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Opened Zipper

ジョーイ#12 ドンデン返しのクリスマス

2005-07-18 13:01:39 | ドラマ・ジョーイ

邦題:ドンデン返しのクリスマス
原題:Joey and the Plot Twist
   (ジョーイとパイロット版の急展開)


■エピソード

クリスマスが来るというのにロサンゼルスは気温が高いため、クリスマス気分が全く盛り上がらないと文句を言うジョーイ。
クリスマス気分を盛り上げるために、クリスマスツリーを買いにいくときも真冬の服装で行くジョーイだが、汗だくになってフラフラ。
そんなジョーイを不憫に思ったジーナやマイケル、アレックスたちは、ジョーイの希望をできるだけ叶えてあげようとする。

ジョーイは「ディープ・パウダー」のプロデューサーのローレンに挨拶した際の会話の中で、初回(パイロット版)のストーリーのサプライズとして若いスノーボーダーが死ぬことを教えてもらう。
その後の記者会見の席で、記者の質問に答えられなかったジョーイは、動揺してストーリーのドンデン返し部分をバラしてしまい、ローレンに厳しく怒られる。
仕方なく書き換えられた台本が届いたので読んでみると、ラストシーンはジョーイが爆弾を背負って雪山に登るストーリーになっていた。
ストーリーのドンデン返し部分の秘密を守るため、肝心の結末は台本には書かれていなかったが、どう考えても爆死するしかない展開に落ち込むジョーイ。

■感想

ルーシー・リューの登場で「チャーリーズ・エンジェル」を思い出しました。
そういやジョーイじゃなかったマット・ルブランクと恋人役で共演してたっけ。
あの映画の中のマット・ルブランク演じるジェイソンは、自分にはほとんどジョーイにしか見えませんでしたが。
そのルーシー・リューが潔癖症というか偏執狂のようなプロデューサーとして現れ、ジョーイとの絡みで真面目ながらもイカレ女の良い味出してくれてるんで、今後の展開も大いに楽しみです。

しかし記者会見でのジョーイへの質問ですが、「ベイウォッチ」の雪山版に過ぎないドラマでストーリーなんか意味無いはずの「ディープパウダー」に対して、何聞いてんのって感じです。
しかも相手はジョーイだぞ…ってのはジョーイのおバカさんっぷりは身近な人間しか知らないという設定だと思うので仕方ないとしても、その質問はありえねーでしょう。

ところで今回出ていたセクシーなだけの役なし男が大好きです。
ジョーイに匹敵する(っつーか超越してるかも)おバカさんですが、「よぉ、死人」とジョーイに声を掛けたり、両腕をパッと開いて爆死するジェスチャーを無邪気にやってるところが素敵です。
彼がやっともらった役で、ヘリのローターを酔っ払ったまま検査するシーンが是非見たい。
(ちなみに自分はスプラッタ映画はデキが良ければ良い程ゲラゲラ笑えるので大好きです)

汗だくになってクリスマスツリー選びをするジョーイですが、フレンズ時代ってそんなにクリスマスに気合入ってなかったように記憶してます。
ジョーイは女の子と遊ぶ方が忙しかったんじゃなかったっけ?
確かサンタのバイトをやろうとして、でもサンタ役から漏れて妖精役やってたりとか。
ツリー選びはフィービーが気合入ってたっつーか、彼女はモミの木も救おうとして奮闘してましたね。
でもモミの木を救おうと思うんだったら、野菜の命も救わないといけないので、ベジタリアンのフィービーは肉どころか野菜も食えないはずなんですが…
ベジタリアンの人たちが植物の命についてはどう考えてるのかはかねてから疑問に思ってました。
精進料理にしても命を奪ってることに違いは無いやんかと思うんですが、彼らのそういった基準は何を根拠に誰が決めたんだろうかと不思議で不思議で…

それにしても爆弾の起爆解除なんてことをただのスノーボーダーの父親役のジョーイがやるドラマってスゲー。
どんな支離滅裂なストーリー展開のドラマなのか、是非一度「ディープパウダー」のエピソードをフルで観てみたいもんです。