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バイオハザード II アポカリプス "RESIDENT EVIL: APOCALYPSE"

2006-02-03 00:00:01 | 映画
ちょっと前に独り(と犬一匹)の時間があったので、映画を観ることに。
アクション映画を観たい気分だったので、レコーダーのディスク内の録画から「バイオハザード2」を選択。

バイオハザードはPlayStation版ゲーム初作のゾンビに感銘を受け、大ファンになったのですが、続編に対しては次第に食傷気味になってきている状態。
続編からはゾンビに対する愛情が薄まっているように思われるのです、まぁ初作も後半からはハンターが出てきてイマイチだったけど。
某ムックに書かれていた松尾スズキの「ロメロのゾンビに喰われたい」という「バイオハザード」への愛を語るコラムを読んで、「そうそう、そうなんだよ、ゾンビが良いんだよ」と共感したっけなー。

映画版の前作「バイオハザード」は好きな女優ミッシェル・ロドリゲスが出ていたこともあって楽しく観ました。
それにしてもミッシェル・ロドリゲス、「ガール ファイト」以降、その凶悪な眼が素敵でたまりません。



邦題:バイオハザードII アポカリプス (2004年カナダ・イギリス)
原題:RESIDENT EVIL: APOCALYPSE
時間:93分
監督:アレクサンダー・ウィット
出演:
 ミラ・ジョヴォヴィッチ (アリス)
 エリック・メビウス (マット)
 シエンナ・ギロリー (ジル・バレンタイン)
 ジャレッド・ハリス (アシュフォード博士)
 ソフィー・ヴァヴァスール (アンジー・アシュフォード)
 トーマス・クレッチマン (ケイン少佐)


ラクーンシティの地下に構築されていたアンブレラの秘密研究施設「ハイブ」でT-ウイルスの漏洩事故が発生、感染した人間が次々にゾンビ化し襲いかかってくる中、かろうじて脱出したアリスとマットが病院に収容されていた。
感染はシティ内にも広がり、街中にゾンビ達があふれていた。
病院で目覚めたアリスは刑事ジルらと合流し、ゾンビ達で埋め尽くされたシティからの脱出を図る。
アンブレラの要人であるアシュフォード博士は、脱出中にラクーンシティ内で行方不明になった自分の娘を救出させるため、脱出方法を教えることを条件にアリスらに娘の救出を依頼する。

今作でも愛するゾンビ達がたくさん出てきてくれて嬉しかったんですが、ゲーム版の追跡者みたいなのも出てきちゃって何だこりゃ状態ではありました。
いえ、ゲーム版のファンは大喜びだとは思いますが、もっとゾンビに活躍されてくれないと。
アーアーうめきながら撃たれても撃たれてもノロノロ近づいて襲いかかってきて、齧られて喰われて死んでいき、そして自分もゾンビとして動き始める。
素敵です。

強引にでしたがゾンビ犬を出してくれた点は大絶賛。
ゾンビ犬こそゲーム版「バイオハザード」初作で最初にビビリ上がらされる超ドッキリポイントだったし。

という感じで、映画を鑑賞するポイントが「いかにゾンビへの愛を表現できているか」「いかにゲームファンを満足させているか」という2点を基準にしながら観ていたような気がします。
このシリーズに関しては、もう映画としてのデキがどうこうなんて関係ない。