ひげ爺の独り言

髪が薄くなり髭はごま塩の「ひげ爺」、旅行会社を定年退職して16年。 高齢となって転居した大宮での隠居ぐらしを投稿します。

妻は海外旅行で不在中

2009-09-29 09:59:38 | 食楽・年金ライフ 
27日の日曜日、妻は二番目の娘に誘われて一緒に旅行に出かけた。
娘との二人旅行は初めてで、それも海外旅行ということになった。
家の事情などでなかなか旅行する機会のない妻を娘が誘う形で実現した。
妻の海外旅行は、結婚20周年記念でハワイに旅行して以来になる。
今回の行き先はパリ滞在型旅行に決めて、急ぎ足の5日間になった。
我が家には、ひげ爺と高齢なお婆ちゃんの二人が残ることになった。

妻が不在の間、炊事や洗濯は私の役目になり、ひげ爺は主夫となる。
ご飯の炊き方、お米の量とお米のとぎ方なども事前に実践済みである。
おかずの調理も私がする事になるから、内容は適当な料理になる。
洗濯や掃除は気分と都合次第。過去の単身赴任の経験が思い出された。
今日で3日目、一通りのパターンはこなせたが何故か落ち着かない。
母である高齢なお婆ちゃんの突発的出没や言動が調子を狂わせるのだ。

また、こんな時に限って予定にない用事がいろいろと入ってくる。
近所のおつきあい、電話に郵便、ゴミ出し、来客や集金などの雑用だ。
この5日間『いないと判る有り難さ』を十分に味わう事になりそうだ。
妻がいれば何のことはない。すべて任せておけば済むことなのだ。
家事というものは、炊事や洗濯や掃除だけではない事が良~く判った。
明後日帰ってくる。どちらも無事に終了が何よりの話題になる事だろう。
「パリの二人は、フランス料理のデイナーかな」と、ひげ爺の独り言。
こちらは、お茶漬けという日本料理でも食べようか、それとも・・・。
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彼岸を前に里芋掘り

2009-09-22 08:48:01 | 食楽・年金ライフ 
今年の彼岸の入りは20日の日曜日、シルバーウイーク5連休に重なる。
我が家では、秋の彼岸のお墓参りを20日の日曜日に行った。
毎年のことだが、94歳のお婆ちゃんを中心に親子兄弟が集まる。  
団子とお花をもって近くのお寺に行き、お線香をあげてお墓まいりをする。
その後、家にもどり一杯飲みながら歓談と簡単な昼の食事をする。
そこでは毎年「けんちん汁」を造るが、里芋は欠かせない食材になる。

ひげ爺は、畑に「土垂れ芋」と「八つ頭芋」の2種を栽培している。
水分を欲しがる芋だから、暑いときに2回の水やりをやって育てた。
けんちん汁には、ねっとり感のある土垂れ芋の方が好まれるようだ。
そこで、前日の19日に畑の土垂れ芋を2株ほど初採りして見た。
時期的にまだ少し早いため、芋の形は小さいものの数量は十分ある。
掘った芋は早速洗って干して水を切り、食材として台所に持ち込んだ。

「けんちん」は、鎌倉の建長寺の「けんちょう」が由来と言われている。
我が家のけんちん汁は、味噌をちょっと加えた醤油味になる。
具材は、ゴボウ・大根・ネギ・人参・椎茸・コンニャク・豆腐・竹輪など。
でも、最大の具材は里芋ということになり、その代替えは許されない。
「けんちん汁」は吸い物でも、豚汁や芋煮のような鍋に近い汁物と言える。
食材も身近にあり、これからの季節には欠かせない「我が家の汁」になる。
「芋類は苦手だが、けんちん汁だけは大好きだ」と、ひげ爺の独り言。
ゴボウと里芋の染み込んだ深みある味は、誰にでも親しめるものだろう。
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新潟の秘湯 出湯を訪ねる

2009-09-15 08:15:39 | 旅行・秘湯・巡礼 
今回の出湯温泉訪問は、新潟競馬場から近いという事で実現した。
今年に限っての事らしいが、新潟で秋まで中央競馬を開催している。
競馬の実地研修と高速の特別料金を組み合わせて、番外企画を考えた。
競馬で当てれば、飲み代どころか旅費もまかなえる、という算段で・・。
宿泊は「出湯」という温泉。いかにも当たり前の名が地名になっている。
競馬場から40分程のところ、その割には知られていない秘湯である。

この日の越後平野は、稔りを迎えた新潟コシヒカリが穂先をたれていた。
平野部から五頭山の丘陵地の山麓に入ったところに、出湯温泉がある。
その密やかな温泉の宿、秘湯を守る会の旅館「清廣館」を訪ねた。
建物は昭和初期の木造建築で、丁寧な造りはシックな趣をもっている。
お風呂はやや小さいものの泉質はツルツル感のある無色で透明なもの。
料理が多種で多すぎる感じ。土地の物を活用した献立に特徴がある。
全体に野趣味はなく秘湯とは言い難いが、親切なもてなしを受けた。
出湯の中心に曹洞宗の寺があり、弘法大師開湯の協同温泉風呂があった。

秘湯を守る会は、三年間で10回会員宿に泊まると、1泊の招待がある。
ひげ爺のスタンプ帳は、この10月がちょうど3年目で10軒目になる。
そこで、仲間が私のために臨時の旅行におつき合いしてくれた。
高速道路料は土日の特割り、競馬で儲けて、その上に1泊の招待がある。
「得がいっぱい、損のない旅の予定だったが・・」と、ひげ爺の独り言。
競馬では誰も儲けなし、宿泊招待を除けば全員が損する旅で終わった。

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頭の痛い持病の腰痛

2009-09-08 08:39:24 | 食楽・年金ライフ 
日中の長さがだんだん短くなり、夏が終わりを告げ秋が本格化してきた。
暑い夏は畑仕事も大変で、汗をかきながらカロリーを消化したようだ。
そのお陰もあって、持病の一つの糖尿は何とか範囲内で納まっている。
お盆を前後し、ビールに菓子や梨やスイカなど甘い物を食べ過ぎていた。
それでも、血液検査で糖尿の数値が許容範囲内であることに安心した。
ところが8月下旬頃から腰の調子が悪く、不用意に動くと痛みがでる。
私の腰痛は持病で、大騒ぎするほどの不安は感じないが、でも・心配だ。

一昨年のお正月には、突然に歩くことさえ出来ない腰痛に見舞われた。
診察や検査のうえで、ブロック注射で痛みを抑える処置をした。
3ヶ月間の手当で痛みはほぼ解消したものの、腰の麻痺感が強くなった。
ひげ爺は10年前頸椎症の手術経験があり、脊椎関係の知識が少しある。
今回の腰痛での麻痺感にだんだん不安を感じ、ブロック注射を止めた。
その後、やや違和感はあるものの痛みはほとんどなく過ごせていた。
今夏、家庭菜園の畑仕事や雑草取り、お盆や会合などでの長時間の座り
姿勢や冷房など、大事にしているつもりの腰に負担がかかっていたようだ。
新米の米袋の移動など重い物が時に悪いようで、このところ痛みがきつい。

座り姿勢から立ち上がる時に、腰に激しい痛みが走り動けないことがある。
そこで中腰からゆっくり腰を伸ばす準備と確認の運動が必要になっている。
でも、経験からの感情的判断で、直ぐに病院に行くつもりになれない。
だから、家族などに仰々しい姿を見せる事はしてないのだが・・・。
「腰の痛みを考え、どうしようかと思うと頭が痛い」と、ひげ爺の独り言。
頭・腰 「あたまごし」ではなく、暫く大事に様子を見て、それから考えようと。
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稲の収穫と新米の味

2009-09-04 08:23:51 | 家庭菜園・庭・花 
ひげ爺の住むところは、関東平野のど真ん中で利根川沿いになる。
土地は平らで周りは田圃と畑だらけ、とりわけ稲作が盛んなところ。
そこでとれる「北川辺産コシヒカリ」は美味しいお米と評判が高い。
先月下旬から、周りの田圃は黄金色に色づき、稲穂は頭を垂れてきた。
稔りの早い田圃では、8月末からはコシヒカリの稲刈りがはじまった。
その後の天候は不順だったが、天候の合間に本格化し収穫は進んだ。

朝露が切れる9時過ぎから、田圃で大型コンバインが働きまわっている。
それは、稲を刈って機械に取り込み、稲穂から籾を脱穀するまでが仕事。
つぎは籾を家に運び、乾燥機に移し重油を燃やして数時間乾燥させる。
そして、15㌫に指定乾燥した粗籾から籾殻を剥きとるのが籾摺機。
連動したグライダーで、米粒を選別して屑米を取り除けば玄米になる。
稲刈りから丸一日、ほとんどがコンピューター付きの優れもの機械だ。
出来上がった玄米が、一般に流通する「お米」であり「新米」になる。
しかし、この米にも収穫の多少と、品質の善し悪しや食味の相違がある。

今年は天候不順や豪雨があり、全国的には豊作とは云えないようだ。
ひげ爺の住む地域は、夏の夜の気温が抑えられたので良質で豊作らしい。
我が家にも8月31日「新米」が届き、早速精米して翌朝にいただいた。
米づくりの苦労に感謝しながら、新米の香りとひかりと味覚を味わった。
「新米にはサンマとマツタケが定番だったのだが」と、ひげ爺の独り言。
昔に比べ収穫が早くなったので、マツタケとは時期が合わなくなった。
もっとも、外国産で高価なマツタケを無理に食べることはないと思うが。
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選挙結果を新聞各紙に見る

2009-09-01 10:10:02 | 社会・経済・国際 
衆議院解散による総選挙が、暑さ厳しい中、30日の投票により終了した。
結果は、自民党の歴史的な大敗、民主党の圧倒的な大勝利となった。
議員定数480のうち、民主党が308議席を獲得し政権は交代する。
前回の郵政選挙の裏返し要素で、結果は極端な振り子的作用を示した。
自民党は、組織の中心だった役員や閣僚経験者が相次いで落選した。
自民党の大敗は、永年続いた統治システムや組織の制度疲労を意味する。
国民は、自民党政権を見切り、民主党による国政全般の変革に期待した。

選挙結果の大勢判明をうけた31日朝刊各紙の一面報道は
読 売 民主300議席超 政権交代 自民歴史的惨敗 鳩山首相選出へ
朝 日 民主308 政権交代 鳩山首相誕生へ 自民119 歴史的惨敗
毎 日 民主300超 政権奪取 初の本格的政権交代 鳩山首相誕生へ
産 経 民主圧勝 自民惨敗 歴史が転換した日 「鳩山首相」恍惚と不安
日 経 民主300超 政権交代 鳩山内閣来月中旬に 自民惨敗半数以下

多数の支持を得た民主党には、国政運営の責任が国民から付託される。
民主党政権には、新たな体制と機能による政権運営の改革が期待される。
全てを早急に成就させることではなく、誠実で堅実に実行する事だろう。
自民党には、非政権政党への体制切り換えと、健全さや品位が求められる。
それにしても、自民党の制度疲労的高齢議員には厳しい判審が下された。
「俺65歳、そろそろ制度疲労の落選組年齢だが・・」と、ひげ爺の独り言。
しかし、家族も地域も、菜園も愛犬も、まだ私を賞味期限内に置いている。
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