朝の8時台に、阪急宝塚駅に降り立ちましたから、かれこれ・・・。
もう、チケット当確になった時から、楽しみにしていたのですから。
14:30開場、15:00開演で全席指定なのですから、そんな慌てることもないのですけど。
並んじゃいます。改札の向こうで、開演前に成し遂げねば成らぬこともあるのさ。
早くいくと、誰も居ないお花が撮れる事もあります。素敵。
この日は、星組、新トップコンビの大劇場お披露目公演よ。
幻想歌舞録『眩耀の谷(げんようのたに)~舞い降りた新星~』。
新トップコンビのために、謝先生が書き下ろした幻想的な歴史ファンタジー。
舞台は紀元前の中国、流浪の民、眩耀の谷の汶(ぶん)族から、
当時蔓延していた病気の鎮圧のために、薬草と金を奪おうとする王様と将軍。
・・・・・・。コロナウイルスをやっつける薬草?どこかに生えていないかしら?
ちょっと、プクルっぽくって、リッツホテルみたいに云々みたいなお話。
いや、それを観る前、観劇前の特設カウンターのお話。
開演前30分と、幕間30分だけ、特設カウンターが建っています。
その公演中だけ、その公演に因んだ飲み物2種が、この限定1時間だけ頂けます。
そう、この公演は2月7日から。2日目に行けたのですね。この日は8日の土曜日さ。
改札前の開場前から、手にはチケットと1,600円を握りしめておりました。
さあ、こちらが公演オリジナルカクテル『輝煌(きこう)』。
輝(かがや)く、煌(きら)めくと書くのだな。なんと眩しい命名だこと。
お芝居の舞台、中国からイメージして、紹興酒と桂花陳酒(金木犀リキュール)に、
ジンジャーエールを加え、仕上げにライチシロップを入れた、爽やかなやつ。
紹興酒ってストレートかロックでしか呑んだことが無く、まったりしたイメージ。
こんな爽やかなソフトドリンクになるなんて!・・・ちゃう。アルコール入り。
そして、こっちがノンアルコールドリンク。
公演ノンアルコールドリンクは『紫雲(しうん)』うん、どちらも綺麗な名前。
美しい花と香りで『神からの贈り物』と言われるジャスミンのシロップを、
バタフライピーティーシロップとカルピスソーダで割った、甘くフルーティーなやつ。
そして、トップスターの衣装カラーに合わせた、淡い紫色の仕上がり。
説明を読んでからじゃないと、どっちがアルコールなのか、分からない位。
時には、これで酔っ払う方もいるらしいけど、私としてはもっと濃くても。
ま、観劇前ですからね。フルーティーなドリンクで喉を潤し、マスクを装着。
それにしても、違和感。ドリンクが空になってからでないと分かりにくい絵柄。
やっぱり。カップも絵柄もマドラーまでも、しょぼくなってる。
絵柄など無いのだ。その公演、ショーに合わせた絵が楽しみだったのに。
なんなのだ?何故、絵柄が、カップが・・・・・。
今までの、いつの間にかのコレクションの、歴代の公演ドリンクカップが泣くよ。
さあ、悲しみを堪えて、御手洗行列に参戦して、お席に着こう。ご馳走様でした。
特設カウンター
宝塚大劇場 改札内 1階席後方1-2扉付近