駄楽器駄日記(ドラム、パーカッション)

ロッキンローラーの打楽器日記

ドラマー立志風雲録

2007年09月04日 | 読書
この本、ドラマー御用達の専門誌「リズム&ドラムマガジン」において、かなり長期に亘り連載している、ドラマーの三浦晃嗣さんの人気コーナーをまとめたものである。
世界の一流ドラマーの歴史や当時の世相背景、そしてプレイスタイルを丁寧かつ素人目にも理解しやすく、ドラム譜をまじえて解説している。
このコーナーは、まだまだ現在進行中であり、9月号のドラムマガジン誌の連載では第106回目ということで、三浦氏の素晴らしい研究心と緻密な分析に舌を巻くばかりだ。
自分は「リズム&ドラムマガジン」誌は創刊号から欠かさず購入して読んでおり、このコーナーも楽しみにしている読者の一人である。
だから殆んど読んでしまった内容であり、ドラムマガジンは捨てていないので何度でも読むことはできる。
しかし、こうして一冊にまとまって店頭に置いてあるのを見ると、ついつい手に取ってじっくりと読み直したくなってくる。

今回、この本に収録されたドラマーの数は66人で、今月までにドラムマガジン誌に連載した数が106回だから、もう少しすればまた第2巻が発行されるのは明らか、といえるのではないか。
だが、きっとこの本を仕上げるのには、内容を吟味して、選りすぐった上での編集だと思うから、第2巻の発行はあるのかないのか分からない。あったとしたらいつになるかはお楽しみであろう。
ましかし、その前に購入したばかりのこの本をもう一度じっくり味わいたい。パラパラと読みながら、改めて三浦氏の執念ともいえそうな各ドラマーへの研究に感動する。

最終ページに掲載されている、三浦氏自信のインタビュー記事や、三浦氏のアイドルである(オレもそうなんですが!)メル・テイラーのドラムセットの解説を読むだけでも、この本を購入する価値があるというものだ。

いかんせん、あえて文句を言いたい。
字が小さ過ぎて、読みづらい。
ワシ、このところ目が弱ってきておるのじゃ。
パソコンを3台見比べている仕事の関係で、この半年で一気に視力が弱った。
暗いところでは、メガネなしではちいさな字はかすんでしまうのじゃ。
くう~。。。
ぐやじいのう。ひ~。
コメント (2)
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