駄楽器駄日記(ドラム、パーカッション)

ロッキンローラーの打楽器日記

10月28日銀座ライオンライブ

2005年10月30日 | ライブレポ
(銀座ライオン常設ドラムセット)
10月28日(金)浜松 銀座ライオンでPOWDERのライブを行った。
今月は、毎週金曜日に連続で我々のライブをやってきたが、最終の日である。
始めの店のMERRY YOUで、手足が思うように動かないという最悪のスタートを切ってしまったが、それ以来気持ちを切り替え開き直りというか、なるべくリラックスして演奏することを心がけた。
「腹七分の力の入れ具合」というのがオレの演奏目標としたが、いい具合に調整できたと思う。
実はこんなことは昔から分かりきっていたことであるが、若い頃のように体力が余っている状態では結構難しいのだ。
演奏に気持ちよく酔ってしまうと、フルパワードラミングに走ってしまうのが昔からのクセだった。
ロックドラムの醍醐味などというのは、なんといってもパン!というでかい音のスネア、ズドン!というバスドラにあるんだからついでかい音を出したくなってしまうのは仕方がない。
だが、気持ちが良くっても力んでいる演奏というのは、後で録音したものを聞いてみると、たいがいは堪えられない酷い演奏だ。
学習しても、何度も同じことを繰り返す、下手くそアマチュアドラマーの典型である。
ま、失敗しても過ちを犯しても飲み続ける酒と一緒か!ダセーなオレ。。

そんなこんなで、そこそこ力加減を覚えた今回のライブ。
ドラムセットを振り返ろうと思う。

前回は時間の余裕もなく、ドラムのバージョンすらチェックできず後でギターのまっちゃんに教えてもらったが、今回は分かっていたので持ち込み機材は最小のものにとどめた。
スネアとスティックのみの持込で楽チン。
セットは当然ながら前回と同じYAMAHA9000-Rで、JAZZ演奏がメインの店にしては珍しく深胴のセットだ。
バーチの甘い音がして、芯があるのが9000-Rの好きなところだ。
タムのヘッドを強めに張っていてもカンカンの軽い音にならないのは深胴ならでだ。
ヘッドはもう交換時期を過ぎているが、タイトな張りなのでまあどうにか許せる範囲。
バスドラのフロントヘッドに穴を開けていないのは、JAZZ仕様で、踏むとドーン、と音が伸びるが嫌いではない。
やはりYAMAHAのドラムは好きだ。それぞれのシリーズごとに完成されていて、どれを叩いてもその音がする。
自分は、YAMAHAのバーチとPEARLのメイプル、TAMAのバーチを持っているが各社特色があって面白い。
最近はどうかなと思うと、品質は横並びでもいいが良く似たセットばかりで面白みはないかもしれないな。
だが、どのメーカーもメンテが大事で、可愛がって見てあげないと大事な時に壊れる。スネ男君になっちゃうね。

演奏は9曲ずつ3ステージ。そしてアンコール。
1ステーじでハプニングだ。
21:00に演奏が開始したが、既にかなりビールをお召しになった若者軍団が、開始早々フルテンション。
そのヨッパノリに圧倒されたか、バンドの音がだんだんと大きくなっていく。
時間の都合でリハなしで調整しながら始めたのだが、お客さんの歓声やら嬌声で演奏の音が聞こえなくなるので仕方ないが。
すると、声帯の温まっていないヴォーカルゆーこの声が突然出なくなってしまった。
これは本人としたら焦るだろう。立ち位置がオレの目の前だからよく分かる。
お茶を飲んだり、エッホン!と咳払いしてはみたがR&Rの一番いいところで声が裏返ったままだ。
どうしようもない。そんな時は、通り過ぎるのを待つしかありません。
ドラマーのオレの、焦っても焦っても思うように体が動かなくて転びっぱなし状態となってしまった過去と同じかも。とも思ったが、やめとこ。
老化現象のオレと若いゆーこを一緒にしたら気の毒だ。
今回のオレはといえば、余裕の7分腹で始めて正解だった。最大に盛り上がって9分の力だった。
傍から見て、やる気あるのか?ぐらいの演奏がちょうどいいって知ってるけんね。
なかなかできないけどね。

2ステージからはゆーこのノドもすっかり良くなって、さすが若い子は違うと納得したオレだった。
そして告白すると、メンバーの誰も気付かないというか誰も知らないオレの誕生日をステージで自分からウケ狙いに喋ってしまい、何となく後悔しているオレであった。
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ライブ予定

2005年10月27日 | ライブレポ
2005年もあとわずか!
そんな季節になってきたところで、自分自身の当面のライブ予定を整理しておこう。

10/28(金)浜松 銀座ライオン「POWDER」 
11/11(金)浜松 メリー・ユー「POWDER」
11/12(土)豊橋 ハウス・オブ・クレイジー「WATTS」
11/18(金)豊橋 ザ・コットン倶楽部「SEXY VOICE」
11/25(金)浜松 銀座ライオン「POWDER」
12/ 9(金)浜松 メリー・ユー「POWDER」
12/25(日)静岡 静岡ケントス「POWDER」

今のところ決定しているのはこんなものかな。
よく見たら、あらまあ金曜日は毎週に近いんじゃないかい?
年末にまだ入る可能性もありますなー。

来年以降の予定はどうなるか分からないので当面は白紙。もしかすると引退するかもしれないし。
えらい弱気の自分に嫌気してます・・


補足説明します!
10/28の銀座ライオンライブはオレの誕生日イヴでーす。
パーティーしましょう!
なんてこんなところで一人ぼっちで大騒ぎしても仕方ないか。
んなもん関係なく踊りたい方は踊りまくるんだから。
とにかくLet's Party!!

11/12のWATTS ハウス・オブ・クレイジーライブは、対バンあり。
WATTSの新曲もまじえる予定です。
オリジナルMDをプレゼントしますので、是非お越しください。

それから先日、告知させていただいた内容の訂正があります。
11/18(金)のSEXY VOICE ザ・コットン倶楽部ライブは、
対バンの「JOHNNY ANGEL」さんの都合がつかなくなりましたので、
SEXY VOICEがピンで2ステージ行います。
「J・A」の演奏を楽しみにしてくださった方、ごめんなさい。
その分オヤジがハジケ(ハゲケじゃないよ)させていただきます~
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ブログ更新

2005年10月26日 | 駄日記
いかんいかん
更新しようとすると12時を回ってしまい、あくる日になってしまう。
ネタを下書きしていないと、時間に間に合わないし、ちょっとした操作ミスで瞬間消去だ。
ブログを始めてまだ1ヶ月弱だが、更新のジレンマにやられています。

こりゃ、仕事場でサボりつつネタを下書きしなきゃ!なんて。
ん~、過去何回かしました。
でも正直これはオレの主義に反するんだよな。
昼休みの時間は許せるけど自分に厳しくしないと、すぐにこれが優先してしまう。
オレ、弱い人間なんだ。
PCのゲームがいい例だ。ひまな職場のお偉いさん、朝から晩までトランプやってる。だから、今ではオレは昼休みも絶対ゲームしない。
もしも、オレが仕事中に一日中これに支配されちゃったりしたら、情けないしダサイ。
おっと時間がない。

今日はPOWDERの練習でした。
新曲を着々と増やす、というコンセプトで進んでいます。
ライブが重なりその合間に練習。けっこうきついのが本音です。
疲れがひどいと何のため誰のためにオレたちやってるんだろうって時々思う。
誰のためでもなく、自分のため?
目的は何だろう。
答えは・・・そこに音楽があるから。
山登りと同じかもしれません・・・

今日はですます調になってしまった。
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復活に向けて

2005年10月25日 | 駄日記
肩・首・腰が痛い→朝起きられない→仕事の意欲が出ない→練習もできない→食欲もない→酒だけ飲む→胃腸が悪くなる→気がめいる→熟睡できない→寝た気がしない→肩・首・腰が痛い
完全に悪循環である。

体調が悪いといって嘆いていても未来がないので、面倒くさがり屋で出不精のオレも重い腰を起こすことにした。
ということで昨日予約しておいた整体に行って来た。
行ったのは2年振りぐらいだろうか、先生も元気そうでますます繁盛していた。

40肩のぶり返しかと思っていたが、症状はわりと軽いようだ。
前回のような治療の痛みに悶絶することもなく、自分でも「お、軽いかも」と思える余裕があった。
それでも、肩の関節の治療はかなり痛かったが、来週もう一回行けば終わりだそうだ。

前回は、左右の肩と首の付け根がどうにもならず、藁をもすがる思いで治療院の門を叩いたのだが、苦痛の伴う治療に耐えてみたらきれいさっぱり痛みが消えた。それ以来先生のファンになったのだ。
それからは痛みが軽くなってからもけっこう長く通っていた。というのは、肩の原因は骨盤の歪みだったそうで、その矯正に時間がかかったのである。
今回、骨盤の歪みは言われなかったので時間はかからず治りそうである。
通う回数が少なくてすむのは治療費が高めなので嬉しい。しかしちょっと残念のような気もした。
今日は背中に若干の揉み疲れがあるが、昨日のどんよりとした重みが消えて、ウソのような軽さである。
復活の日も近い?
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SEXY VOICE

2005年10月25日 | バンド
(BOTTOM LINE LIVE)

SEXY VOICEについて、長々と発祥の歴史を書いていたが、今しがた、操作ミスによりいきなり記事が消滅してしまったので改めて別の機会に書こうと思う。
ふ~、ついてない・・

ま、とにかく素晴らしいテクニシャンのメンバーが趣味の新旧の曲をカバーして、大人のサウンドを聞かせるバンドです。
(オレはまだまだ修行中なんで勉強中ですが)
次回ライブの告知です。

11月18日(金)豊橋 コットン倶楽部 20:00~
1ステージは、若手オールディーズバンド「JOHNNY ANGEL」さんの弾ける演奏の予定です。
その後おじさんバンド「SEXY VOICE」のしっとり&年季の入った演奏です。
メンバーには、POWDERのおしゃべりSAX(笑)いっちゃんがオリジナルメンバー。
今回からギターに先週のPOWDERで復活した、としちゃんも特別参加!
気合が入っています。
是非、期待してください。
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完全休日

2005年10月23日 | 駄日記
(ザ・コットン倶楽部の外観。お世話になりました)

金曜のコットンでのライブの後、ついにバテが来てしまった。
このところずっと違和感のあった首の付け根から肩甲骨のあたり。
土曜日から痛みが限界である。何と表現しようか。
寝違いした首筋の痛みのような感じ。
寝ても痛い、起きても痛い。
40肩のぶり返しなんだろうか・・・
土曜日はドラム教室を休みにして、自宅療養であった。
といっても、TVを見て酒を飲んでいただけだが。

家人に言わせると、PCに向かいきりのせいだとか。
ん~、それもあるかも。

おまけに、今朝腰をひねってしまいギックリ腰の一歩手前だ。
弱り目に祟り目である。
体調が悪いと気分も盛り上がらず。

気分直しに今日はクリームシチューを作った。
美味しかった。
気分は晴れたが、肩と首と腰は痛いままだ
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ザ・コットン倶楽部 ライブ2

2005年10月22日 | ライブレポ
(コットン今回のセッティング 1タム仕様。右下に壊れたタムホルダーが転がっている)

ドラマーとしてライブを振り返ってみようと思う。

今回のライブにもマイシンバルを持ち込むことにした。
コットン常設のシンバルは、A・ジルジャンで標準的なものだ。
問題は全くないが、自分のKジルで行きたいなと単に思っただけだ。
そして、スネアは最近馴染んでるラディックのスチール5半インチを持ち込み、ペダルはお店のものを借りた。
結局、Merry Youの時のまま車に積んである機材だった。
所詮オレのやることなどはそんなもんで、大概である。。

ところが今回は困った事態が発生していた。
というのは、タムホルダー(バスドラムの上に乗っているタムタムという小、中2個のタイコを支える支柱)が2つあり、左右とも壊れていたのだ。
これではまともにタムがマウントできない。
店に入ってすぐに、タムが変な風にセッティングしてあるのを見てオヤ?と思ったのだ。
一旦はセッティングできてもタムの重みでズルズルと下がってきてしまうので、極端に傾けて、バスドラの上にタムの一部を預けるようにしてあった。
ありゃー、バスドラが傷まるけになっちゃうー。
早速タムホルダーを取り外してバラしてみると、両方のホルダーの取り付けビスの3箇所中1箇所が抜け落ち、しかもねじ穴はバカになっている。
多分、ねじが緩んで一部が浮き上がり、そこで力いっぱい締め付けたのだろう。
こうなる前にねじを均等に締めなおす等、メンテをしっかりすれば予防できるが、もう手遅れだ。
ライブハウスにありがちの、ドラムセットはあるが壊れている。という困ったパターンである。
しかしこれはお店に文句は言えない。こればかりはドラマーでないとなかなか気付かないのだ。

コットンのドラムセットは決して古くないし、ライブが出来るお店とはいえ毎日ドラムを使用しているわけじゃない。
他のハードウェアー類は何ともないしピカピカなのに、タムホルダーだけが壊れているというのは問題がある。
YAMAHAのタムホルダーというのは壊れやすいと思う。
オレの所有物は扱いを心得ているので大丈夫だが、練習スタジオなどの初心者や構造を知らない不特定多数が力任せに扱うと非常に壊れやすい。
機能的には優れているが、強度的には欠陥品じゃないか。
素晴らしいドラムメーカーだけにあえて言う。
「ダメよダメよ、ダメなのよ!」(島田一の介風に)

そんなわけで、今回は普段のセッティングはあきらめて1タムのみの仕様とし、何とか使える方のタムホルダーでタムを配置した。
バスドラムに傷がつかないように注意してかなり低い位置にセッティングした。
したがって、椅子もかなり下げて最近あまりしない重心の低いセッティングとなった。
3点セットでの演奏は久しぶりで、手癖のフレーズの多くはミッドタムを使っているので手順が狂うがそこはそれ。
ドラマーの矜持を硬く持ち、コケないように細心の注意と大胆な演奏を心がけた。なんて言うと偉そうだが、実は前回の滑った転んだライブの二の舞を踏まないようハラハラ物であった。
実際、一部メンバーで息の合わないところや、後半はやっぱり息切れをしたが、皆さんには何とか楽しんでいただけたと思う。
そして、自分も大いに楽しむことが出来て満足できた。
汗びっしょりの着替えが心地よく、至福の時間を与えてもらったことに感謝である。

片付け後、レジにおいてあるファイトマネーBOX(ライブチャージがない代わりにお客さまのおひねりがギャラ)の額がけっこう多かったよといっちゃんから聞き、嬉しかった。
しかもその一部を、失った黒ジャケット弁償の救済にと、少し援助してくれるという。
「そんな、申し訳ないから。」と言いつつありがたく、あさましく頂戴した。
ファイトマネーをいただいた皆さんと、優しい心遣いをくれたバンドメンバーに感謝。

帰りの際、オーナーにタムホルダーの修理を買って出たことは言うまでもない。
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ザ・コットン倶楽部 ライブ1

2005年10月22日 | ライブレポ
(コットン常設のYAMAHAバーチカスタム。オレの自慢のYAMAちゃんと同スペックで一回りサイズが上)

昨日10月21日(金)は豊橋の「ザ・コットン倶楽部」での「POWDER」ライブだった。
約半年近くやっていなかったので、オレは演奏者として、お店のファンとして、とても楽しみだった。
なにぶん自宅の近所だからね。
浜松でのライブにはなかなか行けない地元のオールディーズ好きなお客さんも、楽しみにしてくださってやりがいがある。
すごく嬉しいのは、楽しみだというお客さんの多くが中年世代で、ご自分の家族や仲間を呼んで来てくださってPOWDERをまだ知らない人達に出会えるということだ。
もっともこれはどこのオールディーズファンのお客さんにも共通して言えることで、ありがたいことだ。

オレはバンマスではないが、毎回コットンでのライブの企画を担当している。
日程や進行、選曲などを決めていくのも楽しみだ。
選曲は、客層に合わせたり、事前にあったリクエストに応えたりしている。
豊橋のお客さんは、比較的ダンスを楽しむより曲をじっくり楽しむという方が多く、決して侮れない。
下手をするとバンドとお客さんが一体化できずに、場が暖まる前にステージが終了してしまう。さらにバンドが根負けしてこなれていない曲でボロを出し自滅する恐れがある。
ま、そんな経験は過去100万回ぐらい経験しているし、大いに現在のステージに教訓として生きているはずだ。(自分自身はまだまだである!喝!)

今回は3ステージ、POPS中心のライブだったが、メンバーに変更があったり飛び入りがあって、いつもと違うPOWDERの一面を見られて楽しかった。

メンバーは、キーボードのサトキチ君が仕事の日程上どうにも都合がつかず、育休中のまみ(NAOMI改め)が久しぶりに復帰し、元祖POWDERギタリストのトシちゃんも単身赴任先の東京から駆けつけてくれた。
今回のトピックとして、飛び入りで元金沢KENTOSの人気ヴォーカリスト、アキラ氏が参加してくれて、KENTOSで培ったプロのスーパーパフォーマンスを披露してくれた。

これは予期せぬ嬉しい出来事だった。
アキラ氏とオレはかつてのバンド仲間、彼も現在はコットン倶楽部の近所に住んでおり、POWDERのHPのスケジュールを見て駆けつけてくれたと言う。
アキラ氏は、ちょっと遊びに来たと言いつつも、リーゼントと服をバッチリ決めて、歌う気満々でのご来店だった。笑える~
次回からは、スケジュールを決める際にアキラ氏の予定も聞いておかなくては。


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ダイエットレシピ

2005年10月20日 | 駄日記
全然ロッキンロールしていない話だけど書いちゃお。
ついこの間の日曜日の夜、見るともなくTVをつけていて「あるある大辞典」が始まっていた。
「今週の特集は凄いですよ!」なんて、大げさにマチャアキがのたもうた。
何だしょっちゅうやってるダイエット特集じゃん、と思ったが、どうやら衝撃的な新事実らしい。
興味をそそった。
「アメリカのどったら医学博士だったか何とやら氏の画期的な新発見!!」ふん
「1日1回3分だけの運動メニューで確実に痩せる!!」へー
「お金も時間もかけずにダイエット!!」んん~
「筋力UPで健康体に!!」ほう
「食事制限一切なし!!」おー
「ワタシは3ヶ月で15キロも体重が減ったわよ!!」うーん
「ニッポンのあるお店の従業員で検証。1週間で効果あり、2週間で成功率100%!!」そっかー
うろ覚えなので数値はかなり違うだろうが、こんな感じだった。

運動メニューは簡単である。
30秒の無酸素運動と30秒の有酸素運動で1分。これを3回繰り返すだけだ。
やり方は・・・
書くのが面倒なんで、知りたい人はフジTVのHPにきっとあると思うので勝手に探してね~。無責任男♪

注意点としては、寝る前や運動のあと休息に入っては効果は薄いのだそうだ。
継続して体を動かす前が効果があり、3分間の運動で体の体内脂肪を燃焼しやすい形にするのがこの特徴なんだって。
つまり、就業時間前にやると、作業中は体内脂肪が燃焼し続けて、ダイエットに絶大な効果がでるシステムなのだそうだ。

ということは、朝散歩やジョギングをする人は準備運動代わりにやるとか、自転車通勤する人は出勤3分前にやれば確実だ。
オレも全く運動不足なんで、早速やってみることにした。
今日で3日目、情けないことにこんな簡単な運動で昨日まで筋肉痛があった。だが、今日は消えた。

おお、そうだ。演奏前にやったら効果ありそうじゃない?
「ワタシは、ライブ3本で10キロ痩せました!!」って威張れるかなー。
でも、またこの間みたいな情けない演奏しちゃったらヤツレルだけだったりして・・・
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hey3事件簿ー黒ジャケの謎

2005年10月19日 | 駄日記
(モンダイの黒ジャケット。写真はラメが光っていないのが残念!)

この夏POWDERのバンド衣装を買い揃えた。
今までは、青いダブルのジャケットに、夏用の黄色いボーリングシャツ、そしておなじみとなった赤いジャケットだった。
少々飽きがきたことと、夏場の暑さ解消にと思いメンバーで考えた。
オレとしては白いスーツにしたかった。帽子も揃えたかった。
キザに決めたら絶対格好良いと思う。
だが、スーツは値が張ることと、汚れが目立つという理由で流れた。
じゃあどうしようかということで、話し合うこと2~3分。話がそれたり、下ネタに流れてまあどうでもいいかなというか、分からないよねーといういつもの流れ解散的霧消である。
結局は行き当たりばったり、名古屋大須のホスト御用達メンズショップで見て決めることにした。
たまたま、「Sexy Voice」という名前の、オレとSAXのいっちゃんと一緒に参加しているバンドのライブが名古屋の「Bottom Line」であったので、いっちゃんとオレは二人代表で買いに行くことにした。

お盆休みに入ったカンカン照り猛暑の日曜日、別々の車で出かけ途中で合流したのだが、ライブのリハ時間までにあまり時間もなく、大須の駐車場事情もわからず、結構二人は心なしか焦りつつ何とか店にたどり着いた。
そこで見つけたのが、黒いラメのジャケットだ。
丁度たくさん入荷したばかりで、男メンバー分6着が揃うというので即決した。
凝った作りなので1着あたりの単価がちょっと高かったが、リーダーのいっちゃんの心遣いでバンド費のストックを一部補充し、メンバーの出費は極力抑えることとなった。
リハ時間にも間に合うこととなって、良かった良かったといっちゃんと3着ずつ車に積み込んだのだった。
その夜のSexy Voiceのライブは何とか終了し、我々は別々に帰宅した。

ところがである。
その後、しばらくして事件は起こった。
オレの甥っ子の結婚披露宴でのライブという依頼があり、お祝い事だということでメンバーも快く引き受けてくれた。
一応、メンバーにはギャラも出ることになった。
当然身内のオレは受け取るわけにはいかず、お招きする側として式場の打ち合わせにも参加して万全を期して当日を迎えた。
その日は大安吉日の日曜日。9月初旬だったがさほど猛暑でもなく、気分良く朝から張り切って出かけた。
車にはドラムセット等の機材やら着替えや衣装で満載だ。
3人分のジャケットは機材類と一緒に積み込んだ。ドラムセットの上にオレが置いた。
この日が新衣装の初めてのお披露目である。
結婚披露宴が、新衣装の初めての披露の宴とは縁起が言いや。などと鼻歌まじりで出かけたのだった。

さて、豊橋一の馬鹿でかい結婚式場に着き、車中の大量の機材類をおろし、披露宴会場にはエレベーターに乗って、あとは荷物を両手に持ち歩いた。
メンバーのみんなも忙しい中、手を貸してくれて大助かりだった。
セッティングをテキパキと急ぎ、続けてリハをすばやくこなして、準備OK。
さて一息である。

控え室に案内されて、着替えや衣装やもろもろの荷物を持って行ったのだが、そこで気づいた。
衣装が1着足りない。
確かに3着、車に積み込んだのに2着しかない。
ならきっと、車に残っているはずだと思い駐車場に走ってみたが、ない。
エレベーター付近や迷路のような通路に落としていないか、目を皿のようにして歩いたが見当たらない。
なぞの紛失である。

全てが終了して、家に帰ればきっとあるさ。という希望も空しく、家にもなかった。
結婚式場に電話をかけ、忘れ物か落し物の中にジャケットはないかと状況を詳しく説明したが、しばらくして「見当たりません」の返事が来た。
それでも、まーそのうち出てくるさ。という期待も空しく、どこからも出てこなかった。

その数日後、オレは名古屋の病院で人間ドックを受けることになっていた。
人間ドックを受けた後、ベースのたーさんと待ち合わせて「名古屋KENTOS」へ飲みにいこうと約束していたのである。
名古屋特有の蒸し暑く、9月中旬とは思えぬ猛暑の日だった。

オレは、大須のホスト御用達店に一人で行き、黒いラメの入ったジャケットを1着買った。
もう覚悟は出来ていた。弁償である。金2万4千円プラス消費税也。
衣装の袋を片手に持った帰り道、商店街のアーケイドから流れる冷房の涼しい風は、心地良さよりむしろ、寂しく空しく感じた。
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