ひげ爺の独り言

髪が薄くなり髭はごま塩の「ひげ爺」、旅行会社を定年退職して16年。 高齢となって転居した大宮での隠居ぐらしを投稿します。

新潟の秘湯 出湯を訪ねる

2009-09-15 08:15:39 | 旅行・秘湯・巡礼 
今回の出湯温泉訪問は、新潟競馬場から近いという事で実現した。
今年に限っての事らしいが、新潟で秋まで中央競馬を開催している。
競馬の実地研修と高速の特別料金を組み合わせて、番外企画を考えた。
競馬で当てれば、飲み代どころか旅費もまかなえる、という算段で・・。
宿泊は「出湯」という温泉。いかにも当たり前の名が地名になっている。
競馬場から40分程のところ、その割には知られていない秘湯である。

この日の越後平野は、稔りを迎えた新潟コシヒカリが穂先をたれていた。
平野部から五頭山の丘陵地の山麓に入ったところに、出湯温泉がある。
その密やかな温泉の宿、秘湯を守る会の旅館「清廣館」を訪ねた。
建物は昭和初期の木造建築で、丁寧な造りはシックな趣をもっている。
お風呂はやや小さいものの泉質はツルツル感のある無色で透明なもの。
料理が多種で多すぎる感じ。土地の物を活用した献立に特徴がある。
全体に野趣味はなく秘湯とは言い難いが、親切なもてなしを受けた。
出湯の中心に曹洞宗の寺があり、弘法大師開湯の協同温泉風呂があった。

秘湯を守る会は、三年間で10回会員宿に泊まると、1泊の招待がある。
ひげ爺のスタンプ帳は、この10月がちょうど3年目で10軒目になる。
そこで、仲間が私のために臨時の旅行におつき合いしてくれた。
高速道路料は土日の特割り、競馬で儲けて、その上に1泊の招待がある。
「得がいっぱい、損のない旅の予定だったが・・」と、ひげ爺の独り言。
競馬では誰も儲けなし、宿泊招待を除けば全員が損する旅で終わった。

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