ひげ爺の独り言

髪が薄くなり髭はごま塩の「ひげ爺」、旅行会社を定年退職して16年。 高齢となって転居した大宮での隠居ぐらしを投稿します。

昼は佐野で「らーめん」

2010-09-28 08:12:22 | 食楽・年金ライフ 
暑さ続きにうんざりしていたが、台風の影響があってから急に涼しくなった。
今日は朝からの雨模様で、気温も上がらず19度では寒さを感じるほどだ。
そんな時には温かい食事がほしくなり、ラーメンが脳裏に浮かんできた。
それなら本場のラーメンを・・と、仲間が佐野まで行くことを提案してきた。
私の住む所から佐野市までは、下道を走っても車で40~50分で行ける。
近所にもラーメン店はあるが、暇つぶしに佐野まで出かけることになった。

全国にはラーメンを売り出している都市も多く、味や食材などを競っている。
札幌 喜多方 京都 尾道 博多など有名だが、佐野ラーメンもその一つだ。
それぞれに、出汁の違いや醤油 味噌など味付けや具材の違いも魅力だ。
元々は中華料理のゆで麺だが、日本人の工夫によって昇華したと言える。
まさにラーメンは、土地で味が違い、店でも味が違い、品々でも味が違う。
佐野のラーメンは、麺にする粉を青竹踏みで練ることが特徴になっている。
青竹の一方を固定し、他方に体重をかけ「テコとバネ」の作用で粉を打つ。

佐野市内を走れば、ラーメン店の看板やのぼりが何処でも目についてくる。
その表示には「らーめん」と「ラーメン」とがあるが、意味や違いは判らない。
数多いお店の中、「森田屋総本店」でチャーシューメンを食べることにした。
このお店には、普通のラーメンとチャーシューメンのたった2品種しかない。
餃子もないからビールを飲む気にはならず、運転して行っても安心なのだ。
「ガソリン代はかかるが、アルコール代はかからない」と、ひげ爺の独り言。
専門店が専門にこだわる結果だろうが、客が多い割に待たされなくて良い。
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試験的里芋を初収穫

2010-09-24 06:38:19 | 家庭菜園・庭・花 
ひげ爺は、家庭菜園に里芋の土垂れ芋1種と八つ頭芋2種を栽培している。
しかも今年は試験的に、前年の親芋を種にした土垂れ芋の栽培をしている。
ある年寄りに教わった栽培方法で、子芋を種にするより多収量になると言う。
栽培方は、前年の秋に掘り出して子芋を食べた残りの親芋を保存しておき、
春4月に親芋の葉茎の出ていた上半分を切り取り、根の付いていた下半分
を使い、畑には切り口を下向きにした逆さま置きに植え付ける方法である。
その試し植えは、気温上昇とともに芽を出し芽数も普通の種より多かった。

今年の夏は記録的猛暑に加え、台風も雷もない雨不足の異常気象になった。
水分を好む里芋には最悪の天候で、あちこちの畑でバテバテになっていた。
ほとんどが葉を繁らす元気がなく、中には立ち枯れている里芋も見かけた。
ひげ爺の里芋は、暑い時期に2回 たっぷり水やりしたお陰で順調に育った。
初夏には土かけし追い肥と堆肥をかけ、真夏には芋虫の駆除に消毒もした。
お盆のころからは、八つ頭芋の茎を取り「いもがら」も作って食べている。

我が家では例年、秋のお彼岸に里芋を初採りしてけんちん汁を作っている。
そこで、一番元気な親芋を種にした試し栽培の土垂れ芋を掘ることにした。
心配しながら掘り出してみたら、あるは・あるは、子芋がいっぱい着いている。
まだ時期的に少し早いので芋の形は小さいが、これから徐々に大きくなろう。
試験分がこの好成績なら、ほかの株も豊作だろうから本格収穫が楽しみだ。
「失敗した不作農家に、自慢しながらあげられそうだ・・」と、ひげ爺の独り言。
この辺ではこの芋を「バカ芋」と呼ぶが、何がバカで何が利口かが判らない。
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川岸岩風呂の二秘湯

2010-09-21 08:34:18 | 旅行・秘湯・巡礼 
奧会津の山里に、湯ノ花温泉 木賊温泉など田舎風情の残る秘湯がある。
特に木賊温泉は、川岸にある適温で泉質の良い共同温泉が秘湯と言える。
道路から細い坂道を下った川端に、トタン屋根と板塀で囲んだ湯船がある。
崖の岩肌を削った無骨な湯船が親しみやすく、何度か訪れた場所になる。
そんな馴染みの宿を頼りに、新米と新サンマを持参しての新米会になった。
酒を飲みながらゆっくり秘湯に浸り、食べきれない夕食で秋収穫を祝った。

会津と白河を結ぶ国道289号線の甲子トンネルが、三年程前に開通した。
前後の道路も新設し補修拡張したので、見違えるような道路に変身した。
会津下郷と白河のちょうど中間、甲子トンネルの東詰に甲子温泉がある。
室町時代の開場と言う古い温泉で、数年前から秘湯人気が出てきている。
木賊温泉の帰り、新トンネルのお陰で甲子温泉に立ち寄ることが出来た。
お目当ては、温泉宿である「大黒屋」の名物:岩盤湯船の大岩風呂である。
江戸時代に作られたと云う、150年の歴史を持つ岩を削った大きな湯船だ。

宿泊棟など立て替えて綺麗になったものの、昔の風情を十分に残している。
白河藩主ゆかりの勝花亭を望み、階段を下りて橋を渡ると大岩風呂がある。
そこには、川岸の岩盤を削って作ったと言われる湯船とその湯小屋がある。
湯船の中心にある大きな石を撫でると、子宝に恵まれるという伝説がある。
混浴の大岩風呂は、隣に女性風呂は出来てから滅多に女性を見ないという。
「今さら子供が出来ても困るから、撫でないでおこう・・」と、ひげ爺の独り言。
男が撫でても子が出来るはずはなく、女性のいない子宝の湯は意味がない。
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同居高齢者の所在不明

2010-09-14 08:29:18 | 社会・経済・国際 
暑さもやっと終わりそうで、本格的な秋となって間もなく敬老の日を迎える。
猛暑の続いた今年の夏は、誰しも健康の維持管理に苦労したことだろう。
熱中症は高齢者だけでなく、子供も多く発症して救急車の出動が急増した。
しかし、高齢者の健康は回復も管理も難しいから特に苦労したことだろう。
なかには、経済的事情や習慣などから冷房を使わずに死亡した人も多い。
一人暮らし老人を心配する民生委員などは、暑いなかで大変だったと思う。

そんな高齢者を心配していたら、所在の確認できない高齢者が続出した。
しかもその半数が、家族と同居している高齢者なのだから不思議になる。
杉並区では、都内最高齢113歳の所在が判らず同居の次男が逮捕された。
その次男は、「30年ほど前に出て行っていなくなった」と他人ごとらしい。
世話や捜索などの義務は果たさず、年金など権利は貰っていた事になる。
住民票で同居とし住所も移動しておいて、何も心配しない心理が判らない。
また、親の遺体を自宅に置いて、年金を受け取っていた生活困窮者もいた。

屋久島では、縄文杉に続く老木で樹齢2000年の「翁杉」が倒れたという。
地域に関わり 衆目に触れていれば判るが、隠されての保護では判らない。
現時点で、全国で100歳を越える所在不明高齢者は340名にもなるという。
最高齢者は148歳とも150歳とも言われ、それもまだ調査の途上にある。
戸籍上の法的扱いとは言え、「世界一の長寿国:日本」が恥ずかしくなる。
「これでは、所在不明者の二世も不明者かもしれない」と、ひげ爺の独り言。
超高齢な所在不明者の子供も高齢化、新たな不明者予備軍になっている。
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猛暑続きの困った秋

2010-09-07 08:58:31 | 家庭菜園・庭・花 
お盆を過ぎて涼しくなる事を期待したが、まだまだ本物の暑さが続いている。
24節気の「立秋」も、暑さの修まることを示す「処暑」も、とうに過ぎている。
9月8日は「白露」、草の葉に朝露が降り光ると言う意で「秋」を表している。
ところが、最高気温35度以上の「猛暑日」が毎日のように続いているのだ。
9月9日は「重陽の節句」で、菊の節句とも言い 本格的な秋を意味している。
しかし今年は、最低気温が25度を越える「熱帯夜」が続いている状況だ。

関東の平野部では、雷雨もなく雨の降らない日が一ヶ月以上続いている。
好天のもとで稲刈りは順調にできたが、畑での野菜仕事が進められない。
秋・冬野菜の苗づくり、さらには畑での種まきや苗の定植などに困っている。
あまりに雨が降らないので、台風の来襲を心待ちする心理になっている。
暦には農作業の目安になる「言われ」も多いが、今年は暦が役に立たない。
二百十日も、重陽の節句も、十五夜のお月見も、季節はずれの感じになる。
せめてお彼岸のお墓参りくらいは、季節感を味わいながらやりたいものだ。

暑いうえに雨の降らない異常な天候で、野菜価格が異常に上がっている。
我が家の家庭菜園も乾ききっており、元気なのはオクラと茄子くらいだ。
苗づくりは、寒冷紗で陽陰をつくり水やりをして乾きを防ぎ育成している。
畑の里芋やピーマンは水やりで保っているが、秋まき野菜が大ピンチだ。
秋まきジャガイモが芽を出すのか?。 直播き白菜が葉茎を伸ばすのか?。
「畑に植えた秋ジャガイモが、焼き芋になっちゃう・・」と、ひげ爺の独り言。
芽を出すはずの種芋が、食べ頃のホクホクジャガイモになってしまうと困る。
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