駄楽器駄日記(ドラム、パーカッション)

ロッキンローラーの打楽器日記

IHクッキングヒーター

2007年09月08日 | 駄日記
9月8日(土)
今日も日中は真夏日でしたね。
クーラーなしじゃやってらんないって感じで、地球に優しくないっていうか、地球が優しくないっていうか、いい加減秋よ来い!
というわけで、夜はいつもどおりドラム教室でした。
すっかり日が短くなったこの頃ですが、日が暮れても待合室も室温が下がらなくて扇風機をフル回転で回していました。
うちの生徒さんはみんな真面目なんで、欠席や遅刻が少ないのが自慢なんですが、教室に入ってくるときはみんな暑そうでした。

さて、昨日のことですが、ある住宅メーカーさんと会いましていろいろなお話をしました。
近い将来引越しをしたいと思い、あちこちの住宅関係のお話を伺っていますが、昨日の話しはちょっと印象に残りました。
最近は、オール電化の家が増えてきています。
今のうちのマンションは都市ガスなのですが、一戸建てにする場合には考えないわけにはいきません。
TVのCMでも電力会社とガス会社の争いは痛々しいほどのものがあるけれど、実際のところは電気VSガスの骨肉の争いはどんなものか、住宅のプロに聞いてみました。
時代の趨勢に沿って考えて見ますと、九分九厘オール電化の勝利なのではないかという気がしていたのだけど、割とそうでもないみたい。
ランニングコストが圧倒的に変わるかというと、プロパンガスと都市ガスではだいぶ違いがあるとのことでした。
プロパンならオール電化のほうが安くなりやすく、都市ガスなら使用料金のメリットはあまりないそうです。
導入に伴う費用は、オール電化だと70万円ぐらいはかかるとのことでした。でもガスなら数万円のようです。
さらに温水供給源のエコキュート。
導入直後は問題ないけれど、所詮電化製品を屋外に置くわけで、10年後に故障するとしたら修理するより買い替えの時期になるであろうから、その費用は数10万円になるでしょう。でもガスの湯沸かし器は、機器を取り替えても数万円で済むとのこと。
最近、あまり話題に上らないけど、太陽熱温水器。これは最近の耐震の問題とかで、重たい水のかたまりを屋根の上に置くことを嫌うらしく、使う人が少なくなってきているのだという。
そうか~、そんな時代なんだ~、究極のエコ商品だと思うんですけどねえ。

あと、憧れのIHクッキングヒーターについて、ガスに比べて火災やガス中毒の危険度が少ないということは分かりきっていますが、割りと気が付かないのはレンジ周りの汚れだというのです。
見た目はきれいなIHですが、調理時に舞う飛沫や煙は、ガスに比べて汚れが散る傾向があるとのことです。
なぜなら、ガスは炎の上昇気流によって、煙や水蒸気が真上の換気扇に直に吸い込まれていきますが、IHは上昇気流がないので、水平に飛び散るということです。
ですから、換気扇はIHの場合にはフードの大型のかなり強力なものを標準設置するのだそうです。
そして、料理の味もやはり違ってくるそうです。
鍋振りができないので、中華料理のように炎の調節を鍋の遠近で調節することはできません。
また、目玉焼きのような料理ですと、鍋の大きさにもよりますが、ガスのように真ん中に火が当たるわけでないので、ヒーターの当たる位置によって真ん中が焼けないのに端の方だけが焼けたり、焼きムラが生じるとのことでした。

う~む、使ったことがないので、目からウロコのような話だったなあ。
マイ中華なべが自慢のオレだから、鍋振りができないとなると、自慢のチャーハンどうしようか、と悩みます。
でも、まだすこし先の話だと思うけど。
コメント (4)
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