駄楽器駄日記(ドラム、パーカッション)

ロッキンローラーの打楽器日記

メリハリ

2007年06月27日 | ライブレポ
いよいよ今週29日の金曜日はPOWDERの浜松メリーユーでの定期ライブがあり、翌週の7月8日には初の三ケ日WATTSでの「真昼のオールディーズ・パーティー」を迎える。考えるだけでワクワクしちゃうような、嬉しくなっちまうロッキンローラーのオレなのだ。
このところライブも練習も遠ざかっていて、毎日ジミで冴えない仕事まみれになっていたが、明日の夜はリハがあるし、自然と気合が入るのである。
仕事の時には思い切り集中して、オフには思い切り音楽に集中したい。まあ、なかなかそうはいかないけれど、そんな理想像を描きつつ毎日を送っている。
この数ヶ月間髪を切っていないので、髪がぼうぼうで久しぶりのリーゼントが決まるかどうかちょっと心配だったりして、自分ながら笑える。
そういやバンドメンバーには頭がクリリンちゃんもいるでよ。へへへ。

自分の新しいスネアの“ジョイ君”のヘッドをCSコーテッドに替えてみたので、実際のライブで音を試してみたくて、血が騒いでウズウズする。ま、ドラマーの宿命つうか、病気だ。だってすごい楽しみなんだも~ん。
スネアやペダルなんかの機材を車に積み込む作業さえ、想像するとわくわくしてしまう。こうなると、一般人からしたらもうただの馬鹿である。
なんで今更ライブに対してこんなに期待してしまうのか。もう何年も何年も、繰り返してきた単純な作業でもあるのに。
これはひたすら、生活のための辛い「仕事」と趣味のバンドという「仕事」とのギャップが大きいからなんじゃないかと思う。
今やっている平日の仕事はけっこうきつくて、疲れてしまって帰宅するとぐったりとする。4月に転勤してから目いっぱい真剣にやっているが、ベテランの先輩レベルには程遠くて少しも気が抜けない。
だからこそ、オフにはじける事のできるライブ活動が恋しくなるのかなとも考える。
こういうメリハリはいい方向かな、なんて思える。
どっちの仕事も真剣に打ち込むというのはけっこう難しいと思うけれど、今はそんな感じなので悪くはないかなと思う。
逆に音楽が生業になってしまうと、こんな楽しさワクワク感は消えてしまうことは言うまでもない。う~む、微妙だなあ。がく。
さあて、気を取り直して今週金曜日のメリーユー、再来週7月8日(日曜)のWATTSライブに、ゼヒ皆さん来てね!
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叱咤激励

2007年06月26日 | ドラム&パーカッション
自分のドラム教室の一つのテーマは「叱咤激励」かなと思うこの頃であります。
生徒さんはそれぞれ個性が豊富で、年齢も違えば目的も違う。
毎回低年齢の少年から年配のお父さんもいらしてバラエティに富んで飽きない。しかし、少し前にお嬢さんが辞めてから、今はメンズワールドである。う~むザンネン!
年齢層はやはり中高生が多いのだけれど、20年近くやっていると、その中高生がかなり様変わりしてきているようにも思う。
よくあるパターンが、高校1年生の春にやってきた可愛い少年が、高2になって耳にピアスが付き、毎週同じジーンズや靴が、お母さん調達物から流行りもんの高そうなものに変わっていくことぐらいだ。特に、靴はスクールシューズから、いきなり2万円ぐらいの本革スニーカーに変わる瞬間があったりして、目を見張るものがある。
しかし、見た目とは別に一般的にはずっと素直で前向きで、こちらからすれば可愛いままだ。ちょっとしたことを褒めると誰もがみんなハニカミ王子になって可愛いものだ。
殆んどの場合、高三の受験シーズンに辞めていく場合が多く、それ以来教室にも来ないし、街中で出合うこともまずない。

さて、何が「叱咤激励」かといえば、申し訳ないけれど生徒さんの中には必ず伸びる子と、どうやっても伸びない子がいて、その違いは初めて会ったときに分かる、というか直感があります。
そして、見込みのある子には「叱咤激励」を、あまり見込みのなく思える子には「褒めて伸ばす」をしています。
できる子には、叱咤して、気持ちを煽ります。「お前はやればできるはずだ」ということです。でも、これは最近危険な考えかもしれません。
誰でもチヤホヤすれば、気分がいいのでそこそこ頑張って上達します。でもそんなのは張りぼての自尊心でしかありませんからすぐに次の厚い壁がやってきて、一歩も前に進まなくなってしまいます。上達すればするほど、壁は厚く、重くのしかかってきます。
そんな時は、チヤホヤしていたら甘えてきて努力を怠ります。必ず「わかんない、センセーやってみて」という言葉が出てきて、自分で思考停止してしまいます。
伸びない子は、それでいいので楽しさだけを知ってもらえればヨシとしますが、できる子は今度はここで叱ります。「自分で考えてみな」「おまえならわかる」「今のうちに苦労しておけ」「1から出直しだ」みたいな感じです。
これは一種の賭けでもあります。ついてくる子は一瞬むっとはしますが、いずれ自分で自己解決して壁を乗り切ります。そんな子は、いつかオレを勝手に乗り越えていってくれます。でも、そうでない子は次の週から来なくなります。
最近は、後者の数がやたら増えてしまっているように感じます。非常に悲しいことです。

つい先日もそんなことがありました。
自分としては叱咤激励のつもりが、本人にとっては傷付けられたと感じたのか知れません。その点は大いに反省すべきかもしれませんが、有望だな、伸ばしたいなと感じていた生徒さんがいきなり叱った翌日に辞めるというのは、悲しい限りです。
ま、これもひとつの縁だったのでしょうが。

中には、長さんふうに「ダメだこりゃ」と思える子が、2年以上経ってメキメキと腕を上げる場合もあります。そんな場合というのは、高校生になってバンドを始めて、いろいろな場所で練習したり演奏したりして、自分なりに課題や目標を見つけて、自分なり考えることができると、驚くほど上達できるものなのです。
やはり、音楽は「知識」と「基礎練習」と「現場力」が噛み合ってこそ、上達するものだと思います。
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この一週間

2007年06月23日 | 駄日記
PCの不調から、このところすっかり日記から遠ざかってしまった。こんなことは今まで一度もなかったんだけど。
日記を書いている途中でいきなりPCの電源が落ちるという事象が続いて、あまりにも気持ちが萎えてしまったというのがその事情なんだけど、今週1週間の出来事といえば昼間の仕事に追われ、ドラム関係のネタもあまりなかったから、逆に「日記をアップしなきゃ」という強迫観念じみた焦りから脱皮できてよかったと思えるようになった。
けっこう仕事人間化していて、毎日残業をして帰宅するとくたびれてしまって風呂とビールでハイお仕舞いって感じの1週間だった。
しかも朝は早起きして、天気がよければメタボ対策のウォーキング&ジョグが楽しくて、夜更かしができなかったので、あらゆる面でまあまあちょうどいい感じという状況だった。
ま、自分にいいように考えなおすことができて、オレも丸くなったんでしょうかね。これを老いとも言うけれど・・・

さて、PCはいずれ修理することとして、今夜は余裕を持ちつつ、下書きをしてからアップできるならしようかな~ぐらいの軽い気持ちで書いています。
今週1週間の間に良くわかったことだけど、このPC、普通にTVを観たり録画するだけなら全く問題はなかった。PCが必ず落ちるときは、ノートンのウィルススキャンの終わりがけのところか、ブログを編集画面で書いている時に決まっているのだ。
だから、さすがにノンキなオレも多少の学習能力はあるので、ブログはテキストとかワードで書いて、アップするときだけ編集画面にするということにした。
というわけで、これで無事アップできればこの考え方はまあ当たっているということなのかな。

今朝、近所の緑地公園を1時間強ウォーキング&ジョギングして、かなり汗をかいてから体重を計ったら、当面の目標を切るまでにあと200gだったので、非常に嬉しかった。でも朝飯を思い切り食べたら1kg以上元に戻りましたけどね。
しかも、あれだけ頑固に痛んでいた膝と腰の調子がすこぶる調子がよく、歩いたり走りながらいつ悲鳴を上げるのか恐る恐るという感じだったのに、今のところなんともない。
モチロン、走り出す前には汗が出るくらいに準備運動をし、最低5分はストレッチをして足腰の筋をしっかり伸ばすことにしている。年を取ると忍耐が必要だし、また我慢できるようになるものなんですね。
若い頃はそんな時間がもったいなくて、朝起きたらいきなり走り出していた。それが原因で膝と腰を壊したのは言うまでもないけどね。

オレ自身がダイエットをしなきゃまずいなと思いだしてから、もう1年以上になると思うが、行動を起こしては何だかんだとストップしていた。それは腰や膝の痛みの他に、朝起きられないということがあった。起きたとしても、胃が気持ち悪かったり、気持ちが燃え上がらなくてまず外に出る気になれないというものが大きかった。寒くて暗かったからなのかなあ。オレってこういうときは超スロースターターなんだよね。
そして、このところ早起きをしだしてからは1~2ヶ月が過ぎたんだけど、実践しだしてここにきてやっと効果が現れだした。体重とか体脂肪の目標値として、本当はまだまだのところだけど、履けなくなっていたズボンが少しずつ履けるようになって、無駄な衣料費を節約できるようになってきたのはありがたい。

市民税がバカみたいに値上がりして給料が激減した。年間にしてスーツ2~3着分は軽く税金に変わってしまっただろう。仕方がないので、無力な小市民は努力して費用を抑えるしか方法がないのだ。
くっそー。
悪法なれど、与党政府の決めた方針だから従うしかないのだ。
あと、もう少ししたら消費税は10%になるだろうし、オレ達は自給自足の道を模索しなくちゃならないのか?それは無理だな~。くく・・・苦。
いかんいかん!オレ、愚痴を言ってやがるぞ。いいほうに考え直さなきゃね。ひ~。
継続は力なり!
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ちゃちゃっと・・

2007年06月18日 | 駄日記
6月18日(月)
いつPCが切断するかわからないので、ちゃちゃっと書きます!
あ~情けね。。。

土・日とすこぶる天気がよく、気持ちのいい週末でした。
昨日は特に家庭サービスに徹しまして、オヤジクタクタで日記どころかメールチェックすらしませんでした。
とはいえ、何とかしなきゃいけないので、屈辱を感じつつも、次の平日休みに修理に持って行こうかな。「悔しいです!」(ザブングルの顔でね)

写真は、土曜日の公園の画像。
いい天気で暑かった。
昨日は、久しぶりにプラネタリウムを観に行きました。
今、番組としてアニメ「ワンピース」のキャラクターを中心に製作されていて、子供たちには人気があるようです。
残念ながら、オッサンのオレには何が何だか全くわかりませんでしたが。
でも、久しぶりに見る満天の星は、心安らぎます。
安らぎすぎて途中からしっかりと眠ってしまったことはいうまでもありません。とほほ・・

そして一家揃ってファミレスで食事。家庭サービスの真骨頂って感じで。
しかしファミレスって便利だけど高いねえ。何でも頼めと言ったはいいけど、アレとこれとアレとこれなんてやってると、一人当たりの単価が跳ね上がります。
昼間のビールを控えたオレが一番安かったかもしれない。
一気に財布が空になりました。
セコイ話ですいませんねえ。

「家庭サービス」という言葉について一言。
かつてこの言葉が出てきた頃、こんな意見を聞きました。
「一家の主(あるじ)が家族に対してサービスなどというのはそもそも考えがおかしい。家族同士で休日を楽しく過ごそうというのは当然であり、それが苦痛であったり楽しくないのなら一家のあるじ失格である。こんな言葉で被害者意識を持つこと自体、家庭が崩壊している証拠である。」みたいな言い分だ。
この言葉は、おんなこどもの考えとしては、至極当然だと思う。
しかし、オヤジからすれば、やっと与えられた休日に家族で出かけることこそ、体と精神を使い果たす疲労困憊の一日なのであって、残念ながら自分自身の心から楽しめる休日ではないのだ。

ここまできて、またPCにプッツンされたのでまた出直します。
保存しつつ、プッツンされつつ・・・・
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おいおいPC

2007年06月16日 | 駄日記
6月16日(土)
今日もやられました~。
日記を書いている途中、プッツンですわ。
やっぱり、問題はPCの熱なのかな~。

まったく、気持ちが腐ります。
でも、今週はいろいろとありましたから、書き直ししま~す。

今日は、我が家のアイドル君の2歳の誕生日。
少年の一番喜ぶことをしてあげようと、近所の公園へ徒歩で行って遊具と人工の川でお遊び。
へへっ、かかった費用はただですが。
梅雨の真っ最中と思えぬいい天気で、大汗をかいて大満足の様子だったのでよしとしましょう。

今夜はドラム教室だったので、張り切って出かけました。
すると生徒さんたちは、先週に引き続き一人も休まず、嬉しい悲鳴でした。
休憩時間が全くないのでやたら疲れますしトイレにも行けませんが、ヒジョウに充実します。
ま、いい日でした。

今週はメチャ早起きしてまして、昨日も今日も5時半前に起きてます。
そして朝日の登った公園に出かけ、たくさんの老人と一緒にしっかり運動をして汗をかいてメタボ対策に打ち込んでいますが、その分夜は全くダメです。
夜更かしできないくせに、今夜は頑張って書いていますが、また先ほど切れました。
ぐすん・・・・

保存しつつ、書きつつ、プッツンされつつ。
また明日、出直しだ!
くそっ





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日記の更新できない理由

2007年06月14日 | 駄日記
先週から早寝早起きを心掛けていて、朝は5時台に起きてウォーキング&ジョグしてます。
近くの緑地公園で約1時間程度汗を流して、シャワーの後には、朝ごはんをしっかり作っていただく。(モチロン自分で作る)
仕事に出かけ、帰宅後早めに食事&ビア&TVで眠さ100%となり、子供より先に眠ってしまう。
そんなわけで、日記のアイディアを考える間もなく、一日が終わるのでした。
でも、夜勤で遅くなったり、今日みたいにバンド練習があったり、毎日早寝はできない。
だからそんなときは日記を書こうと思うわけなんだけど、そこで事件が起こった。

ウチのPCはノートンのウィルススキャンが、毎週金曜日の夜に自動的に始まるんだけど、1時間ぐらい動いたあと、PC自体の電源がプツッと言って切れてしまったんだ。
途中でいきなり電源オフだから、日記を書いていても一切保護されなくて消去してしまう。
しかも、「問題が1つあります」と表示されるのに、その問題が特定されないから何の問題かさっぱりわからない。
あれから毎日、エラーの問題解決というところをクリックして、ウィルススキャンを1時間ぐらい見守ってはプッツンの繰り返しで、一向に問題は解決しないままなのだ。
PCが壊れてるのかウィルスに侵されちゃったのか、皆目見当も付かない。
「教えてgoo」で検索しても、「ノートンHP」で調べても、ウィルススキャンで勝手に電源オフというウィルスって、今はないみたいだ。
一体なんなんだ?

書きかけの日記はどこかに行ってしまって2度と戻らない。
アイディアは一旦消えると、もう燃え上がらないのだ。
そう、恋の炎のようにね。へ、へへ、へへへ。。。。あ~、くっせー。

つーわけで、こんな理由なんです。
ごめんましょう。
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真昼の“Oldies Party”Vol.1

2007年06月11日 | バンド
三ケ日のWATTSで行われる7月8日(日)のライブイベントでありますが、もう1ヶ月を切りました。
演奏者としてもヒジョ~に楽しみにしているこのライブ、タイトルは「真昼のオールディ-ズ・パーティ」といいます。
奥浜名湖の湖面が見えるライブステージで、日曜日の真昼間に、古き良き懐かしのオールド・ミュージックとともに飲み・食い・踊っちゃおうというコンセプトであります。
モチロンじっくり聞くもよし、店の外ロビーに出て聞いていてもそれもアリ。
向いの海岸に出ても、気持ちよく店内の音楽が流れてきます。
もう、何でもあり状態な感じだけど、演奏はバッチリ聞かせます。
オレ達POWDERはもちろん、豊橋の若手の人気バンド「The Chirol」さんが出演して、若さバリバリの演奏をお聞かせします。
彼らの選曲が渋くて、ありきたりなオールディーズばかりじゃ飽き足らず、思わぬレアな名曲もレパートリーにしています。
POWDERのおっさんドラマーとして、若いのにシブい彼らの演奏をものすごく楽しみにしています。

POWDERでは、かつて奥浜名湖のホテルのプール脇での夕焼けライブを何年間か続けて行いましたが、なぜかいつも雨との戦いでした。
雨さえ降らなきゃいいシチュエーションで、メンバー一同大好きだったんだけど、何だかいつも雨降りだったみたいな気がします。
メンバーに雨男でもいたのでしょうかねえ?へへへ。
でも今回は、万が一雨が降っても大丈夫。屋根がありますからね。
今回、POWDERはゲストヴォーカルにあの“アキラ”氏を迎えて、またまたすっごく楽しいライブを行います。
今から、何をやろうか考えるだけでワクワクしちゃいます。
皆さん、お楽しみに!

そういえば、先日チケットを受け取りに行ったとき、店内が少し模様替えされていました。

ライブがお休みの喫茶タイムには、ステージにテーブルが並んでいました。
う~ん、こりゃすごくいい景色がコーヒーとともに味わえますな!

そして、その時に焼きたての美味しいスコーンをいただきました。
試しに焼いたというそのお菓子は、クッキーより柔らかく、パンよりも香ばしく、生クリームとメイプルシロップによく合って、絶品でした。
妙にいい香りが漂っているなと思ったんだけど、運がよかった。
お試しだったので、コーヒー代だけでした。むふふ。
皆さんも、昼間の喫茶タイムに行かれたらどうですか?
思わぬご馳走がいただけるかも?

さて、7月8日のライブチケットは、1ドリンク付きで1,500円です。
ご連絡くださればチケット取っておきますよ~。
お子さん連れでもOKですので、ぜひお越しください。
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P・P・Fのシークレットライブで飛び入り

2007年06月09日 | ライブレポ
6月8日の夜“ハウス・オブ・クレイジー”に行ってきた。
この夜は正規のライブ・イベントではなかったが、オープン・マイクに“P・P・F”がエントリーしているという話があり、じゃあオレ達“生クリーム”も飛び入り演奏しちゃおうか、みたいなノリで“生クリ”メンバーのリーダーでギターのべーちゃんとベース&ボーカルのN・Andrewとの3人ででかけることにしたのだ。
20:00ごろH・O・Cに到着すると、正式のライブというわけでもなく雨模様のいやな天気だったにもかかわらず、多くのお客さんが“P・P・F”のライブステージを楽しみに待っていた。
そう、もちろん“生クリーム”はシークレットでの飛び入りなので、誰も知らないのである。
テーブル席にはビールや焼酎などのアルコールと灰皿が並び、いつもより年齢層の高い40~50代のお客さんたちは、通常のライブのような雰囲気で、久しぶりに会った昔なじみの仲間たちと会話に花を咲かせてライブ前のザワザワした雰囲気を楽しんでいるようだった。
その中にはもちろん“P・P・F”のメンバーもいて、オレは久しぶりに会った先輩ミュージシャンの顔を見て懐かしさを覚えた。
自分も25年以上昔には、メンバーとしてドラムを叩かせてもらっていた。まだひよっこの頃で、ろくにまともに叩けないくせに夢と情熱だけでものをいう生意気なやつだった。
その頃、「パワーがある」という理由だけで声をかけてもらって2代目ドラマーとして採用してもらったのだけど、練習のたびに思うように叩けなくて落ち込んでしまったのを思い出す。そして、3~4年?ほど在籍させてもらったと思うのだけど、ある日のライブが終わったときに、オレは突然修行に出たくなり「今日でバンドを辞めさせてください。」と言い出して、本当に辞めてしまった。でも、修行に出るわけでもなく、先輩メンバーの皆さんにはものすごい失礼な辞め方だったので、今でも思い出すと胸がきゅんとする。すみませんでした。。。

さて、“P・P・F”のライブが始まった。最初は2曲だけの演奏で、久しぶりのクレイジーで様子見という感じだったが、久々の小林さんのカッティング・ギターが冴えていた。

小林さんは、2月に“バークレイ”でトリオで演奏しているのを見て、それから少しお話したのだけど、病み上がりにもかかわらずお元気そうだったので嬉しく思ったが、今度はバンドなのでより元気に演奏しておられた。
最初の演奏はあっさりと終わり、お客さんの「もっとやれー!」のブーイング?の中、次に登場したのはオレ達“生クリ“である。
今回の“生クリ“というかオレのコンセプトは、「5月5日のリベンジ」だった。あの日、オレはどうにもこうにも調子が悪く、ノリが出ないうちに終わってしまって、残尿感?に満ちていたのだ。
しかし、今夜は“P・P・F”の久しぶりのライブなので、オレ達は前座である。前座より先にメインイベンターが演奏したが、お客さんの誰もがまたすぐ出てくるはずの“P・P・F”のライブが見たくてしょうがなかった。
見事なほどに需要と供給のバランスが崩れたオレ達の演奏だった。ひ~。

そんなわけで、リベンジは次回の持ち越すことにして、オレ達はさくっと演奏してさっさと引っ込んだ。今度は誰もアンコールのブーイング?はしなかった。
だけど、今回の演奏のクオリティ自体は決して悪くないと思った。次のリベンジの機会が楽しみだ。
いつも思うが、こういう演奏の場で、新たに自分のドラミングの課題みたいなものを見つけることができて、とても感謝である。すごいヒントが手に入った。
いつでもただでは帰らないオレなのだ。だは、だははは。へへ。

そして、いよいよ“P・P・F”の本チャンライブが始まった。
小林さんのギターはいよいよノリにノッてエンドレスだった。曲が終わると得意なワウを使った「ツクチャカ・ツクチャコ」というリズムに、山ちゃんの腹で弾くベースが乗っかって、ドラムが続く。
この曲が終わったと思ったら、次にはファンキーなリフを弾きだして全員を引っ張る。これぞ、小林節である。ギターのかっこよさを独り占めしていた。本当に唯一無比のギタリストである。かっこよすぎる。
そして、細野さんのヴォーカルに重なる小林さんのコーラスも、衰えることなくいい声だった。

また、細野さんのオトボケキャラは健在で、往年の迷曲「新箱根ラプソディ」で観客を大笑いさせてくれた。
何で“迷曲”かといえば、これはオレが25年以上前に在籍していたときにアイデアを出して皆で作ったコミックソングだからなのだ。懐かしくて、笑えて、涙が出そうになった。
オレ達はこの素晴らしいライブを堪能した。
また近いうちに次回があると思うが、オープンマイクの場合には情報が入りにくいから要注意である。
オレ達“生クリ”もシークレットでリベンジし続けそうだ。
アマチュアミュージシャンの皆さん、H・O・Cのオープンマイクに楽器を持ってどうぞ。
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ドラムヘッド当たった

2007年06月08日 | ドラム&パーカッション
「タンポ~ン♪」
仕事が休みで家にいると、宅配便で荷物が届いた。
箱を見ると“Pearl”のロゴが。
うほっ、やった!
ドラムヘッドが当ったのだ。
これは、パール社のスネアドラム購入者を対象としたキャンペーンで、スネアの箱に入っている応募ハガキを送ると、レモの好きなスネアヘッドが2枚当たるというやつなんだ。
自分は、先日パールのスネア“ジョイ君”を購入したので、早速応募してみたというわけなんだけど、オレってくじ運ゼロを誇る(誇ってどうする!)もんだから、当たることはまずないなと思っていたのだ。
応募したハナから諦めていたぐらいだから、メチャクチャ嬉しい。
思わずモンキッキ風に「ウレCY!」ってやっちゃったぐらいだ。

当たったスネアヘッドは、CSコーテッドとルネッサンスの2枚。
スネアヘッドって、1枚あたり2~3,000円以上するから貧乏人には助かるし、必要に迫られないとなかなか購入しないから、こうして実験的に試すことができることはありがたい。
では、なぜこの2枚を選んだかというと、答えは簡単だ。
“ジョイ君”のサイズは13インチで、スネア専用ヘッドの種類はたくさんあるけれど、サイズは14インチに限定されていて、選択の余地がこれしかなかったというわけなのだ。
だから、パワーストロークコーテッドやピンストコーテッドという厚めのスネアヘッドは、試してみたくてもはじめから無理な相談というわけだ。
皆さんも、もし13インチのスネアで遊ぼうと思っておられるなら、そこのところをよくご理解いただいて、挑戦してちょうだい。

スネアヘッドについて、今までの経験から勝手に放言するならば、スネアヘッドというのは厚めのヘッドはつまらない。音が詰まってしまってつまらない。そんなふうに思っている。

「スネアは薄めの~皮がいい~♪」(八代亜紀さんの舟歌ふうに)

ただし、CSコーテッドはスネアにはよく合う。
スティックの当たる中央部が厚いので強度もあり、周りが薄いので音が伸びて、音が明朗だ。しかもドットは裏側に張ってあるので、ブラシも自由に使える。
このヘッドはいずれ購入するはずだったので、助かる。

また、ルネッサンスのヘッドは結構値段が高いので、なかなか買えないんだけど、いままで使っていたウッドのスネアには、ヴィンテージっぽいルックスがよく似合っていい感じだった。
また、ルネッサンス独特の音がとても個性的なので、スティールの“ジョイ君”がどんな音で鳴ってくれるか、またルックス的にどうなのか、早く試してみたい。
ありがたいなあ。楽しみだなあ。
パールさん。ありがとさ~ん!
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テンポの話(4)

2007年06月07日 | ドラム&パーカッション
終わったと思わせてまだまだ続いちゃうテンポ(チ○ポじゃないでね)の話。
オレはしつこい男なのだ。マムシのhey3と呼ばれてる、って違う。
町内会ではバンビちゃんと呼ばれてるんや。
「えっ!ゾンビちゃん?」

さて、曲のテンポと言えば、ドラマーとしてハシリ、モタリについてが非常に気になるところですが、ハシるといえばこの超有名なこの名曲を紹介しよう。
ザ・ローリングストーンズの「ホンキートンク・ウーマン」であります。
チャーリー・ワッツのドラミングは、イントロのカウベルが110ぐらいのテンポで始まったかと思うと、歌が入ると同時にスピードアップし、125ぐらいで落ち着きます。
始めが非常にゆったりと始まるので、ハシるイメージがすごく大きいのですが、実際には125程度なので、それほどではありません。
しかし、この曲についてハシるなんていうのは、ドラマーの思い違いであります。
この曲は、ちっと走ってなんかいないのです。
この曲は、こういう曲なんです。チャーリー・ワッツはじめ、ローリング・ストーンズのメンバーがこう決めてレコーディングして納得して全世界に販売した、こういう形態の名曲なのです。
それをとやかく言っては傲慢です。どんな文句があろうとも、オレ達単なるリスナーは素直に受け止めなければいけません。

ところで、このところ明けても暮れてもテンポのことばかり考えている(うそ)オレなのですが、夜は夜で、POWDERの持ち歌のテンポを調査しております。
つーことで、その作業、けっこう原曲を探すのが大変なのでなかなか捗りましぇん。
ですが、やってるうちにいろいろなことがわかってきました。
昔の名曲は、非常にテンポが揺れている、ということです。
オールドミュージックは、いろいろな実験的なことをやっているので、転調、ブレイク、リズム展開が多く、その都度テンポが揺れ動いています。
現代音楽のようなドンカマがない時代、いかにもアナログな録音をしていたので当然ですが、いやあ実に興味深いものがありますね。

さてここでPOWDERの演奏テンポですが、原曲が遅く感じる曲に対して、当然テンポアップしているかというと、割りとそうでもなく、ステージの曲の配分でテンポを変えていることがよくわかりました。
ワンステージ10曲として、序盤はゆったりめのポップスを速めに、そしてロッキンロールはほぼ同じテンポで演奏しています。
中盤のポップスは、原曲よりもむしろゆったりと、そしてバラードは必ず決まったテンポがあります。速すぎず遅すぎず、6/8のリズムは70~73ぐらいでやっています。これはモチロンわかってやっていました。全体のバランスを考えた上でのことです。とはいえ、バラードでそれほど極端に速かったり遅すぎる曲はありませんから、こんなものだと思っていましたけどね。
後半はイケイケになるので、計測不可能な速さもあります。
速いときは、4ビートのロッキンロールですね。
原曲を無視して、POWDERのオリジナリティに満ちた演奏になっています。
考えてみると、丸コピの曲は演奏とかコーラスやテンポもできるだけ忠実に、崩すときはノリを重視して原曲のテンポを無視するほどに崩してしまっています。

それが良いか悪いかは、聞きに来てくれたお客さんがどう感じるかだけですので、ゼヒ聴きにお越しくだされ。
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