駄楽器駄日記(ドラム、パーカッション)

ロッキンローラーの打楽器日記

悲しいお知らせ

2011年05月30日 | バンド
訃報です。
PPFメンバーの、ブルースハープ奏者で最強のボーカリスト、細野健司氏は、5月30日午前4時58分永眠いたしました。
通夜は5月31日、蒲郡市蒲郡町貴船のご実家にて
告別式は、6月1日同所にて執り行われます。

昨日の別れ際には、笑って手を振ってくれたのに。
残念で、悔しくてたまりません。
心より、ご冥福をお祈り申し上げます。
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復活・THE OLDIES

2011年05月27日 | バンド
5月27日(金)
夜、バンドリハに行ってきました。
ほんのわずかな時間でしたが、懐かしい面々との音出しでした。
かつて、豊橋駅前のときわ通り地下にあった「バークレイ」で、ハウスバンドとして毎週一緒に演奏していたバンド仲間との音出しです。
バンド名を「THE OLDIES(ジ・オールディーズ)」という超安易な名前で、そのものズバリオールディーズを演奏していました。

あの頃、みんな若かった。
男性ボーカルの「アキラ」君は、ケントスに入社する前だったし、女性ボーカルの「KAZUMI」ちゃんは、うら若き乙女だった。
アキラ君がプロとしてケントスで活躍するきっかけとなったのは、もちろんこのバンドで切磋琢磨して力をつけたからで、彼が行ってしまったあとも、KAZUMIちゃんはずっと頑張ってくれて、愛すべきオレ等のアイドルだった。
KAZUMIちゃんは、本名が「佳寿美」なのでKAZUMIちゃんなんだけれど、旧姓倉本だから「くらもと」とか「くらもっちゃん」と呼んでいたり、「コニー倉本」と呼んだりもした。
アキラのあと、またまた強力なボーカリスト「ツリ」(釣竿タカヒロ)君が加わって、ひと味もふた味も違う素敵なデュエットになった。
オレは、ずっと「くらもっちゃん」の真後ろで、いつも細くて長い足と小さな尻を眺めて演奏してた。
いや、立ち位置がそうなんだから仕方がない。別にエロイことを想像していたわけじゃない。こともないかもしれんが。。。
休憩のとき、なんども足の長さを比べたが、残念ながらいつもくらもとの方がオレより長かった。

そんなバンドを復活させようという企画があって、顔合わせ的な音出しに行ってきたというわけです。
メンバーは、ギターに「カルロス岡部」ベースには「ピカソ水藤」。
久々の集まりなので、曲の始まりと終わりをしっかりと確認しないと危ないんだけれど、それはそれで楽しい。
ライブ当日は、2代目~3代目ベースの「石田こうじ」と「山口まさと」や、もちろん「ツリ」も出演します。
アキラ率いる「ピンキーダイヤモンズ」と、ツリ率いるオリジナルバンド「Mild Swings」が前座で出演?!という、なんちゅう豪華でめんどくさいライブ構成なんだってかんじ(笑)
今度こそ、オレの方がくらもとの足より長くなっているか、勝負だ。って、んなわけない。。。


ライブの告知でっせ~

THE OLDIES COMEBACK special一夜限りの復活!
6月25日ハウスオブクレイジー(豊橋)
出演:TheOLDIES/Pinky Diamonds/Mild Swings
知る人ぞ知る“バークレイオリジナルOLDIES”の復活LIVE!
前売\1,500
当日\2,000
(1drink付き)
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何か書きたい

2011年05月26日 | 駄日記
5月26日(木)
なかなか更新できなくって、気にしてくれる人には申し訳ないなあ。
元気が出ないっていうので、友人からは気にかけてもらったりして、なんだかすまなくってね。
何がどうだって言うと、全然疲れが取れなくって毎日しんどいです。
夜、熟睡できないから朝つらい。
そうじゃん、またまたカユミのせいで。
掻き毟っちゃって、髪の毛がなくなりつつある。。。
完全にヤバい。
おまけに腹の具合もよくなくて、毎朝出がけに下痢してるし。
精神的なやつさ。

体調がよくないっていっても、重い病気と闘っている人と比べたら、オレなんか屁みたいなもんだ。
だから余計申し訳なくて、ますます気がめいる。
昼間の仕事と予定されてたバンド関係だけは何とかちゃんと行っているんだけど、家にいるときは何にもやる気がしなくて。
そんな時に限って、やっちゃった。。。
PCの調子が悪くなって、大失敗。
もうどん底に落ちてね。
しばらく立ち直れなくて、家じゃぼんやりと酒飲んでるだけ。
あ~あ。。。

こんな例えじゃ不謹慎だけど、オレの体はまだ福島原発みたいにあそこまでボロボロじゃないはずだ。
オレはまだ、浜岡原発みたいなもんで、長年の老化によってガタは出てきてるけど、万一の津波対策ために運転を止めたら、知らないうちに海水が混じっちゃって、思わぬ落とし穴が見つかったっていう感じかも。
どっちかっていうと、ハードよりソフト面がやばい。

それでも、昨日から音楽が聞けるようになってきた。
バンドのリハに行ってきたからね。
一昨日なんか、聞く気もしなかったからね。
今日も、久々に更新できたし、サテ、明日から週末だ。
思い切り、酒飲んで休もう。。。
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新ネタないない

2011年05月22日 | 駄日記
5月22日(日)
このところ、忙しいっていえばそうだし、調子がイマイチっていえばそんな感じで、なかなか更新できません。
今まで、体調悪いみたいなことばかり書いているので、さすがに恥ずかしくてもうこれ以上書けましぇん。
だから、PCにはほぼ毎日向かうけれど、なかなかブログの編集画面まで進んでいかないんですよね。
実は、この週末も本当にいろいろありまして、心底凹みっ放し。。。

う~。。。

なので、違うネタが出るまで、もうちょっとガマンガマン。

そうそう、ひとまず今後の予定だけでも。

6月~のライブ予定です
6月5日(日)バークレー(豊橋)/サウンドスタッフ発表会
6月10日(金)カフェ・サイモン(浜松)/SOUL FINGER
6月25日(土)バークレー(豊橋)/オールディーズライブ
6月26日(日)コザ(名古屋)/パンチアウト結成4周年記念ライブ
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小説もどきは続く

2011年05月17日 | 小説
「タバコと酒とどっちが悪か」の巻

実太はこれといった趣味がない。
酒を飲まないので飲み屋には行かない。
運動神経が鈍いのでゴルフは下手で、スポーツはやらない。
根気がないので釣りや、ギャンブルも苦手だ。
ただし、性欲は人並み以上に強いと思っている。
音楽は好きだが演奏はできないし、音痴なのでカラオケも嫌いだ。
しかし、昔聞いたことのある「ダウンタウンブギウギバンド」の「スモーキンブギ」は好きだ。
「目覚めの一服、食後の一服、授業をさぼって喫茶店で一服、風呂入って一服、クソして一服、そいでまたベッドで一服、朝から晩までスモーキンブギ・・・」
シビレルような一瞬の羅列である。
どれもこれも、ニコチンが頭の先からチンの先っぽまで沁み渡る瞬間だ。
これがやめられない理由だなと分かっている。
たぶん、あのころはセブンスターがひと箱100円前後という時代だったのだろう。
そして、世間もタバコに寛容な時代だったはずだ。
今は逆風が強い。

思えば、いくら30年以上経ったとはいえ4倍以上に値上がった物は、タバコのほかにあるのだろうか。
しかもその値上げの内訳は、ほとんど税金だ。
そして、喫煙を「悪」と決めつけて、懲罰的意味合いの値上げにしか見えない。
「ゆるせん。」
実太は思う。
税金を上げるのなら、同じ嗜好品である酒にももっと加算しなきゃ不公平だ。
タバコの害ばかりが語られるが、酒の害のについてなぜもっとスポットを当てないのか。

酒飲みは喧しいし、臭いし、下品でみっともない。
酒を飲まない人に「飲め飲め」と強要する。
これが許せん。
いくらタバコを吸っても人に「吸え吸え」と強要することはない。
飲酒運転による事故で他人を傷つけるなど最悪だが、タバコを吸っても他人を傷つけはしない。
タバコが自分の体に悪影響を及ぼすなら、それは自己責任の範疇だ。
酒に酔うと、くどくどと何度も同じことを言い出すが、タバコをたくさん吸っても同じことは言わない。
酒に酔うと財布や定期を落としたりケータイを失くすが、タバコを吸っても失くしたりはしない。
酒に酔うと立ち小便をするが、タバコを吸っても小便はトイレでする。
酒に酔うとスケベになって浮気をするが、タバコを吸ってもスケベにはならない。
酒に酔うとナニがナニしてナンだが、タバコを吸ってもナニはナニのままだ。
等々、考えれば考えるほどタバコの勝ちである。

仕事上の付き合いで、酒宴に顔を出さなきゃならないことがある。
憂鬱な時間だ。
宴会では時間が長い。
食事なら、早食いの実太は5分から10分で終わる。
なんで二時間も飲んでいられるのだ。
だいたい、飯が食いたいのに、宴会の最後まで飯が出てこない。
刺身にはご飯だ。
天ぷらにはご飯である。
肉にはご飯なのだ。
二時間も経ってやっとご飯とみそ汁が出てくるが、おかずはもうないじゃないか。
酒に酔った人のくどい話を何度も聞いてうなずかなければならず、それだけで疲れる。
さらに、終わって〆た後に、「もう一軒行くぞ」とか言い出す始末。
今さら違う店に行って何を食うのだ。
酒の値段は高い。
飲まないのに割り勘されたらたまらない。
ウーロン茶だけで何千円も払えるか。
思い出すだけで、実太は怒れるのであった。
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バークレー/ピンキーダイヤモンズ

2011年05月15日 | ライブレポ
5月14日(土)
連日のライブですが、場所を浜松から豊橋に移しての、バークレイでした。
自分にとってはチョ~地元なんで、とっても楽しみなんですよ。
飲もうと思ったらビール飲めますし。
でも、今回はやはりノンアルコールで臨みましたけどね。へへへ。。。
で、バンドも前日のソウルフィンガーとメンバーが半分変わっての、「ピンキーダイヤモンズ」であります。
新しいバークレーでは初めてのライブで、心配していたお客様の入りなんですが、何のなんの満員御礼。
いやあ、感謝感謝。ありがとう~。
まさかこんなにたくさんお越し下さるとは思ってもいなかったので、へんな声になってオレの喉にプレッシャーが詰まってしまいました。(吉本新喜劇ファンだったら分かるかな~?)

メンバーは、ボーカルにはアキラ&チハルのソウルフィンガー・コンビ。
サックスのルパンいっちゃんと、ドラムのオレも同じソウルフィンガーのメンバーです。
そして、ベースには「たーさん」と、ギターに「ピンレディ」のリーダー「草柳トモ」君。
そしてそして、スペシャルゲストメンバーです。

今回はキーボードに「ケンタロウ」さんを迎え、さらに新曲もたくさん用意しての気合満載の演奏。
ケンタロウさんは、名古屋ケントスに出演しているバリバリのロケンローなキーボーディスト。
ノリがまたすごい。

椅子の上に立つは、シンセを抱え弾くわのパフォ-マンス。
歌も「火の玉ロック」を歌ってくれました。
今まで、ケンタロウさんとは「ぐっさん」率いる「パンチアウト」で二度ご一緒させてもらっています。
次回、6月に予定されていますから、こちらもまた楽しみです。へへへ。

このライブのあと、ベースのたーさんと酒を浴びるほど飲む予定でしたが、たーさん風邪を召されて体調がイマイチということで、延期となってしまいました。
「声が出ん」とか言っていましたが、いやいやどうして、ちゃんとコーラスハモッてましたよ。
このバンド、メンバー全員がリードが取れたりハモったりするんだよね。
ちゃんと練習さえしたら、オレの大好きなドゥワップを演奏できるっていう可能性があるんですよねえ。
さて、このライブは2ステージお届けしましたが、もう一つぐらいやってもよさそうな感じでした。
もう少しこなれて、リクエストにお応えできれば今度はそうしたいですね。
今回の演奏曲は、自分達がこだわりのあるポップスの名曲にスポットを当てようというコンセプトで、アキラ氏が自信を持って選曲しました。

なので、オレは今まで一度も演奏したことのないような曲がいくつかありまして、結構緊張感のあるステージでした。
POPSって、きちっと演奏することが命なので気が抜けませんし、キメも多くて難しいんです。
演奏するためには、知らなかった曲でも好きになるぐらいまで聞きこんで、体に入れなければなりませんもんね。
そうじゃなきゃ、お客さんはモチロン、その名曲に失礼です。
てなわけで、若干キンチョー感があった演奏陣でした。

一方、いつも明るいチハルちゃんは余裕のステージ。

水色の衣装が印象的でしたねえ。
か~い~。へへへ。。。

サテ、今回のドラムセット。

こんな感じで、バークレー常設のセット。
上から見ると、

こんな感じ、小物やシンバル類を持参して、ちょっと自分風にアレンジ。

次回のライブは、8月ぐらいにセッテイングしたいということでした。
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サイモンライブ/SOUL FINGER

2011年05月14日 | ソウル・フィンガー
3月13日(金)
ソウル・フィンガーのカフェサイモンでの定期ライブ、5月バージョンはほぼ満員のお客さまで始まりました。
ありがたいことです。
先月のサイモンでのライブ以来、なかなかソウル・フィンガーとしてのバンド活動ができなくって、多少の不安を持ってのライブでしたが、何のなんの皆さん温かく迎えてくれました。
浜松祭りの自粛ということもあったのでしょうかね、浜松のお客様はそのうっ憤を晴らすかのようなノリで楽しんでくださいました。

サイモンさんはお店もお客さんも温かいんですよ。
喫茶店だからなのか、ライブハウスのノリと全然違って、演奏者としてはこれはまた楽しいところなんです。

メンバーもこの日を楽しみにしていまして、お客さんとの再会や演奏もモチロン楽しみだけど、賄いなども楽しみなんですよ。
中央のサトちゃんは演奏中にもグイグイといい感じで燃料補給してました(笑)
飲める人はいいなあって感じでね、オレは飲めましぇん。。。(涙)
この人も飲めましぇん。

アキラ氏はもともとそんなに酒豪じゃない感じで、どちらかというと、コーラがなんだか似合うイメージですね。
そんでもって、酒豪といえば・・・

チハルちゃん。
このか細い体の70%はアルコールでできてます。なんちて。
この人飲み出すとようけ飲むようです。
つぶれたところは見たことないけどね。
オレは、サイモンではアイスコーヒーとコーラをよく飲みます。
ビールは帰ってからね。
コーラなんて、普段は全く飲むことがないけど、サイモンだと演奏後にビンをラッパ飲みするのが好き。
カラカラのノドにはめっちゃ旨い!
演奏中。

オレ、最近体力なくてさ。
この日、何故か終盤で足にきちゃってね。
全然駄目。。。

猛反省。
サルのように。。。

走りこみだ!
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小説もどき

2011年05月11日 | 小説
小説ふうの駄文を書いてみました。。。

「新幹線」の巻

その時、営業系のサラリーマン玉岡実太(たまおかじった)は新幹線ホームで舌打ちした。
「ええっ、禁煙って?チッ!」
せっかく「ひかり」3号車の乗降口前に並んでいたのに、今まで喫煙車両のはずが、今年の3月に禁煙車両に変わっていたことを知らなかったのである。
実太は愛煙家で、たまの出張に新幹線でのんびりとタバコを吸うことが楽しみの一つでもであった。
今まで、出張の際にはわざわざ「ひかり」の自由席を選んで乗っていた。
なぜなら、ひかりは16号の車両うち、1~5号車だけが自由席で、そのうち3号車が喫煙車両だった。
そのため、自由席の乗客が混雑する時間では、他の車両が満席になっていても、タバコを吸わない乗客が敬遠して、3号車だけは少数の愛煙家の客だけでゆったりと座れるのだった。
その空いた車両で、吸わない乗客を尻目にのんびりとタバコの煙をくゆらすという、喫煙者だけに与えられる特権感覚がなんとも心地よいのだった。
わざわざ指定席を購入しなくても好きな席に座ってタバコが吸えるので、経費は浮くし、優越感は満たされるし、一挙両得な気分がたまらない。
「タバコも吸えない貧乏症な貧民たちと違うぞ」「俺様はお前らよりリッチだ」というような優越感を満喫できることが唯一の快感なのである。
他に優越感を持てるようなものはほとんど持ちえない実太であった。
実際、タバコが値上がりするたびに挑戦する禁煙に失敗して、結局未だに禁煙ができなかった自分への自己嫌悪と自己憐憫の表れなのだろうと、実太は自分でも分かっている。
この際、自分はタバコと心中するのだぐらいの意気込みは毛頭ない。
ただ、タバコが止められずに、渋々バカ高いタバコを買い続けているだけなのだ。
そればかりか、震災以降、自分の吸いたい銘柄さえ自由に買うこともできないので、周りにはこれが機会と止めた奴もいる。
「悔しいが、おれにはできない」しかし、この言葉は自分で飲み込むだけである。おれにも男の意地があると、実太は思いたいのである。

実は、このところずっと「やるじゃん新幹線」みたいな気持ちがあった。
ニッポンの世界に誇る大動脈の新幹線が、実際は世界的ムーブメントでもある「嫌煙運動」に反して、愛煙家を優先するという状況はまさにこの世の「奇跡」に値するぐらいだと思っていたのである。
ここ数年、ローカル電車やバスはもちろん、待合室や屋外の駅のホーム、更にはタクシーすらも禁煙車両になり下がり、喫茶店もレストランでもタバコが吸えないこのご時世に、新幹線だけは喫煙者天国だった。
これはきっと、愛煙家の財界の大御所が、「何が何でも新幹線だけは禁煙したら許さんぞ!」と脅しをかけているに違いないとも思ったりもするが、自分もその恩恵をただ甘んじて享受しているだけなのだ。
しかし、その優越感も一気になし崩しである。
「くっそー、俺等のバカ高いタバコの税金の恩恵を受けいるのと違うのか!」と一人うそぶきながら、もはや禁煙車になってしまった3号車に、タバコ嫌いの情けない女子供などと一緒に乗り込むのであった。

やることのなくなった実太は、仕方がないので寝ることにした。
ニコチンを欲しがる体にイライラしつつ。
実太は酒を飲まない。
実太は新幹線で酒を飲む奴らが鬱陶しく思う。
団体が乗り込むと決まって「プシュ~」とやりだし、そのうち酒に酔って声がでかくなる。
近くに座られたらたまらない。
喫煙者の多くは、酒好きでもあったりすることが気に入らない。
喫煙車両でくつろいだ途端、あとから近くに酒好きの仲間連れが陣取ったりすると、実太は気分が悪い。
酒臭いのがたまらなく嫌である。
気持ちが悪くなる。
タバコ臭いのも実はイヤだ。
自分のヤニ臭いのは当然ながら我慢できるが、他人のタバコ臭いのはどうにも嫌いだ。
実太は、煙の立ち上ることのない3号車で、「まあ、こんなんだったら酒も飲むしタバコも吸うようなワガママな奴らは、近くに来ないであろう」と無理やり考えることにして、自分を慰めて落ち着くことにしたのである。

ところが、「こだま」であれば自由席の喫煙車両があることを後に知った実太は、それ以降、こだまの15号車に乗り込むことにしたことは言うまでもない。
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連休の思い出

2011年05月10日 | 駄日記
5月10日(火)
長いような連休も、終わってしまえばあっという間。
自分としては、その間には仕事もあったし、WATTSのイベントやライブもあったりして、忙しいといえば忙しく、でも多少はのんびりしたような気もするし、結局、バケーションで海外にでも行ったのなら思い出もたくさん作れるんだけれど、せいぜい家の近所でフラフラするだけじゃ、思い出にもならないような気もする。
とはいえ、連休最終日の日曜日はカンカン照りのいい日だったねえ~。
近所の公園では、毎年恒例のイベントが開催されていました。
ということで、中途半端ではあるけれど思い出が何にもないのも惨めなので、超近所のイベントを思い出にすることにして、画像にしました。。。
しかし、真夏のようなめっちゃ暑い日だったね。

てなわけで、ガキんちょ達は自転車で探検に出かけ、あっちこっちキョロキョロ。

何かどこかで音がする。
何だろう。
行ってみよう。

公園中央の特設ステージでは、なにやら演奏が?
大人数のようです。

ブラスバンドですね。
よく見ると少女ばかりのバンド。

ついついドラムが気になっちゃいます。
つか、それはオレだけか?

やっぱりちびっこはアイスが好き。
かき氷のイチゴ味とブルーハワイだって。
楽しい一日でした。
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追悼ライブ

2011年05月07日 | ライブレポ
5月7日(土)
豊橋バークレーで、故伊藤直美さんの一周忌追悼ライブがあり、ドラム教室のあとで行ってきました。
突然の訃報からもう1年が経ったんだと、今さらながら時の早さに驚きます。
去年のゴールデンウィークの最中に倒れ、そのまま帰らぬ人となってしまいました。
お葬式には、ものすごい数の参列者がいらして、式場が人で溢れていたのを思い出します。
伊藤さんは、ナオミと言う名前でしたがれっきとしたオジサンで、ジャズ系のライブハウスでは顔の広いピアニストでしたから、早くから大勢のミュージシャンが集っていました。
いつもバークレーの「素敵なオヤヂ達」の中心にいて、においのきつい洋モクをプカプカ吸って、歯の抜けた顔で「ガハハハ」っと笑う顔が印象的でした。
この夜は、JAZZ系やPOPS系フォーク系の様々なミュージシャンが揃ってそれは賑やかでした。
どうやら早い時間から集まって盛り上がっていたらしく、自分が行ったときには皆さんけっこういい感じでした(笑)
客席には伊藤さんのご家族もいらして、ステージでは彼を偲んで順々に演奏が行われていましたが、自分はマスター・トニーを中心にポップスを演奏させていただきました。
もちろんジャズのセッションなども行われ、ジャンルを問わないナオミさんの幅広い音楽活動が伺えました。
今回、自分はクルマだったのでシラフでの参加でしたが、やっぱりナオミさんのイメージは、強い酒、タバコの煙、4ビート、ピアノの音って感じですね。
時計が0時近くなったところでお店をあとにすることにしましたが、ちょうどジャズの辣腕ミュージシャンも加わって、店内はさらに盛り上がるところでした。
バークレーの夜は続いていました。
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