それゆけ!ぶんぶん一家☆ミ

不器用な3人家族と、ゆかいな仲間たちのブログです。

西国三十三箇所巡礼第三十二番札所☆繖山(きぬがささん)観音正寺♪

2013-07-21 22:04:18 | おでかけ

三十一番札所、長命寺の石段を下りて、

次に向かったのは、三十二番札所、繖山(きぬがささん)観音正寺。

・・・・この日は、石段パーティー

こちら、しっかりと表参道を歩くなら、

石段1,200段を制覇しないと、参れません。

ただし、こちらも、ショートカットできる林道があり、

表参道山上駐車場まで、一気に登ります。

でも、ほっとしちゃぁいけない。

駐車場から、まだ440段の石段に挑まなければなりません。

登りだしは、まだ、整った段だったのが、

徐々に、一段一段が高くなってたり、手すりが途切れたり・・・

石段をのぼる。っていうより、山登りしてるっていう方がぴったりかも。

登りきったところには。

山門(仁王門)ではなくって、仁王像。

左には。

右には。

そして、奥へと進んでいくと、

あぁ、あれ、本堂やって、本堂、本堂・・・え

って、本堂の右手、山の斜面に、何でこんなことになったんっていう、

えらい数の石積み(岩積み?)。

池には、綺麗な蓮の花

あちらこちらに観音様。

この観音様の足元からの水は、湧水なのだそう。

どうやって積んだのか、分からない・・・。

山崩れ防止の石積みなのだそうだけど。

1,200段のゴツゴツ石段も、誰が、どないやって運んだんか。

考えるのは止そう。

あちらにいらっしゃっるのは、縁結びのお地蔵様。

悪縁を断ち、良縁を結んで頂けるお地蔵様。

縁切りや人生における人との良縁、

男女だけでなくて、商売の良縁もね。授けてくれるそうな。

松ぼっくりの鶴が可愛い。

・・・って、本題にいかなくては。

標高432.9mの繖山、別名観音寺山。

貴人にさしかざす衣蓋(きぬがさ)のように、ふんわりとした美しい山容から名付けられたそうな。

聖徳太子がこの地に来臨された時、紫雲たなびく山を見て、

『これぞ霊山なり』と思し召し、自ら千手観音像を刻んで建立したのが、このお寺の縁起。

本堂は、平成5年5月22日に全焼。

秘仏であった重要文化財の本尊、千手千眼観音立像はじめ、仏像9体も焼失。

そして聖徳太子に願を訴えた伝説の人魚のミイラも同時に焼失・・・は、悲し過ぎ。

インド政府から特別の許可を受けて輸入された白檀造りの

千手千眼観世音菩薩坐像が、現在のご本尊。

平成16年5月22日、本堂と共に、開眼法要。

白檀の和紙散華がありました。

とっても素敵なのですが・・・・・。

ここまで、ご朱印帳1冊で廻ってきたので・・・・。

普通に、いただきました。

厳かに・・・ご朱印を戴いてるその横、

仕切りの向こうで、明らかに、ダイナミックにお昼御飯中の音が聞こえる。

笑いを堪えて堪えて・・・・・・・・・冷や汗が

この後、再び石段440段。くだり。

段が不揃い、かなり高い段も多し。

途中、手すりが途切れる。

もぉ、途中で休憩・・・とか思っても、

見たこと無いよな昆虫類とか、

その数分間で3匹別のん見たん初めてやわのトカゲとか、むっちゃおるし。

立ち止まる事も出来ず。

駐車場までノンストップで頑張ったけど・・・・小刻みに膝がガクガク震えたさ。

繖山 観音正

http://www.kannon.or.jp/index.html

滋賀県近江八幡市安土町石寺2番地

TEL  0748-46-2549

拝観時間 8:00~17:00

ここもね  

 

 

 


西国三十三箇所巡礼第三十一番札所☆姨綺耶山(いきやさん)長命寺♪

2013-07-21 17:25:47 | おでかけ

西国三十三箇所巡礼の、三十一番です。

険しい参道は、石段808段

先が、全く見えません。

一瞬にて挫けましたさ。

上の駐車場まで、ショートカットです

着いた所には・・・・なんか、亀が可哀想な気がする。

ショートカットしたものの、

ここからでも、約100段の石段は頑張らねばなりませぬ

ぼちぼち登っていきますと、これ。

個性的な山門(?)ですね。

そして、向こうにも石段

そして、やっとこさ見えてきます。

見えてる建物は、いきなり本堂ですね。

ご本尊は千手十一面聖観世音菩薩。

健康長寿、無病息災を授けて下さる、有難い観音様。

その歴史は古く人皇十二代景行(けいこう)天皇二十年長寿の大臣

武内宿彌(たけのうちすくね)が、当山に登り

「寿命長遠諸願成就」の文字を柳の巨木に記し、長寿を祈り三百歳以上も長寿を保ち、

六代の天皇に仕えられました。

その後聖徳太子が諸国歴訪の折り、此の山に来臨され、

柳の巨木に「寿命長遠諸願成就(じゅみょうちょうおんしょがんじょうじゅ)」の文字と

観世音菩薩の御影を拝され感歎されていると、忽ち巌の影より白髪の老翁現われ、

「此の霊木で千手十一面聖観音三尊一体の聖像を刻み、

伽藍を建立すれば武内大臣も大いに喜び、

諸国万人等しく崇拝する寺となるであろう」と告げ失せられました。

早速、太子は尊像を刻まれ伽藍を建立、

武内宿彌長寿霊験の因縁をもって「長命寺」と名付け給うたのであります。

 

『健康長寿の観音様』と、親しまれてる所以でございました。

 

本堂の、屋根の形が素敵。重要文化財となっております。

そして、こちらの逆光の三重塔も、重要文化財。

桃山様式の建築で、慶長2年(1597年)に建てられた・・・って、気が遠くなりそ。

ご朱印を戴きます。

大悲殿。ですね。

ここ長命寺は、琵琶湖岸の麓から808段の石段を登った

山の中腹にあるので、

境内からは琵琶湖が一望できます。

肉眼では、もっともっと遠くまで綺麗な景色が広がっているのですが。

全く・・・分かりにくい写真しか撮れないのが残念

『比良連峰の眺望も素晴らしい』・・なんて、案内には書いてありましたが。

あれかしら・・・。

とっても綺麗でした

姨綺耶山 長命寺

滋賀県近江八幡市長命寺町157番地

TEL  0748-33-0031

拝観時間 8:00~17:00

ここもね