駄楽器駄日記(ドラム、パーカッション)

ロッキンローラーの打楽器日記

リーゼントしたいです

2007年09月05日 | 駄日記
この夏、8月初旬の猛暑のさなか、髪を切った。
だいぶ髪の毛が伸びてきていて、暑苦しくて鬱陶しいので、つい口が滑って、
「サッパリと切ってください」と頼んでしまった。
すると、それは見事にザクザクッとサッパリ切られてしまった。
そうしたら、確かにサッパリして涼しいのはいいのだけど、肝心のライブのときに辛い。
簡単にオールバックにはなるけど、ボリュームが足りなくてリーゼントとは言えなくなっちゃった。

リーゼントを決めるには、ある程度の髪の毛の長さと濃さが必要だ。これは必須条件である。
当たり前だけど、坊主頭ではリーゼントできないし、一見長髪でもカッパ風のてっぺんハゲじゃ無理である。
リーゼント道というのは、薄くなってきた中年のオッサンが(オレだ)、「リーゼントしたい」という願望だけで叶えられるというものではない。
そうなのだ。リーゼントとは、若者の特権なのだ。
ガ~ン!自分で書いていて改めてショックだったりして。
そりゃそうだ、プレスリーの10代20代の頃のリーゼントは、ぴかぴかにカッチョいい。
でも、中年のドーナツ太り後は、髪型に関してはイマイチだったなあ。
判ってますけど、オレ好きなんです。
デブでもオヤジでも、何とかカッチョよく決めたい願望がいつまでもあるんだよなあ。

あちこちにあるケントスの店内には、プレスリーはじめ元祖米国のリーゼントで決めたロッキンローラーたちの写真やパネルが飾ってあったりして、オレなんかその写真を見ただけでワクワクうきうきしちゃう。
オレがファンでもあり、オレのバンド仲間でもあるスター、“アキラ氏”のリーゼントも超素晴らしい。
実は、彼はオレのリーゼントの師でもあります。彼が正しい髪の上げ方を教えてくれたのだ。
しかも愛用のポマードをプレゼントしてくれて、オレは舞い上がるほど喜んだ。
コシのなくなった髪の毛が天高くたつことができる、魔法のポマードだった。
できることならいつまでもリーゼントしていたいぐらいに思う。
無理だとは知っているけど。

リーブ21やアデランスは素晴らしいシステムだとは思うが、それには頼りたくないと思う。
つか、金がなくては頼れないのだ。
大金を死ぬまで永遠に払い続ける根性と原資がなければ続けることは無理である。

とりあえずオレの髪は伸びてきているし、地肌は透けて見えてきていてもまだ人からハゲと言われるほどでもない。
今月のライブでは、きちっとリーゼントっぽくキメて行きたいと思ってる。

しかし疑問があります。
往年のロックンローラーである、尾藤イサオさんのリーゼント、決まりすぎていやしませんか~?
60歳超えてあのリーゼントの決まりよう。
確かにカッチョイイ。声も体型もセンスも顔も全然衰えていない。
すごくストイックに鍛え続けているに違いないし、尊敬に値する。
だけど、髪の毛フサフサだけは自然と衰えるはずじゃないですかあ~。
60歳越えで万年黒々、フサフサってありうるのか。
同様に、高橋ジョージの真っ黒フサフサリーゼント。
ここ1~2年はTVでの露出度もやたら多くて、夫婦での微笑ましい出演振りに好感度もアップだ。
だがしかし、彼も49歳のはずだし、普通だったら少しは薄毛になってくるだろうによ~。
何もしなくてもフサフサなら素晴らしいんだけどさ、悔しいのでつい愚痴ります。
「それはないやろ~!チッチキチ~」

あ、そういえば約1名いた。
ロッキンロール・ダンスのオーソリティー「あ○ぼ―」さん。
何であんなに真っ黒フサフサか聞いたんだけど、「天然だ」って言ってた。
髪だけ見たら青年だもんなあ。
いいなあ。
コメント (6)
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