駄楽器駄日記(ドラム、パーカッション)

ロッキンローラーの打楽器日記

バーボン

2007年09月18日 | 駄日記
昔、バカみたいにバーボンを飲んだ。
20代後半のある時期、毎晩吐くほど飲んだ。
飲まずにいられなかった。
自分の中にある、激しい情熱と何もできない焦燥感と、快楽への追求と、堕落とその自己嫌悪と、一番大切なものを見つける希望とその逃避と、ありとあらゆるものをつまみにして、毎晩飲みまくった。
それでも、ボトルは一晩で1本空けてはいかんと思い、僅かでも残すようにした。
アル中にはならんぞという抵抗だったか。
いや、ただ、飲み代を賄える稼ぎが追いつかないというだけだった。
当時、バーボンは高かった。
酒屋で買っても比較的安いアーリータイムズやジムビームは3,800円ぐらいで、飲み屋でキープすると6~7,000円ぐらいだった。
飲み屋では仕入れ値の概ね倍額というのが常識だ。
フォアローゼスや、I・W・ハーパーがこれより500円~1,000円ぐらい上回り、ジャックダニエルは更に1,000円以上高かった。
ワイルドターキーに至っては、飲み屋ではどこでも少なくとも12,000円ぐらいしていた。
当時は、仕入れ値が高すぎて置いていない店も多かったのだ。

ところが、今では写真の通常のターキーは、安売り店で2,150円程度、実物のこの売値は広告の品で1,750円だった。
こんな安い酒に12,000円払うヤツは、名古屋弁で「ターキ(たわけ)」である。。。。。苦しいか?
これが言いたいだけの日記だったりして・・・オヤジギャグ万歳。でへへへ。
モチロンこれは通常の安いほうの酒で、高いほうの8年ものなんかの品は安売り店でもちょっと高い。
だけど、それでも3,000円ぐらいだ。(安い!8年物だよ!)
こんな安い酒でも、昔の高い酒のことを思い出して、チビチビとけち臭く飲んでるオレって、何よ。小さいなあ。

こう考えたら、税金だけのビールをバカの一つ覚えみたいにガブガブ飲む(自分のことです)より、安いウイスキーをちびちび飲んでたほうが、体にも懐にもいいんじゃないかな。
正直言って、酒なんか止めたい。
毎晩飲み続けているのは、毎晩飲まれているということだ。
タバコをあっさりやめたように、酒も止める頃合かも知れんなあ。
といいつつ、お代わり!もうイッパイだけ。
コメント (5)
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