邦題:ニセのモニカ出現
原題:The One with Fake Monica
(偽モニカの話)
■ストーリー
モニカのクレジットカードが盗まれ、勝手に使われてしまう。
盗難保険のおかげでモニカに実害は無いが、カードの利用明細を見ていたモニカは犯人の使いっぷりに感心し、どんな人物なのか知りたいと思うようになる。
カードの利用明細から特定したカルチャースクールのタップ教室へ出かけたモニカは、犯人の偽モニカと一緒に踊ることに。
偽モニカと話すうちに彼女の心酔したモニカは、偽モニカと一緒に普段自分がやらないことに挑戦して、新しい自分になる喜びに目覚める。
猿のマルセルは何にでも腰を振るようになり、困ったロスが獣医に見せたところ、欲求不満なので動物園に入れるしかないと分かる。
やむを得ず引き取り先の動物園を探すが、なかなか見つからない。
やっと引き取り先の候補が見つかり話を聞くと、そこはウサギと猿を格闘させるショーを見せる怪しいプロダクションだった。
■感想
チャンドラーが掃除道具を$700も出して買った犯人をバカにしたら、それはモニカの買い物だったというネタでまず笑わせてもらいました。
潔癖症のモニカらしい、というのと同時にそんなミスをするチャンドラーもとても彼らしい。
更にいずれチャンドラーは、モニカの潔癖症を嫌というほど知ることになるので、そんな将来の2人の様子を思い浮かべたりして笑ってしまうのでした。
ペンシルバニア生まれのオランダ系をアーミッシュって呼ぶのは本当なのかな?
そんなマイナーっぽいグループに通称があるとは思えなかったんだけど…偽モニカの造語?
しかしモニカ、偽名を考えるにしてもモナナって…
今回でとうとうマルセルとお別れです。
ロスがどうしてあんな猿を気に入っていたのか不思議でなりませんが、それもロス。
最後のお別れの直前まで、ロスの足にしがみついて腰を振っていたマルセル、ある意味不憫ですが…まぁ後に再会できることだし、個人的にはあまり好きな動物じゃなかったのでそれほど悲しい別れ話では無いのでした。
ところでジョーイ、「スターリンを知らない」ってのが素敵過ぎです。
自分もスターリンのファーストネームは知りませんでしたが、「スターリン」だけで気付くよなぁ。
ラストにオーディションの会場で名乗った新しい芸名、よく聞き取れなかったんだけど、あれもひょっとして…
もう一度、観直して確認してみようかな。