OZ.

Opened Zipper

自転車初乗りの感想

2006-02-02 00:00:01 | 折りたたみ自転車(MFWS-206F)
ずっと部屋のオブジェだった犬の散歩用折りたたみ自転車ですが、少し前にようやく外の世界へデビューしました。

休日の午後、天気も良かったので、ウチの犬ユニを自転車に慣れさせつつ散歩(というか引き走り)してみることにしました。
初回なのでゆっくり行くつもりでしたが、ユニが興奮してダッシュしまくり、色々と苦労しました。
「自転車で犬散歩」自体の難しさは置いとくとして、自転車自体への感想を。

まず感じたのが「ギア軽っ」。
6段変速のうち、一番軽い1段に入れた状態で出発したつもりでしたが、あまり軽いんで切り替えようとしたら、6段に入ってました…コレで一番重いギアなの?
かなり拍子抜けしましたが、よく考えたらそんなに最高速を求めるタイプの自転車じゃないからしょうがないか。

次に感じたのは「サドル低っ」。
部屋の中で試し乗りしたときから感じてましたが、サドル位置がめちゃめちゃ低いです。
シートポストの刻印表示を見て最大限に高くしていますが、サドルに座った状態で両足とも左右に開いて投げ出しているのに足裏がべったり着地してしまってます。
静止時はそれで良いとして、問題なのはペダルを漕いでいるとき。
サドルに座ってペダルを漕いでいるとき、脚が最も伸びたときでも膝が90度くらい曲がったままです。
極端に言うと、大人が子供の三輪車に乗っているような、屈葬されているような、窮屈な状態のまま走らないといけません。
こりゃダメだ。

折りたたみ自転車って、子供用ってワケじゃないよなぁ。
何でこんなにサドルが低いんだろう? っつーかシートポスト短過ぎでは。
これは大至急、要改良ポイントなので、長いシートポストへの交換がまず必要ですね。

その次に感じたのはペダルの不便さ。
折りたたみ式ペダルですが、両面踏みでない(つまり片面踏み)上に、足を外してもペダル自身の自重で正位置に戻らないのです。
つま先でひっくり返してやってから踏まないといけない。
犬の散歩中に頻繁に停まっては走り出すことを繰り返す使い方のせいもあって、これがものすごい不便に感じられます。
これも要改良ポイントなので、まっとうなペダルに交換しないと。
ペダル自体が折りたためなくてもあまり困りそうにないので、折りたたみ式でないペダルでも良いかな。

それ以外で気になったのはブレーキ位置。
走っているときにブレーキを操作しようとすると、腕の延長線上と全然異なる角度でブレーキのレバーが出ていたので、使い難かったです。
真下向かせ過ぎ。
これはレンチで緩めて調整すれば済むだけの話なので、帰宅後に調整しておきました。

ハンドル位置は今のところ気になってません。
グリップも見た目が超チープなんですが、不満は無いです…しかし見た目の不満は大きいと言えば大きいので、そのうち交換するでしょうね。

それから、MFWS-206Fユーザーの方の感想で多く見かけた「サドル」ですが、自分は何故か気にならなかったです。
硬過ぎと定評のあるサドルで、見てみると確かにチープな作りだしさもありなんという感じなんですが、乗っていて特に気にならない。
何でだろう…もしかして、自分は今までちゃんとしたソフトなサドルの自転車に乗ったことが無かったんだろうか?
サドルを交換して「苦あれば楽あり」を感じて喜ぶはずだったのに…

などと色々な不満点や要改良ポイントを検出できた、自転車初乗りでした。