駄楽器駄日記(ドラム、パーカッション)

ロッキンローラーの打楽器日記

「PPF小林正嗣 追悼ライブ」レポ(1)

2008年06月30日 | ライブレポ
昨日は日曜日だというのに朝から仕事に行って、あまりの寝不足と疲労により昨夜は21:00過ぎには倒れるように眠ってしまいました。
そんなわけで2日ほど遅ればせながらですが、6月28日に豊橋「ハウス・オブ・クレイジー」で開催されたPPF小林さんの追悼ライブ・レポをお届けします。

言うまでもないけれど、今回の追悼ライブが無事、というより大盛況のうちに終えることができたのは、小林さんを見送ったPPFのメンバーおよび小林さんと関わりのあった数多くのミュージシャンたちの熱い思いと、当然ながら小林さんのご家族のご協力の結果だと思います。
特に、PPFのもう一人のギタリストとして、長年小林さんと共に演奏し続け、小林さんのプレイを誰よりも知り尽くしているタカヒロ氏の尽力がなくては、今回のライブは実現できなかったと思われます。
ライブが実際に終わるまでは、本当にご苦労されたでしょう。改めて慰労と感謝の気持ちを申し上げたいと思います。
お疲れさまでした。

それにしても、素晴らしいライブとなりました。
本当は、小林さんと関わりがあって彼を慕うミュージシャンだなんて、まだまだいくらでもいるのでしょうから、あのライブはまだまだ何度でもやらないといけないかもしれません。
まあ、それは次回の楽しみとして置いておく事としまして、今回のライブを振り返りましょう。

司会は円楽でも歌丸でもなくて、“サムシングニュー”石田先輩にお願いしました。
つか、本当はPPF側からオレにお願いされちゃったんですけど、人前で喋るなんてそれはあまりにも厳しい依頼(まるっきり罰ゲーム)でしたので、何とか別の方法はないだろうかと考えた挙句、「実は自分はパーカッションも叩けるんですぜ!」と猛アピールした結果、何とかバンドメンバーに参加させてもらうことに成功しました。へへへ。
石田先輩は快く引き受けてくださり、大した打ち合わせなどもしないままぶっつけで本番を迎えました。さすがフロントマンですわ。
結果これが大正解で、中学時代から小林さんを知っているという石田先輩の歯に衣着せぬベシャリが可笑しくもほろっときたりと、進行を上手くまとめてくださいました。

まず、最初のバンドは「トラフィック・ニュース」

リードヴォーカルの中神(あっちゃん)氏とは同い年で、25年以上前からの知り合いです。彼もまた小林さんとはいろいろな思い出があったようで、ステージでどんなことを話そうかとメモを持っていたようでしたけど、ステージではMCより演奏に気合が入っていたみたいで、ステージではあまり話はしませんでした。
バンド名が「チャック(しまらんバンド)」の頃から知っていましたが、あっちゃんの歌声は何年振りかなってぐらい久し振りでした。
しかし、すごく味が出ていいヴォーカリストになっていました。いい年齢の重ね方をしているようで、本当にいい演奏でした。
また、ドラムのシマちゃんこと島谷氏の個性あるプレイは今でも大好きで、何度でも見たいという気持ちを起こさせてもらいました。
8月にはハウス・オブ・クレイジーでライブも予定されているというし、是非また聴きに行きたいと思っています。

次の演奏は「タクロー」君です。

PPFと一緒にオープン・マイクで演奏した際、小林さんに気に入られたという彼ですが、実はその現場にはオレも客としていたんじゃないかな。
ちょっと垢抜けしていないファッション、今風じゃない見た目と実直そうなイメージ、力強い歌声と、頭の良さそうな曲作りが何となくアンバランスでもあり、好感が持てる。
何となく小林さんに気持ちが分かっちゃったりして。
それにしてもいい出来だった。2曲続けて歌って〆ようとした時、自然発生的にアンコールがかかった。
きっと小林さんも天国から「もっとやれー!」ってアンコールしていたのかな。

次は、今、最も売り出し中のバンド「ケンヤワンヤとザ・45」です。

小林さんの原点であるグループサウンズの一番美味しいところを絶妙なアレンジで聞かせた。
う~ん、ハンソク~!きっと小林さん天国で悔しがってたでしょう。
それにしてもこのバンド、豪華版ですね~。
何やらオヤジバンド系のコンテストで全国大会に出るみたいですぞ!
悔しいのでバンド演奏については詳しいレポは割愛します(笑)
それはそうと、メンバーそれぞれが小林さんと深い関わりがあります。
ギターの岡部氏はその昔、酔っ払って寝てしまった小林さんを背負っていつも自宅に送っていったという。う~む、深い!
バンマスのワンヤ(アッサー)は、音楽的にもそうだけど、特に小林さんのファッションセンスに昔から憧れていたそうだ。オシャレなんだよねどちらも共通して。
ケンヤはちっともオシャレじゃないけど洒落が効いてる。二人とも歌はばっちりだし、演奏もまとまって、どんどんいいバンドになっています。

次は、司会をしていただいた石田先輩率いる「石田BAND」です。

小林さんが大好きなグループサウンズを、生前最後に演奏したというバンドは石田氏とギターのコング木原氏とベースの山ちゃんだったといいます。ドラムも今回と同じく鈴木さんだったのかな。
今は閉めてしまった豊川の「俵屋」というライブハウスで、小林さんは思い切りG・Sを歌ったのだそうです。
小林さんの手書きのG・Sの譜面を、石田氏から見せてもらいました。
驚くほどマメに書いてある譜面。
「小林さんがこんなにマメだったなんて!」と叫んだら、石田氏は「そうだろう。オレもびっくりしたもん」だって(笑)
曲はぶっつけだったので2曲だけ。でも、それで充分でした(謎)ふふふ。。。
メンバーの笑顔が物語っています。

お次は「ラスタチルドレン」さん。

豊橋・豊川あたりのレゲエバンドの先駆けというくらい古いバンドです。
皆さんもオレと同じく昔と比べて年はとりましたけど、本当に音楽が好きなんですよね。いい顔して歌っていました。
小林さんとも深く交流のなる人たちでしょうけど、詳しくは自分は知りません。
ステージでも、思い出を語ったりすることはあまりなく、次々と軽やかなレゲエサウンドを聴かせてくれました。最後のシスコ・キッドは小林さんの十八番でもある曲。みんなで大合唱でした。

そして、「井上としなり&マジ&徳田健」の皆さんです。

細野さんのハープととしなりさんのデュオから始まり、一人1曲ずつ参加していくというスタイルで、渋く、そして熱く曲が演奏されました。
さすがにレベルが高くて、オレなんかが講釈たれることはできません。
素晴らしい。ワンダホ~でした。

さて、PPFの前のトリは「グロッキー」ですね。

ブルースバンドの大御所ですよ!
歓声というか野次というか外野が賑やかでしたが、それにも負けじと大音量のブルースを聴かせてくれました(笑)
演奏はモチロンしっかりしているので安心して聴いていられます。
やはり、小林さんの好きなブルースという“黒っぽい”音楽を愛する皆さんだけに、長年の経験というものはいい味を出しますね。楽しい演奏でした。
妙にラスタとメンバーが被ってしまって、ワケがわからなくなってましたけど。
それにしても、演奏しなかったら本当にただの酔っ払いにしか見えないのが難点でした。あ、ゴメンナサイ。先輩方に向かってそんなつもりじゃないっすけど、つい本音を。。。
ブルースという音楽って、元は黒人の苦労人による苦労人のための音楽ですよね。
だから、年をとって、しわくちゃになっても、苦労が顔ににじんでいても、それがかっこいい唯一の音楽でしょう。いつまでも万年青年のようなリッチなオヤジだったら、ハワイでヨットでも乗ってなよ。みたいな。
オッサンが、酔っ払ってブルースを歌う。これ原点ですよ。
小林さんも、若い頃から、(見た目もかっこよかったけど)酔っ払ってはブルースを歌っていたんでしょう。
きっと皆さん、その昔は小林さんと若気の至りで飲み尽くしたメンバーなんでしょうね。想像するだけでも楽しいかったです。
まだまだ、現役でやらなきゃいけませんね!

長くなってしまったので続きは次回へ!
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とりあえずお疲れ様!ありがとう小林さん!

2008年06月28日 | ライブレポ
6月28日(土)
先ほど帰宅し、ひとまずほっと一息して、一人打ち上げなんぞしております。
今夜の“PPF小林正嗣追悼ライブ”では、主催者側ということでPPFのメンバーとして演奏させていただきまして、楽しい時間を過ごさせてもらいました。
お客さんもたくさんお越しいただき、満員御礼の立ち見で溢れる状態でしたし、出演バンドの演奏も、リハなしで入れ替えの時間もなく大変でしたが、非常にクオリティの高い演奏が目白押しで儲けもんのライブでした。
偉大なるミュージシャンであった“ギブソン太郎”こと小林さんを偲ぶ地元のミュージシャンや、遠く大阪やら東京のプロミュージシャンが駆けつけてくれまして、思いを込めて演奏をしてくれました。
そんなミュージシャンの中には、本当に久しく会うことのなかった旧知のミュージシャンと出会うこともできて、“小林さんつながり”ということに対して思い切り感謝する次第です。
小林さんを知っていてよかった。
ありがとう!
とりあえず、今夜は感謝を申し上げるに留まりますが、改めて画像などアップいたします。
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オレhey3ですけど3のところでアホにならないでいいですよ!?

2008年06月28日 | ライブレポ
6月27日(金)
でへへへ~。帰ってきましたあ。
チャリンコで無事帰宅、26:10でした。
この時間が早かったんだか遅かったんだか?まあいろいろな議論はあるのでしょうが、とりあえず転びもせず雨に降られることもなく無地に帰ってきたんでOKとしましょうや。

今夜のバークレーでのライブは、いつもながらたいがいたいがいでしたけど、お客さんも多かったし楽しかったっす。
今夜のメンバーも、明日の“PPF小林さんトリビュートライブ”の出演者と被りまして、自然と話題もそこに集まりましてね。
とにもかくにも、あの永遠のギター小僧の小林さんという存在は、唯一無比の存在だったんだ、やっぱり凄かったんだ、というような思い出話がイッパイでした。
大先輩のK氏も、いい話をイッパイ聞かせてくれました。
盛り上がった後、K氏曰く。
「自分をさん付けで呼ぶな!みんな同等のミュージシャンじゃないか。呼ぶならコングと呼んでくれ」「コング??」「そうだ。キングコングのコングだ」「或いはキーブーだ」
ワケがわからなかったんだけど、コング・キハラさん、明日はギターでオレ達を唸らせてくれる段取りになっている。
あ、さん付けしちゃいかんのか。。。
オレもhey3と書いて「ヘイサン」と呼んでもらっている。
自分で言うのもなんだけど、名前自体がサン付けだ。
オレの呼び名はヘーサンだけど、自分でさん付けはしているわけじゃない。
つか、バークレーでは「平ちゃん」で通ってるけどね。
どうでもいいけどさ。。。。

明日は感謝祭なんです。
「小林さんありがとう」の日ですね。
父の日は終わりましたけど、“ギター兄貴の日”みたいに思っています。
お祭りですからね。
楽しく遊びますよ!
皆さんいらっしゃ~い!!
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加山さんのトリビュートアルバム

2008年06月26日 | オールドミュージック
6月26日(木)
実は諸事情がありましてねえ、ここんとこ体調が悪いしイライラが募っておりまして最悪なんですよ。
もう不安要素が多すぎてキレる寸前。
ええ、昼間の仕事のことなんだけどね。

だから、よけいにそのイライラの現場から離れた日記を書いている自分。
で、今夜はバンド練習に行って、ちょっと気が晴れて嬉しい自分。
音楽っていいな、なんて一転お気楽な日記を書いている自分。
で、風呂上りにビール飲んで気分良くなって夜更かししつつある自分。
バッカだねえ。
で、まあ明日明後日は音楽三昧で遊んじゃおっと。

ところでだいぶ前の話だけど、中古CDを物色してて加山雄三のトリビュートアルバム「60キャンドルズ」という2枚組を見つけて面白そうで買ったんだけど、全然聞くこともなかった。
加山さんの還暦祝いに発売したCDなんだろうけど、でかくて豪華なCDではあった。
すっかり存在すら忘れていたんだけど、引越ししてからCDの整理をしてて、存在に気付いて聞き直してみたら今の自分のハートにびびっと来てしまった。
ニッポンの超売れっ子アーティストたちが、加山さんの名曲の数々を1曲ずつカヴァーしているというアルバムだけど、今聞くと凄くいい。
しかし加山さんって凄いね。あの曲この曲、名曲ばかり。
でも各ミュージシャンがアレンジして歌うと完全にオリジナルっぽくなっているところも凄く面白い。
すっかりハマっちゃって、今夜も車の中で行き帰りに聞いていた。
多分、飽きるまではこのマイブームは続きます。
トリビュート・アルバムって、だいたい曲を知っているだけに楽しいものが多いよね。

トリビュートといえば、今週土曜日は故小林“ギブソン太郎”さんのトリビュート・ライブだ。
楽しんじゃうぞ!っと。
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凡人

2008年06月25日 | ドラム&パーカッション
いつも言ってるけどオレ凡人ですわ。(つか言うまでもないけど)
天才ドラマーに憧れその影響を受けつつも、結果ちっとも花が咲かなかったオレです(涙)
ホントの天才ドラマーっていうのは、神保彰さんとか、小森啓資君などの近寄り難い圧倒的な音楽センスを持ち合わせるドラマーをいうもので、一見してオーラが違う。
神保さんは最近中部地方でソロツアーをやっていて、浜松や豊橋で大好評だったようです。
浜松はメリーユー豊橋はハウスオブクレイジーというなじみのハコだったので行きたいのは山々でしたが、結果どちらも行けずに腐っております。
実は数年前に、浜松で目の前でソロライブを見る機会があって、レベルのあまりの高さにその場で舌を噛み切って死んだはずだよおトミさん状態でしたが、それからはDVDを購入したりドラマガのコラムを欠かさず読むなどの、結構なファンになっております。
一方、小森君は彼が高校生のときに、頻繁に豊橋のアマチュア音楽シーンに活躍しておられ、自分も何度となく彼の華麗なドラミングを目の当たりにして彼の天才を確信した一人だったのです。
すごいなあ、きっとAクラスのプロミュージシャンになるだろうなあ、なんて思っている間に、案の定小森君は高校卒業後すぐにプロになって、いきなりメジャーで大活躍をしました。
天才とは、たとえ自分がかってに身近に感じる存在だったとしても、羨ましいとかジェラシーとか、そんなものを考える余裕すらないくらい遥か遠く雲の上の存在なのである。
自分が知る限り、天才というのはそういうものだと思う。レベルが違うんだよね。

そこで、何が言いたいか?という話なんだけど、
「だけどさ~、世の中天才だけが活躍する世界じゃないじゃんかー?」っていうことなんだな。
今、オレが最も大切にしているロックの世界っていうのは、アマチュアもプロの方もいるんだけど、天才ばっかりの世界じゃあないと思うんだな。
でも、みんな熱いんだ。
技術的には天才には叶わなくても、単純に「音楽好き」っていう点では誰も負けないだろうし、“情熱コンテスト”でもした日にゃ勝負はつかず、全員優勝しちゃうんじゃないかと思うくらいだ。
オレもそんな一人でありたいっす。
いつまでも。どこまでも~。
でもさ、今更ながら上手くもなりたいっす。
ヘタウマなんて言われたくないじゃんねえ。へへへっ。
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疲れたなあ・・・

2008年06月24日 | 駄日記
6月24日(火)
このところ日記が進まないんだけどさ、ネタがないっていうよりちょっと疲れています。
面白い気分じゃないとねえ、面白い日記も書けないじゃん。
面白くないんだよね、平日って。
というより、すごいユウウツなんだなあ。
ある事情が重なっててね。

あ、バンドとか音楽関係じゃないっすよ。
仕事場で知らず知らずあ~あなんてため息ついちゃっててさ、
今日先輩(女性)に指摘された。
「あ~あ、って聞こえたよ」って。とほほ。
だって昼休みも仕事してたら疲れるじゃ~ん。

平日って朝起きられないんだよね。
仕事休みたいなあって、毎朝思う。
調子が出ない。
う~む。
やばいなあ。

今週末、いろいろ楽しみがあるのにねえ。
そうかあ、頑張るぞ~

木曜日:CHIPSバンド練習。
金曜日:バークレー定例、トニーGGバンドライブ
土曜日:PPF小林さんトリビュートライブ
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バカみたいにお前が好きだ!なんちて

2008年06月23日 | ドラム&パーカッション
6月23日(月)
一昨日と昨日の土日は天候も良くなかったし、体調もイマイチでドラム教室などの必要最低限な外出以外、殆んど家にいた。
梅雨、仕方がないけどいやだねえ。
せっかく運動したいなと思っても、朝起きて外を見た途端「あ~あ」だもんね。
洗濯物は溜まって鬱陶しいし、ジメジメしてて蒸し暑いし。
もっとも昨日は元気がなくて、運動する気も起きなかったし、横になっていられたからまあいいかみたいな感じですけど。
結局、昨日は家から一歩も出なかったなあ。
唯一やったことといえば、ドラムの基礎練習をしたぐらいかな。

ほんの30分でも、ほかの事を何にも考えず、メトロノームの音とパタパタという自分の叩く音だけに集中して、スピードの限界に挑戦します。
大抵、いつも決まって1クール終わった頃に宅配とか電話とかチビの邪魔が入って終了させられます(笑)
でもね、このくらいで丁度いいみたい。
この年になってあんま無理すると怪我しそうで・・(泣)
でも気持ちがいいですよ、ストレス0!
手足が思うように動かないというストレスが全くないとはいわない。
けれどそれは何年もやっていて、テンポいくつでどれだけ動くかはよく知っているし、これだけ休んじゃったらこれだけナマって、って分かってる。
なので逆に毎日続けると、昨日できなかったテンポが今日できるということもあるし、限界点は何時も揺れ動いているワケです。
ま、単に個人の趣味・楽しみの範囲でして、わずかな時間だけこれをやって技術が飛躍的に上達する確率は殆んどないですし。
ま、要するに気持ちの問題であります。
オレの場合、単純な気持ち。
「ドラムに触れたい&スティックを振りたい&いい汗をかきたい」VS「体がしんどいんだけど&部屋を片付けるほうが先だ&今更練習してみたところでサ」
みたいな勝負があるわけですけど、ポジティブな欲求にネガティブな阻害要因が負けているちゅうワケです。
オレは死ぬまで「スティックを振りたい」という欲求を持ち続けていたいと思う者です。
だいたい、オレがごく一般的な人様より多少なりともドラマーとして優れた能力があるとするならば、それはバカみたいにドラムが好きだという点しかないのであります。幼少の頃から、こんなオッサンになってまで。(笑うしかない・・・涙)
ま、とりあえず、好きであるならば上手くなる可能性もあるんだといえるでしょう。
ドラムが嫌いなやつが上手くなれるわけないですもんね。

中年の真ん中で愛を叫ぶ。
「ドラム~ッ!バカみたいにお前が好きだ~ッ!!!」
そうしたら、ドラムのカミ様が「そうかよっしゃ!」とスティックでも恵んでくれないかな。けっこうたくさん使うんでね。高いし。
でも空からスティックが振ったらやばいか、危ない。
空からバチがバラバラと落ちてきたりして。
「イテイテイテテテテ!」
これがホントの“バチ当たり”なんちて・・・
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練習すると下手になる

2008年06月21日 | ドラム&パーカッション
6月21日(土)
この頃になって、やっと自宅でのドラム練習ができるようになってきた。
長い賃貸マンション暮らしの間、自宅ではスティックは振れないという感覚が染み付いてしまって、引越しした後もなかなか落ち着いてドラムセットの前に座ることができなかったんだな。
もちろん生ドラムでドカドカと叩けるわけじゃないし、電子ドラムか練習台だし、その時間帯が夜遅かったら遠慮してる。
だけど、同じ建物の他人を気にする必要がないという開放感がやっと蘇ってきたオレは、基礎練習を久し振りに開始しました。
かつて、20代後半から30代前半には、それこそ取り付かれたように練習したものだった。
プロのドラマーなどと比べたら年齢的には超スロースターターで、そこがアマチュアたる所以ナシバラハウンドドッグ♪(寒い?)なんだけどさ。
長い人生だから練習場所は実家だったり借家だったりアパートとか、持ち家の丘の上の一軒家だったりした。
すべて、自分の中ではドラムの練習について“いつ、どこで、どのようにして”行うかが最優先のテーマだった。
その時代時代に、かならず重要なテーマがあったんだな。
例えば、「足のダブル・ストロークの安定」「手足のコンビネーション・フレーズの完成」「サンバキックのスピードアップ」「レギュラー・グリップ練習」「高速ダブル・ストロークロール」等々きりがないんだけど、とにかくドラム以外に自分の人生はなかった。でもアマチュアですけどね。へへへ

で、久し振りに気合を入れて練習をすると、こんな感覚が現れるんだな。
“練習すると、一瞬下手になる”
皆さん、感じたことあります?
ガンガン頑張って練習した後、普通にリズムパターンを叩こうとしても上手く叩けない。
昨日頑張って練習したから今日はバッチリかなと思って同じ練習をすると、何10年も前の自分のように、全然腕が動かなかったり、昨日できたしゃれたフレーズが全くできない。

今日がそんな感じでした。
昨日の夜、寝る前にホンの少し練習した。(酒飲んでましたけど)
多分全然ダメだったはずなのに、気持ちだけは良かった。
そして、今朝いい気分で練習をしたら全然腕が動かない。3年ぐらい下手になったような気分だった。
そして今夜、ドラム教室で生徒君と基礎練習をしていて、左腕がまったく機能していないような感じを受けた。何でやねん。
でも気付いたのは、単なる筋肉疲労じゃないか?ってことだ。
要するに、練習が継続していなかったから筋肉が疲労してしまって、たいしたフレーズでなくても上手く体が反応していなかったということじゃないのかな?と思った。
とりあえず、できる限りコツコツと、毎日5分でもいいから練習していきたいと思うのでありました。
けっこう、コツコツという飾らないものについては好きなんです。
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どんな人生を送りたいか

2008年06月18日 | 駄日記
6月18日(水)
何だかえらそうなタイトルになってしまってスマセン。
今夜は新バンド、“CHIPS”(旧POWDER)の練習だった。
何だかここ数日、妙に体が疲れてしまっているし、あれやこれやで精神的にも疲労困憊なのだけど、練習には遅れまいと何とか時間に間に合わせるように出かけた。
実は今日の仕事の歯車がかみ合わず、クタクタにくたびれてしまった。
もうほとほと嫌気がさして、早く帰って何にもやらずにビールを飲みたい気分だった。
しかもオレ、車の運転が大嫌いでね。
夜、浜松まで運転って苦痛なんだなあ~、すぐ眠くなっちゃうんだよね。危ないったらない。なんでかね。
でも、そんな状態でもバンドの練習となると出かけることができるんだな。
これが普通の仕事だったら休みたいと思うのにね。

オレってアリじゃなくてキリギリスなんだよなきっと。
怠けもんなんでしょうか。歌って遊んでいたい部類ですかね。
いつも音楽をやっていたい、と思うなあ。
これからの人生どうせそんなに長くないしさ、ずっと音楽やっていたいなあ。
だってさ、この頃世の中おかしいじゃん。
生活って苦しくなる一方だしさ。値上げと税金アップと年収ダウンのトリプルパンチ。
夢なんてないし。
しかも普通に生活しててもいきなり狂った若者に殺されたり、地震とか水害とか天災であっという間に亡くなったり。
クルマ通勤もガソリンの高騰で公共交通機関に変える人が多くなったといいます。
でも毎日の通勤電車だって、安全が保障されているわけじゃない。普通に乗ってるだけで痴漢にされる危険性もあるし。
なんという悲しい現実。
根気よくコツコツ働く美学が遠ざかる日々じゃないですか?

そういえばこのところ死刑論が盛んですが、オレ個人的考えを述べると、ニッポンの死刑廃止論者って説得力に欠けるじゃないかなと思う。
シャバで生きる人間には、生きていくこと自体がひじょうに厳しい現実の中、塀の中だけは完全に安全と健康が保障されてる。
他人を殺めて死刑を宣告されても、もしも死刑が実行されない世の中になれば、その罪人達は塀の中で何の恐怖もないまま、残った人生を働きもせず読書したりマンガ書いていたり日記書いていたりして安穏と暮らしていけるんですかね。
これは非情に不公平じゃないかと思う。
明らかに非道な殺人を犯した人間は、今日か明日かと、執行に対する恐怖に苦しんで日々を送るというのは当然の報いだろうと思うのだけど、それすらなくすというのは被害者と遺族に対してどう説明しているのだろうか。
すいません。こういうことは書かない約束だったのに。
ちょっとオレ、溜まってます。

自分はろくでもない人生を送っていて今まで後悔ばかり。
誇りにできるものなんて何にもない。
でもね、人に迷惑だけはかけたくないなあ。
できれば、こんなキリギリスの奏でる音楽で一人でも癒やされたと感じてもらいたいなあ。
オレの演奏で人が癒やされることができたら、何というシアワセか。
いつかそれが実現できる日を目指して、日夜頑張りたいと思うのであります。
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歯の治療中

2008年06月17日 | 駄日記
6月17日(火)
4月から毎週1回ずつのペースで歯医者通いをしております。
もう、今週行くと8回目になるなあ。
すごい回数だけど、まだまだ終わりそうにありません。
差し歯の1本の一部が割れてしまったのがきっかけだった。
最初はそれを治してもらいに行ったのだけど、せっかく何年かぶりに歯医者さんに行ったのだからと、ついでに歯の総点検をしてもらった。
この頃、冷たいものがやたらとしみるし、歯ぐきが痩せてきたのか食い物がやたらと詰まるし、歯を磨くと血が出る。
こう書いてみると、オッサンの口の中って汚いし臭そう・・・・しょぼん
ところが、点検してもらった結果、
「特に悪いところはないですね。差し歯だけ治療すれば良いでしょう」と言われ、何だかヒザカックンされたような気分だった。
相当な覚悟を決めて、10年近くぶりに見ず知らずの歯医者に入っていく勇気を思うと、差し歯の治療1~2回では何といいますか、「気が治まらない」というような気分になったのであります。
そこでどういうふうだか、言った言葉はあまり覚えていないのだけど、
「いえ、総治療してください。歯並びも直してください」と、キッパリとお願いしてしまったのだった。
心の奥底に、「いつか、きれいな歯並びを手に入れたい」という願望があったこと。
大っ嫌いな歯医者だったはずだったけど、その歯科医の第一印象がけっこう良くて、何となく好きになっていたこと。
受付嬢の笑顔が・・・・むふふ・・・だったこと等々。
そんな突然の申し出に、医師は真剣に受け止めてくださり、今後の計画を話してくれて現在に至っているというわけです。
現在の状況はまさに治療の真っ只中のため、仮歯に替えていたり歯の裏側が仮詰めされた状態だったりするので、舌が荒れたところに当たって痛くて仕方がない。
更に、話しづらくてカミカミだったり実際に舌を噛んだりするので仕事に支障もあるのであります。
そんなわけで、今は試練のときでもありますが、毎週の歯医者通いも楽しみの一つでもあります。
早くきれいで健康な歯になりたいっす。
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