢を見ることができるというのはすなわち、大いなる才能であり財産であるのだ。
オレは夢すら見る才能のない、取り柄のない男だ。

でも、変な夢を覚えていることがある。
先週の日曜日の夜、実家に泊まった。
久しぶりに実家に泊まり、月曜日には病気の母を病院に連れて行くという状況で、いろんな不安と慣れない寝床ということで眠りが浅かった。
自宅では月曜日がゴミの日で毎回自分がゴミを出すのだが、今回は自分が不在なのでパートナーに任せるしかなく、それを夢に見た。
夢の中で自分がこう話している。
「冷蔵庫の中のしなびたナシと、解凍したまんまの肉も捨てなきゃ」
つまらないことを、やけにはっきりと覚えている。
これでは作品にもならないし、日記にも書けない。(書いてるけど)

他に、よく見る夢を見た。
夢のドラムセットの夢だ。
これはよく見る。
「あ、まただ」と思いつつ、なかなか心地よく夢の中に入る。
自分の欲しい、オリジナルのドラムセットを作る夢だ。
昔からよく見たが、時によって内容が変わる。
昔は、エイトブラザーズ(6~16インチのシングルヘッドタム8点セット)を並べた豪華なツーバスキットだったり、アクリル樹脂のスケルトンのジョン・ボーナム或いはヨシキ風のハードロック仕様だったりした。
この頃はヘビーなサウンドよりも、ハイスピードロッキンロールに向いたアタッキーなサウンドが欲しいと思うようになり、大分内容は変わった。

最近見る、夢のセットはこうだ。
バスドラは21インチ。タムは、11、13インチ。フロアタムが15インチの奇数口径セットである。
もちろんスネアは13インチだ。
21インチのバスドラは市販していない。市販品は20or22である。
通常、標準サイズは22インチが多いが、ちと持ち運びにはでかい。自分は20インチも持っており、サウンド的には全く問題ないけど、ちとパワーが欲しい。
そんなわけで、夢に出てくるのが存在しない21インチのバスドラだ。
タムも、11インチは存在しないが、日ごろから10インチと12インチの中間のサウンドが欲しいと思う。チューニングをある程度締めても高音になりすぎず、自分だけのサウンドが出せるような気がするのである。
そして15インチのフロアタム。この頃はこのサイズは市販しているようだが、自分は未経験だ。14じゃ物足りなく、16じゃでかすぎる、そんな時にはピッタリだ。
ハイハットは一般的な14インチでいい。
13インチは持っているが、サウンド的にパンチ力がないので標準サイズでいいが、欲しい音はやはりパイステの602サウンド・エッジである。
クラッシュは、15インチ、16インチ、17インチの3枚である。18インチはどっちつかずで宝の持ち腐れだ。
ライドは重すぎずに19インチだ。時にはクラッシュにも使えるサイズで、使用頻度は高い。
シンバルもやはり奇数サイズが大活躍である。
こんなありえないセットを並べて、ライブが始まるのか?
いや、ただセットを組んでぴかぴかに磨いているぞ。
人に見せびらかしているようだ。
自慢したいだけのようだぞ。
なんだかいけ好かないヤツだなあ。
あ、オレだった。

こんな夢を見ては、むひひひひ、などと寝言で笑うのだ。
どうだ、気持ち悪いだろう。
むひひひひひひ。
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病院にて

2007年09月10日 | 駄日記
9月10日(月)
今日は母親の付き添いで浜松の病院へ行った。
先週紹介状を持って遠路はるばる行った病院で治療が受けられず、主治医がいる病院にUターン入院するためだった。
予約を取っていなかったため、朝一番で電話をして、予約を取ってもらおうとしたがだめだった。
結局、病院の待合室で都合4時間ほど待った。
月曜日だし、担当医が休みだし、予約を取っていないという事情が事情だけに仕方がないけれど、じつに疲れた。これが本当の待ち草臥れというやつだ。
健康なオレでさえぐったりしてしまったのに、一刻も早く治療を受けたい年寄りにとってはさらに辛い時間だったろう。
母はすこし離れた場所のTVの画面をじっと眺め、オレは持参した文庫本「乃木希典」を読んで待ったが、全然集中できない。
いつ名前が呼ばれるか神経を受付カウンターに向けつつ読書するという状態は、活字好きであっても楽しくないものだ。

深刻な医師不足と老人化社会は、日々確実なものとなっていることが、病院の待合室でわかる。
大病院だけにものすごい数の老人が診療を待つ。
それと外国人の患者の多いこと。
異国の地で働き、慣れない環境で暮らせば病気にもなるだろう。
保険にも入らないから、医療費は高いだろうに、たくさんの患者がいる。
それだけ、ニッポンに出稼ぎしている外国人の数が増え続けているということだろう。
しかし、当日の担当医はたった一人だった。
医師も、食事の休憩なしで午後3時まで午前中の診察を行っている。
いやまだ患者は待っていたから、実際のところ何時までかかったかはわからない。
これでは医師もたまらないだろう。医師だってスーパーマンじゃないのだ。
待たされて文句など言う人もいるが、医師に大しては尊敬こそすれ、到底文句など言えない。
医師の診察は、「今日入院しましょう。これから係が案内しますので待っていて下さい。」ということだけだった。でも、やっと治療を受けることができる約束手形をもらったようで、何となくほっとした。

自分と母親がやっと昼食を食べることができたのは、その午後3時だった。
病院内の食堂がまだ開いていてよかった。
粗末なラーメン(失礼)だったけれど、腹ペコで母と食ったラーメンは旨かった。
母が「おいしい」とぽつりと言って笑った。

この日、仕事が夜勤のため、半日だけ休むつもりだったが、結局間に合わなくなって一日休んでしまった。
でもこのところ、これだけの時間母と二人っきりで過ごしたことはあまりなかったので、まあいいか、などと独りごちて納得するのだった。
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バタバタと

2007年09月09日 | 駄日記
9月9日(日)
今日は出勤だった。
遅番だったので、今帰宅したばかり。
あ~、くたびれたっと。
しかし、用事ができてこれから実家に泊まりに行かなくてはならない。
慌ただしいが、今から急いで出かける。
のんびりと日記を書いている場合ではない。
なら書くな。
そのとおりである。
オレは呑気な男なのだ。
つか、実家はネット環境がないから、さびしいのだ。
やはり、オレはネット中毒なのだ。

さて、着替えをカバンに詰めて、さあ出発するか。
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IHクッキングヒーター

2007年09月08日 | 駄日記
9月8日(土)
今日も日中は真夏日でしたね。
クーラーなしじゃやってらんないって感じで、地球に優しくないっていうか、地球が優しくないっていうか、いい加減秋よ来い!
というわけで、夜はいつもどおりドラム教室でした。
すっかり日が短くなったこの頃ですが、日が暮れても待合室も室温が下がらなくて扇風機をフル回転で回していました。
うちの生徒さんはみんな真面目なんで、欠席や遅刻が少ないのが自慢なんですが、教室に入ってくるときはみんな暑そうでした。

さて、昨日のことですが、ある住宅メーカーさんと会いましていろいろなお話をしました。
近い将来引越しをしたいと思い、あちこちの住宅関係のお話を伺っていますが、昨日の話しはちょっと印象に残りました。
最近は、オール電化の家が増えてきています。
今のうちのマンションは都市ガスなのですが、一戸建てにする場合には考えないわけにはいきません。
TVのCMでも電力会社とガス会社の争いは痛々しいほどのものがあるけれど、実際のところは電気VSガスの骨肉の争いはどんなものか、住宅のプロに聞いてみました。
時代の趨勢に沿って考えて見ますと、九分九厘オール電化の勝利なのではないかという気がしていたのだけど、割とそうでもないみたい。
ランニングコストが圧倒的に変わるかというと、プロパンガスと都市ガスではだいぶ違いがあるとのことでした。
プロパンならオール電化のほうが安くなりやすく、都市ガスなら使用料金のメリットはあまりないそうです。
導入に伴う費用は、オール電化だと70万円ぐらいはかかるとのことでした。でもガスなら数万円のようです。
さらに温水供給源のエコキュート。
導入直後は問題ないけれど、所詮電化製品を屋外に置くわけで、10年後に故障するとしたら修理するより買い替えの時期になるであろうから、その費用は数10万円になるでしょう。でもガスの湯沸かし器は、機器を取り替えても数万円で済むとのこと。
最近、あまり話題に上らないけど、太陽熱温水器。これは最近の耐震の問題とかで、重たい水のかたまりを屋根の上に置くことを嫌うらしく、使う人が少なくなってきているのだという。
そうか~、そんな時代なんだ~、究極のエコ商品だと思うんですけどねえ。

あと、憧れのIHクッキングヒーターについて、ガスに比べて火災やガス中毒の危険度が少ないということは分かりきっていますが、割りと気が付かないのはレンジ周りの汚れだというのです。
見た目はきれいなIHですが、調理時に舞う飛沫や煙は、ガスに比べて汚れが散る傾向があるとのことです。
なぜなら、ガスは炎の上昇気流によって、煙や水蒸気が真上の換気扇に直に吸い込まれていきますが、IHは上昇気流がないので、水平に飛び散るということです。
ですから、換気扇はIHの場合にはフードの大型のかなり強力なものを標準設置するのだそうです。
そして、料理の味もやはり違ってくるそうです。
鍋振りができないので、中華料理のように炎の調節を鍋の遠近で調節することはできません。
また、目玉焼きのような料理ですと、鍋の大きさにもよりますが、ガスのように真ん中に火が当たるわけでないので、ヒーターの当たる位置によって真ん中が焼けないのに端の方だけが焼けたり、焼きムラが生じるとのことでした。

う~む、使ったことがないので、目からウロコのような話だったなあ。
マイ中華なべが自慢のオレだから、鍋振りができないとなると、自慢のチャーハンどうしようか、と悩みます。
でも、まだすこし先の話だと思うけど。
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映画イイねっ!

2007年09月06日 | 駄日記
9月6日(木)
台風の近づく今日でしたが、仕事は休みでした。
昨日から、やたらと映画が見たくなってしまったので、今朝は雨の降る中、保育園児のガール・フレンドと映画鑑賞へ。
さすがに夏休みも終わり、平日の映画館は空いているはずと高をくくって出かけたが、なんの、チケット売り場は長い行列でした。
やはり朝一番の映画は1,000円均一で観られるとあって、みんなこの時間に集中するんだなあ。
本当はアクション洋画がいちばん観たかったんだけど、この映画もすごく気になっていたんだ。
「レミーのおいしいレストラン」
ディズニー映画なんだよね。
封切後、相当日数経ってるから今更って感じなんだけど、観たかったんだよなー。
アニメだけど、さすがにこの時期子連れは少なくて空いていた。
でもけっこう年配のお客さんもいて、さすがディズニー、人気あるなあって気がした。

内容は期待通りものすごく面白くって、何度も笑ってしまった。
キャラクターが可愛くないところがいいね。
ネズミが人間の食うものを料理するって話の設定はかなり無理があるけれど、そんな基本的な違和感すら凌駕するほど面白かった。
娘にはまだ難しかったか、理解できていなかったようだけど、2時間近くの間、じっと集中して見つめていた。
オレが時々ガハハハと声を上げて笑うのを、横から不思議そうに見ていたようだ。

とてもいい息抜きになった。
やっぱ癖になるね。
映画って。
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リーゼントしたいです

2007年09月05日 | 駄日記
この夏、8月初旬の猛暑のさなか、髪を切った。
だいぶ髪の毛が伸びてきていて、暑苦しくて鬱陶しいので、つい口が滑って、
「サッパリと切ってください」と頼んでしまった。
すると、それは見事にザクザクッとサッパリ切られてしまった。
そうしたら、確かにサッパリして涼しいのはいいのだけど、肝心のライブのときに辛い。
簡単にオールバックにはなるけど、ボリュームが足りなくてリーゼントとは言えなくなっちゃった。

リーゼントを決めるには、ある程度の髪の毛の長さと濃さが必要だ。これは必須条件である。
当たり前だけど、坊主頭ではリーゼントできないし、一見長髪でもカッパ風のてっぺんハゲじゃ無理である。
リーゼント道というのは、薄くなってきた中年のオッサンが(オレだ)、「リーゼントしたい」という願望だけで叶えられるというものではない。
そうなのだ。リーゼントとは、若者の特権なのだ。
ガ~ン!自分で書いていて改めてショックだったりして。
そりゃそうだ、プレスリーの10代20代の頃のリーゼントは、ぴかぴかにカッチョいい。
でも、中年のドーナツ太り後は、髪型に関してはイマイチだったなあ。
判ってますけど、オレ好きなんです。
デブでもオヤジでも、何とかカッチョよく決めたい願望がいつまでもあるんだよなあ。

あちこちにあるケントスの店内には、プレスリーはじめ元祖米国のリーゼントで決めたロッキンローラーたちの写真やパネルが飾ってあったりして、オレなんかその写真を見ただけでワクワクうきうきしちゃう。
オレがファンでもあり、オレのバンド仲間でもあるスター、“アキラ氏”のリーゼントも超素晴らしい。
実は、彼はオレのリーゼントの師でもあります。彼が正しい髪の上げ方を教えてくれたのだ。
しかも愛用のポマードをプレゼントしてくれて、オレは舞い上がるほど喜んだ。
コシのなくなった髪の毛が天高くたつことができる、魔法のポマードだった。
できることならいつまでもリーゼントしていたいぐらいに思う。
無理だとは知っているけど。

リーブ21やアデランスは素晴らしいシステムだとは思うが、それには頼りたくないと思う。
つか、金がなくては頼れないのだ。
大金を死ぬまで永遠に払い続ける根性と原資がなければ続けることは無理である。

とりあえずオレの髪は伸びてきているし、地肌は透けて見えてきていてもまだ人からハゲと言われるほどでもない。
今月のライブでは、きちっとリーゼントっぽくキメて行きたいと思ってる。

しかし疑問があります。
往年のロックンローラーである、尾藤イサオさんのリーゼント、決まりすぎていやしませんか~?
60歳超えてあのリーゼントの決まりよう。
確かにカッチョイイ。声も体型もセンスも顔も全然衰えていない。
すごくストイックに鍛え続けているに違いないし、尊敬に値する。
だけど、髪の毛フサフサだけは自然と衰えるはずじゃないですかあ~。
60歳越えで万年黒々、フサフサってありうるのか。
同様に、高橋ジョージの真っ黒フサフサリーゼント。
ここ1~2年はTVでの露出度もやたら多くて、夫婦での微笑ましい出演振りに好感度もアップだ。
だがしかし、彼も49歳のはずだし、普通だったら少しは薄毛になってくるだろうによ~。
何もしなくてもフサフサなら素晴らしいんだけどさ、悔しいのでつい愚痴ります。
「それはないやろ~!チッチキチ~」

あ、そういえば約1名いた。
ロッキンロール・ダンスのオーソリティー「あ○ぼ―」さん。
何であんなに真っ黒フサフサか聞いたんだけど、「天然だ」って言ってた。
髪だけ見たら青年だもんなあ。
いいなあ。
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ドラマー立志風雲録

2007年09月04日 | 読書
この本、ドラマー御用達の専門誌「リズム&ドラムマガジン」において、かなり長期に亘り連載している、ドラマーの三浦晃嗣さんの人気コーナーをまとめたものである。
世界の一流ドラマーの歴史や当時の世相背景、そしてプレイスタイルを丁寧かつ素人目にも理解しやすく、ドラム譜をまじえて解説している。
このコーナーは、まだまだ現在進行中であり、9月号のドラムマガジン誌の連載では第106回目ということで、三浦氏の素晴らしい研究心と緻密な分析に舌を巻くばかりだ。
自分は「リズム&ドラムマガジン」誌は創刊号から欠かさず購入して読んでおり、このコーナーも楽しみにしている読者の一人である。
だから殆んど読んでしまった内容であり、ドラムマガジンは捨てていないので何度でも読むことはできる。
しかし、こうして一冊にまとまって店頭に置いてあるのを見ると、ついつい手に取ってじっくりと読み直したくなってくる。

今回、この本に収録されたドラマーの数は66人で、今月までにドラムマガジン誌に連載した数が106回だから、もう少しすればまた第2巻が発行されるのは明らか、といえるのではないか。
だが、きっとこの本を仕上げるのには、内容を吟味して、選りすぐった上での編集だと思うから、第2巻の発行はあるのかないのか分からない。あったとしたらいつになるかはお楽しみであろう。
ましかし、その前に購入したばかりのこの本をもう一度じっくり味わいたい。パラパラと読みながら、改めて三浦氏の執念ともいえそうな各ドラマーへの研究に感動する。

最終ページに掲載されている、三浦氏自信のインタビュー記事や、三浦氏のアイドルである(オレもそうなんですが!)メル・テイラーのドラムセットの解説を読むだけでも、この本を購入する価値があるというものだ。

いかんせん、あえて文句を言いたい。
字が小さ過ぎて、読みづらい。
ワシ、このところ目が弱ってきておるのじゃ。
パソコンを3台見比べている仕事の関係で、この半年で一気に視力が弱った。
暗いところでは、メガネなしではちいさな字はかすんでしまうのじゃ。
くう~。。。
ぐやじいのう。ひ~。
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ロッキンロール・ドラマーのキン○マ根性

2007年09月03日 | ドラム&パーカッション
9月3日(月)
オレはあの流行り言葉は使わない。
例のオカマ?のオッサンが流行らせた「ど○○け~」ってやつ。
あのオッサン、エライ人気なのだろうけど、別に興味はない。
オカマのクセにきれいじゃないし、喧しい。
ま、オカマなんて喧しくてナンボだけど。
オカマっぽいオッサンの生け花屋。
オカマっぽいオッサンの編み物屋。
オカマっぽいオッサンの兄弟。
まあ、見ていて害はない。だから人気なのか。
毒を感じないから、安心なのか。
中国産野菜のほうがよっぽど怖い気がするし。

ま、どうでもいいけど、オレは使わない。
何でかといえば、ただ、オレの単なる“キンタマ根性”で妥協しないだけである。
つまらんことだが。

逆に、オレのキンタマ根性で筋を通したいのは、ロッキンロールドラムでの「一生懸命プレイ」である。
これについては、普段から目指している“ルーディメンツ・ドラミング”の王道からすれば非常に矛盾に満ちていて、相反するものだ。
「でかい音を出したければ、力を抜いて、高いところから落とす。」
「へえ、しかしでござんすよ、ニッポン男児、力を抜いて勝負できやせんぜ」
「腕の重みと、スティックの重みをスティックの先に集中するだけで、でかい音がする。」
「ンなこた分かってますがね、ロッキンロールは汗かいてナンボでっせ」
「スティックの跳ね返りを上手く利用することが肝心」
「理論的にはそうでしょうよ、でも・・・そんなん関係ねえ!でもそんなん関係ねえ!」

実は、オレはつい最近まで、ここんところの矛盾に悩んでいた。
オレからすると、大いなるジレンマなのである。
一生懸命ドラミングは、大きな功罪がある。
“功”の部分は、言わずもがな「一生懸命は美しい」という独りよがりな美談的マスターベーションだ。
だけど、ドンバと観客一体で突っ走る瞬間は、“アノときに恋人と同時にイッちゃった!”的な見事な達成感と、“お前はオレのもんだ!”的な征服感を満たされる快感がある。

しかし、“罪”の部分は、悩みが深い。
終盤、ドラムソロが回ってきたときに身体的事情が応えきれない場合、どうする?という問題である。
すなわちグリコーゲンが使い果たされてしまったとき、高速8ビートの中で、16分音符と6連符をおりまぜた連打ができるか、リズム打ち以上の力いっぱいのソロプレイができるかという問題である。
ここで、力を抜いたルーディメンツ・ドラミングはやっぱりあかんやろ。と思うのだ。

ここは、往年のメル・テイラーのドラム・ソロを思い出して理想型としたい。
レギュラー・グリップの左手であっても、スティックを肩よりも高く振り上げて高速の16連符の連打に手癖の3連符をきれいに転がして決める。
ストレートにロックするという力勝負。
全盛期のメルさんといえば、陸上でいえば王者カール・ルイスである。今で言えば、新王者タイソン・ゲイである。
オカマではなく、ゲイである。
そんなメルさんの真似を、今ではロクに鍛えてもいないもうじき50のオッサンがやったところで、スティックを引っ掛けてひっ転ぶに決まっているではないか。
しかし、気持ちはいまだに新人だ。
オールスターゲームで打たれても打たれても、あくまでスピード・ボールで勝負する、新人の田中投手のように、潔く散りたいのである。
ストレート1本で砕け散る。それは恥であろうか、はたして男の勲章か。
オレは、まだこの“若気の至り”的男の美学を追求する、おかしなオッサンドラマーなのである。
キンタマ根性は永遠に不滅です。

つか、こんなことに悩むドラマーって、どんだけ~って感じだ。
あっ、言っちゃった。
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