この日は早起きしましたもの!
ちょっと塩分が気になる朝ごパンをやらかしたので、暫くお散歩。運動よ!
まだ、ちょっと時間が早い花乃みちだから、人影まばら・・・って、誰も居ない。
でも大丈夫。大劇場前では、当日券狙いの行列が出来てるわ。
前回来た時、ここから入れなかったけど、入れないゾーンが奥へと移動している模様。
けれど。この石畳が綺麗になった補修完了ゾーンは、主要樹木以外、さっぱり無くなってる。
また、何か植えるのかしら。なんだか悲しい気分。・・・を、笑顔にしたのがこちら!
流石だ。ここは乙女が行きかう散歩道。いえいえ、宝塚男子も増えたけど。
タカラジェンヌは女の子。この工事の入っちゃだめよの・・・なんて言うのかしら?
普通に見かけるのはウサギとかカエルとか。
だけどここは宝塚!まつ毛の長い女の子!
そして、きっと、男役と娘役まで居てるのね。もう、この工事の会社、最高だよ!!
工事完了ゾーンに残されていた樹木。これが無くなってたら泣いた。
まだ堅い蕾だったのだけど、この日は2月8日、3つだけ。椿が咲いていたわ。
山茶花と間違われがち。だけど全く違うの、椿と山茶花!
イメージ的には、陽の当たる道しか知らず、上の方に君臨する姉の椿。
そして、姉の成功を誉に思いながら、細々と小さな幸せを求める山茶花。
妄想は後回しね。椿の他に花は無い。
間もなく、工事中ゾーン。だけど、規制線張られても花が咲いてるから!
この子達も刈られてしまうのか??お花が見えるから。
車がやってきたら石垣と同化するべく張り付いて、撮らなきゃ!
もしかしたら、この子達も刈られてしまうかも。だから。
ちょっと、はしたないかもしれないが、花の道の側道から花を。
一生懸命咲いているし、普段はお手入れして下さってる方々が、
手塩にかけて育てているお花。いつも本当に感謝してるわ。
お礼を言いたくて。本当にお世話の方を見かけたから、お礼を・・って、
逆にいつもお花を愛でていた私を見ていたらしく、感謝されるなどと、勿体ない!
大劇場へと急ぐ方々の足元で、這いつくばって花を激写してるのって、気付かれるか。てへ。
これも薄い菫色で可愛いの。
真ん中に雄しべだか雌しべだか、分からないけど黄色いやつ。
蜂?か誰だかを、そこに促すかのように、花弁の中心が濃くなっての目印。
うん、知らんけどね。可愛ゆす花。
これは。何ていう名前だったのだろうっていう花。
いつも咲いてるチームの一つ。わんさと咲いてる。白とやっぱり菫色のと。
もしも刈られてしまうなら、その1株でも頂けないかとも思ったけれど、
宝塚市民でもなく、月に1度か行って2度。無理さね。
まだもっと工事が進んでいくならば、季節関係なくわっさわさ咲いてる菫。
あれも?わっさわっさでは無くて、一三翁の像の下の菫の苗が欲しい。
この水仙は、和名を雪中花(せっちゅうか)っていうらしい。
開花時期は11月下旬~4月。あってるさ。
寒い時期に咲くのね、道理で・・・。伍代夏子だって歌っていたわ。演歌ね!
そして。
ちょっと控えめに咲いてる花があって。
なんだなんだ、去年、とんでもなく極寒の日に魅せられて、地面に頭を擦り付けつつ、
写真を撮りまくり、何十年ぶりの最強の風邪をひき、
熱が下がって出社するも、声が”場末のおかまバーのママ”って揶揄された、
長くなったが、あの恐ろしいクリスマスローズに、ちと似てる。
下向いてるもん。下から撮りたくなるやん。でも、もう私も大人。
しゃがみ込んで撮る。辺りで我慢した。
これはね、とっても大きな葉っぱがわんさと。
前回来た時に蕾があって、こんな大きな葉っぱの花。
咲いてる時に来れれば良いのだが・・・なんて案じておったら、まあ可愛いお花!
パチパチパチって、花火が弾けてるようなお花。
あ!おやおや、あれあれ?
さっきの何か悩んでるの?って下を向いたお花。悩んだ挙句に吹っ切れたのか!?
咲き切ってるのね。開き切って、きっと、これからの人生の活路を見出したのよ!
あの私に悪夢を見せたクリスマスローズとは違って、この悩める純白は、
生きていく道を見つけたの。これから羽ばたいゆけるのよ!
なんて妄想の坩堝に入り込みそうになった寸でのところで、お尻冷た!
ああ、座り込んでいましたね。相当の変態です。
さあ立ち上がって。
薔薇は薔薇は、美しく咲いて~ぇ、薔薇は薔薇は、美しく散る~ぅ。
(アニメのベルばらでした)
だから、いつ来ても薔薇が咲いてるのです。
足元では、春に咲くはずの菫がわっさわさ。薔薇の見頃は5月に10月ではなかったか?
地球が可笑しくなってるから、お花もいつ咲いたら良いのか分からない??
この先、私的には椿の妹と位置付けてる。山茶花の郷も、
そのうち、補修工事の対象となって、黄色テープの規制線が張られ、入れなくなるんだ。
そうなったら、山茶花の郷を見向きもしない方々が集う、
入り待ちパパラッチ集団は、どうするのかしら?
(私の妄想の)お姉さんを待ちわびて、待ちくたびれてしまった儚い山茶花。
間違われがち。この性格が如実に顕れるのが、その去り際。
誇り高き高貴で高ぴしゃな姉は、首からぼとり。花の形をそのままに落ちる。
まるでギロチンにかけられる高貴な王妃。
山茶花は、ハラリ・・一枚、また一枚とその身をすり減らして散っていく。
苦しくて悲しくて辛くって。対照的な間違われがちな椿と山茶花・・・っていう、
そんな物語を妄想しながらシャッターを押しまくる、変態です、はい認めます。
いい加減、ぶるっと冷えてきましたので。行きましょう。