駄楽器駄日記(ドラム、パーカッション)

ロッキンローラーの打楽器日記

リンゴのドラミングのキーワード

2017年06月30日 | ビートルズネタ
我らがスター、リンゴ・スターのドラミングについて勝手な持論を述べるシリーズの続きであります。
今まで、「ビートルズ・サウンドの秘密をドラマー目線で考えると、リズムの要のリンゴのスネアの重さがキーポイントであるのではないか」と考え、そんなことをチマチマと書きました。
ザ・スターキーのドラマーとして5年間コピーをしてきて考えた一つの結論ですが、これをうまいこと言い表すキーワードがあります。
「餅つきぺったん」
なんじゃそれ?と思うかもしれませんが、これがまたピッタシなのであります。
実はこの言葉、オレのオリジナルじゃありません。
始めの頃に、ポール役のミッチーがリズム固めをしている時に言った言葉です。
リンゴのドラミングの全てに当てはまるわけではありませんが、ある時期のドラミングはこうだったんです。

ビートルズの中期を代表する名盤「ラバー・ソウル」の1曲目「Drive My Car」は、当時流行していたR&Bのリズムを取り入れた名曲ですが、このリズムが「餅つきぺったん」なんですね。
イントロの一拍食って入るギターのフレーズからドラムのオカズが一瞬「アレレ?」というトリッキーな曲ですが、曲中のリズム自体はどっしりとした8ビート。
このどっしりとした重たさが、餅をついたようなR&B特有の粘っこさを出しています。
これをミッチーが餅つきぺったんと上手いこと表現したというわけ。
このアルバムを通して落ち着いたどっしり感が漂っていて、名盤と言われるゆえんナシバラハウンドッグなんですね。
さあ、皆さんも餅つきぺったんで粘り腰!?

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リハでした

2017年06月29日 | ザ・スターキー
6月29日(木)
今日はザ・スターキーの定期リハ日。
次回のライブに向けた演奏曲の絞り込みなどをじっくりと。
今回もお客さまが。

つか、第6のスターキーか?(笑)
次回のライブでは、新曲および久々の曲など候補が目白押しで、メンバーみなやる気がいい感じであります。
どうぞお楽しみに。

ところで、今日はメンバーの間でもNHKの朝ドラ「ひよっこ」の話題が出ていましたが、みんな見てるんだって、ちょっと笑えました。
今日はビートルズの初来日から51年目。朝ドラもいい感じでリンクして盛り上がっています。
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ジメジメしてない

2017年06月28日 | 駄日記
6月28日(水)
6月も終盤で梅雨真っただ中だし、毎年このシーズンは湿気にやられているはずですが、今年はあまりジメジメしていませんねえ。
地域差もあるので一概には言えないんですが、ここ東海地方は気温も湿度もそんなに厳しくありません。その証拠に、少なくとも今年、まだ自分は家でエアコンをつけていないのです。
扇風機は回しますが、それで充分なんですよね。朝方は寒いくらいだし。
過ごしやすいっちゃあそうだけど、これも一つの異常気象かなあ。。。

なんだかなあ。フツーがいい。。。
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BRAIN 月に一度のリハ

2017年06月27日 | バンド
6月27日(火)
今夜はブレインのリハでした。
ウェストコーストとかGFRとかCCRとか、節操がないっちゃあそうだけどいいもんはいいんだと、オジサン世代の70年代のロックを楽しんでいます。
8月5日(土)にライブが決まったので、メンバー一同気持ちが高まってきております。
楽しいです。でもそれだけじゃなく、ちゃんと聴いてもらえるレベルにしなきゃまずいです。
めっちゃ素敵なボーカルの近藤さんの歌を引き立てなければいけましぇん。。。責任重大っす。
頑張ります!!
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好きなリンゴ

2017年06月26日 | ビートルズネタ
へーの好きなリンゴ。
「スターキング・デリシャス」「ふじ」「津軽」。じゃなくって。。。

リンゴさんのドラミングで好きなスタイルですよねぇ。(笑)

公式アルバムでのリンゴさんのドラミングは、何かと注文が多い中でのびのびとプレイしにくかったんだろうと思われます。
しかし、213曲と言われる公式曲の中には、奇跡のドラミングと呼ぶしかない名演奏を聞かせてくれています。
では、どの曲が奇跡なのかと問われれば、ここは聴く人の好き好き、好みは自由なのでいろんな答えがあるんでしょう。
「In My Life」の個性的なドラミングが最高!と言われればそれはそれで納得ですし、「Ticket To Ride」のタムへのアプローチが大好き!と言われたら激しく同意!となります。
けれどやっぱりオレは、個人的にはもちろんロックンロールを叩くリンゴが一番ですね。あくまで個人的感想ですけどね。
何度も言っていますが「Long Tall Sally」のドラミングはまさに奇跡。誰にも真似できないプレイです。いや、みんな真似しまくってますが、あの勢いには勝てないです。
さらにアンソロジーに収録されている「I Saw Her Standing There」のライブバージョンはスタジオ盤の数倍ノリまくっていて、まさにリンゴ節の独擅場。
やはり、リンゴさんはライブドラマーなんですよね。
スタジオ盤でも、すごいプレイはいくらでもあって、「Thank You Girl」におけるエンディング近くのフィルインなどは、ノリノリでライブ感覚で叩いた感じがすごく出ていて超かっちょいいんです。

てなわけで、きりがないので今日はここまでにしますが、サイコーなリンゴさんのプレイ集、また書きましょう!ヤッホ~!!
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リンゴのドラミング

2017年06月25日 | ビートルズネタ
昨日の続きであります。

ビートルズ・サウンドの要、リンゴ・スターのドラミングの秘訣とは。
自分が思うに、それはスネアの重さではないかと。
リンゴの使用していたスネアはラディックのジャズ・フェスティバルという、メイプル材の薄いシェルなのでスネアは軽いのでは?
なんて、そういう話じゃありましぇん。。。
スネアのタイミングが軽いか重いかという話であります。
普段気にせず聴いていると、リンゴさんの軽やかなドラミングは、「軽い」というイメージがあったりします。
「ア・ハードディ・ナイト」、「ヘルプ!」などのスネアは、かん高く、まるでメタルのスネアのようにカンカンと鳴っています。
もちろん、レコーディング時にテープスピードを変えていたりするので、聞こえるスネアサウンドやタイミングが軽くなるのは百も承知の上。
また、スターキーのメンバーも「テンポ感ではなくスピード感ががリンゴは違う」などと抽象的なビートルズ哲学をぶつけてきたりして、自分も敢えてスネアのタイミングを「軽め」方向へシフトしつつ演奏してきたわけです。
ザ・スターキーはまる5年継続していますので、けっこう長い事、意識をそう持って演奏していたことになりますね。

ところが、それってちょっと違うんじゃないかなと、このところ疑問を持つようになってきました。
それは、自分なりにいい演奏をしたように感じたライブの録音をプレイバックすると、逆におかしかったりする。いや、以前からそうなんですが、後で音源を聴いて反省しますが、「いい演奏」というものが、意識して軽めのスネアを叩いた時にリンクしない。不自然なのであります。

YouTubeで古い映像を確認しますと、リンゴさんはスティックをスネアに押し付けるように叩いています。
「むむっ、これかあ~」なんて思ったわけです。実は、このリンゴさんの「クセ」は、ずいぶん前から知っていました。
けれど、このクセはいいクセではないと勝手に思っていました。なぜなら、ドラマーとして考えた時、スネアをヒットした瞬間にスティックを押し込むと、サウンドが変化するんです。
例えば、抜けのいいチューニングしたスネアを、「スパ~ン!」と叩いた瞬間にスティックでヘッドをぐっと押し込むと音が詰まります。するとナチュラルなスネアのサウンドが台無しになるんではなかろうか?と、どこの誰が考えてもそう思いますよね。
しかし、それをリンゴさんがやっていたんです。
そうすることで、スネアのサウンドというより、タイミングが遅くなるのではないか。

実際にそれを意識してみると、次の小節の準備が遅れることによって、全体のリズムが重くなるのです。
これがリンゴさんが作る、ビートルズサウンドの秘訣じゃないか、と思うわけなんであります。
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ビートルズ・サウンドについて

2017年06月24日 | ビートルズネタ
今日は、少し真面目にドラムについて考察。いや、いつもふざけてるわけではないんだけれど。。。
今日はビートルズ・サウンドについて。ありゃま、いやにでっかい風呂敷広げちゃったなあ。

「ザ・ビートルズのあのサウンドの秘訣とは?」
少しでも本物のビートルズの演奏に近づけたいと願う、我々ザ・スターキーを含めてコピーバンドの皆さんの究極の命題であります。
秘訣と言うと、なんかパッパッと料理に加えるとあら不思議、深みとコクが出て旨~いなんていう、「味覇(ウェイパー)」とか「創味シャンタン」のような調味料のようなものがあるのかと言えば、それはない。
何と言っても、4人の天才が織りなした芸術品。
歌に関しては言うまでもありませんが、ジョンのギターのカッティング、ポールのベースなんてホント聴けば聴くほど天才だと思うし、ヘタウマのように言われることすらあるリンゴの独特のドラミングこそ、天才の証。
さらに、5人目のビートルズと称されたプロデューサー、ジョージ・マーティンのアレンジがあっての完成型。
それを一つ一つ紐解いていくのは、トーシロのあたしにゃそりゃ無理。専門家によって既に今まで世界でいくらでも分析されてきただろうし、そういう本を読むと楽しいしよくわかります。

自分はドラマーなので、やっぱり天才リンゴのドラミングを研究しております。
ポールやジョン、ジョージはなぜ、ピート・ベストを首にしてまでリンゴ・スターを加入させたのか。それはやはり、あのリンゴの躍動するドラミングに惚れ込んだと言うほかない。
若者だったビートルズのメンバーは、ロックンロールが大好きだった。そこには、ピートのドラミングじゃ物足りなくて、ライバルバンドのドラマーだったリンゴのガツンとパンチのあるドラミングがどうしても欲しかったんでしょうね。
初期のビートルズのドラミングはまさにリンゴ節にあふれているわけですが、ただ、デビュー曲「ラブ・ミー・ドゥ」では、リンゴはジョージ・マーティンに認められず、セッションドラマーのアンディ・ホワイトに差し替えられるという苦汁を飲んでいます。ロックンロール・ドラマーとしては最高なんだけれど、器用なドラマーではなかったということでしょう。
リンゴのバージョンは、アルバム「パストマスターズ1」で聴くことができて、決して悪いとは思わないけれど、リンゴじゃなくてもいいというか、リンゴの良さが出せる楽曲でもないと思う。
また、のちに発表されたアルバム「アンソロジー1」では、ピートベストの演奏による「ラブ・ミー・ドゥ」も収録されていて、比較すると面白いんですが、試行錯誤の最中なんでしょう。はっきり言ってイタイ演奏である。

さて、リンゴさんの真骨頂でもある、ロックンロール系のエイトビートについてであります。
自分が思うに、リンゴのドラミングの大きな特徴は、スネアの重さであります。

そのあたりを、明日ちょっと述べたいと思うのであります。
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ひとこと言いたいっ!

2017年06月23日 | 駄日記
えーっ。コンコン。あ、あー。マイク入ってる?あ、そう。はい。
えっと、コホン。
皆さん、こんばんわ。えっと、はじめまして。自分はへーと言います。
今日はちょっとですね、言いたいことがありまして、えっと、喋るのは苦手なんですけど、ここへ来ました。
えっと、ん~。ああ緊張するう。
実は、ひとこと文句言いたいと思います。
それは、あのう、アベノミクスがどうのこうのと新聞とかTVでも全然聞かなくなりました。
株価がどうだとか失業率がどうだとか、ちらちらと政府は上昇をアピールしますが、どえらい前に景気が悪いといって給料が減らされたままのオジサンには何ら関係ありましぇん。

えっと、今年の6月から、ビール類のアルコール飲料が値上がりました。これに関し、非常に強い憤りを感じております。
我々左党の憩いの源、庶民のみかた。
ビールなんかはもともと高嶺の花ですから買えないです。ですからその下にある第二のビールと言われる「淡麗生」などの発泡酒も、確かに美味しいんだけれどちょっとお高くて選択肢に入りましぇん。。。
なので、やむなく第三のビールと言われる「金麦」など「発泡性リキュール」をちょっとでも安い量販店でわざわざまとめ買いをしていたわけです。
だけどビール会社のたゆまぬ努力によって、第三のビールなど最初は不味くて飲めないなんて思っていたけど、今では見違えるほど美味しくなっていったわけで、まあそこそこ劣等感を感じつつも、美味しく味わっておるわけですよ。
それを、結果として安くて売れるから税金を値上げしようなんて考えがセコ過ぎないかって話です。
ビール系の値段が3段階になっているのを是正するとかいって税金の値上げをしようという悪どい魂胆。
そんなんで缶の値段が1本当たり100円だったのが、ほぼ120円ほどに値上がりしちゃって、冗談じゃねえぞって話です。。。
平凡なおとーさんのちっちゃな楽しみを奪うんじゃねえよ。
安月給を我慢して毎朝頑張って起きて仕事に行くわけです。帰った後の「プシュ」だけを楽しみにして日暮れまで頑張るんだって。

オレたち貧乏な庶民は、ちょっとでも安く買いたくて、セコくドラッグストアなんかまでわざわざ買いに行ってるけど、そこに目をつける国のほうがよっぽどセコいんじゃあありませんかっつうわけですよ。
取れるとこから取るっていうのが税金の法則だとしても、勤労意欲を失うようなやり方をしてんじゃあねえよって言いたい。
冗談はよしこさん。
やめてけれーゲバゲバってんだ。
おっと、2本も飲んじゃった。ああ、ちょっと酔っ払ったようでわりかったっす。ひっく。。
マイクお返しします。。。
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Soul Finger/ど平日でも

2017年06月22日 | ソウル・フィンガー
6月22日(木)
今夜もライブでした。ソウルフィンガーでプライベートパーティでの余興演奏。
今週はど平日のライブが続いて楽しいです(笑)。
特に今日みたいに大盛り上がりしてくださると、疲れなんかも吹っ飛びます。
やっぱり、オレたちバンドマンはお客さまあってこその存在なんだなって思います。てか、それを実感したくて続けけてるようなもんですが。。。

新郎新婦じゃないよ、チハルちゃんとアキラ君だに(笑)ドラムブースからパチリ。
会場は浜松の繁華街ド真ん中。
道路事情によりちょっと搬入搬出に苦労しましたが、元気が出ました。
機材はオール持ち込み。3階まで運ぶので小ぶりのセットにしました。

久々に登場のYAMAHAバーチカスタムアブソルート君。YD9000みたいな音がするんですよね。カワユイ!
盛り上がってくださって感謝!

後ろの白い壁は、実は映画のスクリーン。
かつての東映の映画館で、楽屋などにかつての面影がたくさん潜んでいました。
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豪雨でした

2017年06月21日 | 駄日記
6月21日(水)
ここ数日お腹の調子がよくなくて、ずっと下痢気味。コンビニものばかり食ってるから腸内環境が悪いんだろうなあ。
今週も月、火曜日とトイレに何度も行ったりして、もし通勤の電車が止まっちゃったりしたら困るなあなんて思っていました。
昨日、久しぶりに飲みに行って飲み過ぎたら今朝はピーピー。。。
こりゃヤバイ、遅刻だなんて思ったら、すごい豪雨で電車が止まったりしていて、結局お休みすることに。
年休は売るほど余っています。

しかしよく降りました。お昼ごろにはピークになり、河川沿いなど避難勧告が出ていました。

あまり極端な雨は困りますが、これで水がめは貯まったかな。
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