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Opened Zipper

幼稚園体験会に臨む

2005-07-16 23:14:00 | Opened Zipper
幼稚園の体験会っつーのに行ってきました。

息子タイトは今2歳5ヶ月で、来年4月から幼稚園の年少に入る予定です。
普段、同じ年頃の子供たちと遊ぶ機会がほとんどないので、(その年頃なりの)社会性を身に付けさせるためにも早目に集団の中に放り込んで揉まれて欲しいと思ってました。
しかし保育園には入れずに育てたいという嫁さんの考えもあって、他の子供たちと遊ぶのは週に一度の体操(お遊戯)教室や2週に一度の英語(リズム)教室に行ってるときくらい。
子供の集団に対してすこし引き気味なのは、慣れてないだけじゃなく親の性格の遺伝なのかも知れませんが、もうちょっと場に馴染んで欲しいところです。
でもまぁこの年頃だとまだ他の子と一緒に遊ぶっつーのができないとも聞いてるんで、こんな感じなんでしょうか。

で、そんなタイトの来年度からの収容施設探しを始めていて、これまでも嫁さんがいくつかの幼稚園の体験会やら見学会に参加してました。
今回の体験会は自宅から1~2番目に近い幼稚園で、候補としては上位にあります。

10時前から受付ということですが、一度下見したときの雰囲気からして駐車スペースもなさそうなので、自分が車で送って幼稚園前で嫁さんとタイトを降ろし、体験会が終わったらまた迎えに行く予定でした。
(仔犬ユニの世話もしないといかんので)
ところが現地へ行ってみると奥の臨時駐車場へ案内され、しかも前後スペース空けずにギチギチ駐車させられてしまいました。
前後の車が出ない限り脱出できない状況になってしまったので、まぁそんならそれでという感じで自分も体験会に参加することに。
2時間程度だからユニも大丈夫だろうと。

10時に受付をして何をするのかと思ったら11時までは放置されます。
放置っつーか、園庭で水遊びプールや砂場やさかなつりなど色んなコーナーが設置されてて保母さんが付いてくれてるんですが、好きなところへ行って好きなように遊べと。
何からやったものかと思いましたが、この日は晴天で気温は既に30度超えてんじゃねーかという陽気だったので、水深5cm程度で3畳程度の広さの水遊びプールへタイトを誘導しました。
まだオムツの取れないタイトは水遊びパンツは持ってきましたが、他の子供たちはフツーの水着で遊んでいるので、ちょっと様子見で服のまま入らせました。
他の子供たちが思い思いに勝手に遊んでいる中、最初は戸惑っていたタイトも次第に慣れて水汲みしたり足で水を踏みつけてバシャバシャと撥ねさせたりと、自由に遊び始めます。
たまにプールから出てきて周囲の泥で遊んではまたプールに戻ったり。
そのプールがかなり気に入ったようで40分程度遊んでたかな?
そろそろ他の遊びをと思って着替えさせ、遊具の方へ行ってみると体操教室で一緒になる女の子とそのお母さんが居て嫁さんに紹介され挨拶したりなどしているうちに11時前。
2階のホールでイベントがあるというので全員移動します。

ホールでは紙芝居や曲に合わせて手遊びなど、保母さんたちが頑張ってやってくれてました。
タイトは水遊びで疲れて眠くなりながらも、一緒に楽しんでいました。
最後に今後の見学会や入園申込み受付開始時期などの説明を聞いて終了。
2時間弱のイベントでしたが、なかなか面白かったです。

この幼稚園ですが、自分が事前に聞いた話ではお上品なところでお医者さんの子供が多く、運動会で子供がケガをした場合は「ご父兄の中にお医者様はいらっしゃいませんか」ではなく、「ご父兄の中に外科のお医者様はいらっしゃいませんか」と専門科指定でアナウンスされるのだとか。
どんなんやねんと思ってましたが、行ってみるといたってフツーの幼稚園だったし体験会に来ている親もフツーだし、ちょっと拍子抜けしつつも安心しました。
まぁ大分の田舎でそんなお上品な幼稚園は無いか。

ところで幼稚園といえば自分にとっては憧れの場所でした。
子供の頃、姉は保育園→幼稚園→小学校というステップだったので、自分が保育園に入った後は姉と同じようにいずれは幼稚園へ行き、そして小学校へ行くのだと信じていました。
しかしいつまで経っても保育園通いが続き、あれ~僕何だかずっと保育園行ってるな~と思ったらとつぜん小学校へ行くことに。
あれ? 幼稚園は?

なぜか自分の方は小学校にあがる直前までずっと保育園だったんですが、幼稚園へ行くものとばかり思っていたので驚愕しました。
そんな訳で自分にとって幼稚園は行きたいのに行けなかった憧憬の場所となったのでした。
タイトが羨ましいよ。