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ひげ爺の独り言

髪が薄くなり髭はごま塩の「ひげ爺」、旅行会社を定年退職して16年。 高齢となって転居した大宮での隠居ぐらしを投稿します。

我が町の合併協議の進捗Ⅱ

2009-06-30 09:57:14 | 社会・経済・国際 

昨29日、近隣1市3町の第8回合併協議会が「みのり」で開催された。
これで、合併に関する事務的な調整事項に一定の結論を出したことになる。
7月に残る一回の協議会で、合併協議の全ての項目の協議が終了する。
協議会の議事進行は、6月14日行われた加須市長選がポイントになった。
合併を訴えた現市長の再選により、合併は信認され、賛否議論は終息した。
そのことで、その後の合併協議は円滑で順調に進行したのである。

そして協議決定された主な項目は
 ①合併方式は新設合併(対等合併)とする。
 ②新市は現加須市役所の位置とし、各町役場は総合支所とする。
 ③合併の期日は新法の期限内である3月23日(火)とする。
 ④各自治体が持つ財産と債権は全て新市に引き継ぐ。
 ⑤各自治体が主体となっている事務事業は新市に引き継ぐ。
 ⑥新市の名称は委員の投票により「加須」(かぞ)に決定。
 ⑦新法での地域自治区は設置せず、基本法の地域行政組織を検討する。
 ⑧議員の在任特例は13ヶ月とし、新たな議員定数は34とする。
 その他、各種料金や手数料と事務事業関係、県事業との関連事業、市長
 や特別職の報酬、文化活動や住所表示など、おおむね協議は完結した。

なお、新市基本計画の最終決定と行政面の事務的手続きがまだ残っている。
今後、合併の協議経過と内容について住民説明を丁寧に行うことが重要だ。
その上で、各市町議会の議決と埼玉県の受理と議決、そして総務省承認だ。
さらに残された期間で、新市でのまちづくりに向けて 自治意識の高揚と住
民参画・協働など、住民理解と協力を得るための体制づくりが大切になる。
「新市になってから再編するものが多いのだが・・」と、ひげ爺の独り言。
まさに、合併に向け実質的スタートの段階であり時期であると言えるのだ。

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椿山の海中温泉を掘る

2009-06-23 08:15:48 | 旅行・秘湯・巡礼 

秘湯の旅は、1泊目が山の中の青荷で 2泊目は日本海海岸の不老ふ死温泉
世界遺産白神でのブナ林と暗門の滝めぐりを加え、秘湯と秘境に泊まる旅。
それぞれの秘めた魅力を満喫したが、今回の旅にはもう一つの目的がある。
それはその道の人だけが呼ぶ、その名も「海中温泉」の入浴である。
不老ふ死温泉からほど近い、椿山の海の岸にある自然のままの野湯なのだ。
源泉からこぼれ出たお湯が、海岸に流れこんで海水と交わる 天然露天風呂。
潮の満ち引きで、場所も深さも温度も替わる珍しい海辺の秘湯である。
そんな本格秘湯があることを、我が秘湯メンバーはキャッチしていたのだ。

まずは椿山に到着、車であちこちと場所を探し回ったが何も見あたらない。
近くにあった施設の人に問い合わせたが、適切な答えは返って来なかった。
持っている情報を頼りに、駐車場からの「細い下り道」を発見し探索開始。
間もなく遠目に、浜辺に鉄分を含む温泉の証と言える赤い石の一筋を発見。
温泉と確信しながら坂道を降りると、源泉の構造物がハッキリみえた。
源泉から出た湯が、石浜を伏流して海岸まで届いている事が海水色で判る。
石ころの海岸を進み、お湯が流れ込む海辺で温度を確認したら「適温」だ。
早速裸になり、大事なところに前垂れを掛けて各人が風呂作りを開始する。

お尻を海水に浸して、周りの石を手で掘りながら後方に移動させ掘る作業。
最初は足首上くらいの深さだった湯だまりが、だんだん深くなってゆく。
ほどなく、腰上まで浸かれる手作りの露天風呂「マイ・スパー」の完成だ。
流れ込む源泉のお湯と海水の混合湯だが、少し熱いくらいの湯温である。
「湯舟をもっと広く、もっと深くしたくなる気分だ」と、ひげ爺の独り言。
堪能して身体を拭いていたら、崖上から降りる道を問うて聞く若者が一人。
京都から来たというその「好き者」に、海中湯船を譲って野湯を後にした。

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ランプの宿「青荷温泉」へ

2009-06-18 15:39:07 | 旅行・秘湯・巡礼 

秘湯を訪ねる仲間4人と、青森県の中央部にある「青荷温泉」を訪ねた。
この青荷温泉は、昔からランプの宿として全国的に有名な温泉宿である。
6月14日は日曜日、最近出て来た高速道路の週末特別割引を利用した。
十和田湖南の小坂インターで降りると、昨年訪れ楽しんだ 奥八九郎温泉
奥々八九郎温泉を思い出しつつ進む、梅雨入りしたとは言え奥東北だ。
新緑が美しい樹海ラインで、薮を掻き分けて「根まがり竹の子」を採集。
十和田湖畔の和井内では、持参の炭火コンロで竹の子を焼いて休息した。

向かいの滝ノ沢から峠を下り、落合の先の虹の湖を右に曲がって間道へ。
すると一本道に沿って電柱が立っているが、何のためなのかが判らない。
それぞれの電柱には、青荷温泉の津軽弁歓迎言葉が手書きしてある。
ランプの宿に「電柱が必要なのだろうか」と、余計な 心配が湧いてくる。
宿の少し手前で電柱は別方面に伸びており、青荷への道からは消えた。
ほっとするものの、温泉宿に電気が引かれていることが 疑いとして残る。
そんな思いで青荷温泉に到着、早速に諸々の案内をいただいて入室した。

トイレは水洗式だ。オッと、トイレには コンセントも電灯も付いている。
安全の確保と 必要最低限使用の電気導入なのだろうと、善意に解釈する。
少し前のテレビ番組で、秘湯人気ランキングの一番が青荷温泉とか。
部屋は棟別が基本で、女性にも安心してゆっくり泊まれる秘湯と言える。
夕食後一休み、宿の灯りは全てランプ、そんな中で露天風呂を満喫する。
「ランプの宿にも、電気は通っていたのだが・・」と、ひげ爺の独り言。
しかし「電気の無い宿」とは言っていないでで、騙している訳ではない。

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米作り農家に米がない

2009-06-16 22:15:33 | 食楽・年金ライフ 

我が家の納屋の米クーラー保管庫には、玄米が袋に入って保管してある。
米クーラーは一年を通じて11度に設定してあり、扉は厳重な鍵つきだ。
銘柄米「北川辺のコシヒカリ」の劣化を防ぎ防虫の役割もしている。
例年、収穫した後の9月中旬に 届いた新米の30~32袋が保管される。
子ども達の使用をふくめた自宅消費分と、親戚3軒用の預かり物である。
クーラー庫の扉には、持ち出し用の「家別管理表」が 張り付けてあって
持ち出すたびに必ず記録し、お米の在庫を管理する台帳になっている。

先月末に精米したので数を確認したら、我が家の残りが1袋しかない。
精米したお米は7月はじめ頃には終わる、残り1袋では少し足りない。
妻は言う、娘宅では孫が大きくなったのでお米の消費量も増えたのだと、
また言う、お勤めしている旦那もお弁当をもって行くようになったと、
また言う、あんたが気前よく使い物にしてあげすぎたことが原因だと、
また言う、これからの夏は、うどんでもパンでも食べれば何とかなると。

元々が農家のひげ爺には、自分の食べる米が不足することなど想定外だ。
お米がないからと、うどんやパンで代用しようと言うのは承知出来ない。
そんな寂しい思いをするなら、不足分を早速に買い入れれば良いだろう。
・・・で、親しい農家に問い合わせたら、売れ切れて在庫は無いと言う。
さらには、近所の農家に尋ねたら「新米なら注文を取ってるよ」と言う。
これは大変だと真剣に探したら、3軒目で必要な1袋を確保できた。
「米が食えなくなるとは、アワを喰ってしまった」と、ひげ爺の独り言。
何のことはない、原因は残り数を間違えてあげてしまった私なのだから。

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南瓜と西瓜の花合わせ

2009-06-09 08:42:43 | 家庭菜園・庭・花 

我が家の菜園には夏野菜がいろいろあり、それが みんな元気に育っている。
収穫中の物はキュウリにナス、間もなく ピーマンとトマトの収穫が始まる。
成りもの夏野菜を代表する南瓜(カボチャ)と西瓜(スイカ)は今が花盛りだ。
漢字では 南のウリと西のウリ、何故なのかその理由も意味も私は知らない。
どちらも蔓は、南と西どころか方向かまわずに 何処へでも伸びて行く。
そのため、雑草よけの意味もあって 果樹の下にまで植えてある。
空き地いっぱいに広がって覆うように、必要以上の本数が植えてある。
ところでの疑問、聞いたことはないが 北と東の[ウリ]は あるのだろうか?。

5月末ころにはその茎蔓を伸ばしはじめ、その所々に花を咲かせはじめる。
6月の今はどちらも花盛りで、南瓜は大きな花で西瓜は小さな黄色の花だ。
両種ともウリ科の植物で、牡花と雌花が別々に咲く性質を持っている。
6月初中旬までの自然授粉では、着果し結果することが難しい。
そこで雄花から花弁をとって、その雄しべを雌花に触れさせ人工授粉する。
この作業を「花合わせ」と言って、良いお天気の朝の仕事になる。

カボチャもスイカも、1株から3~5個程度の収穫を目指している。
花合わせしても 着果しないこともある、作業が悪いか 相性なのだろうか。
気温が上がってくれば着果しやすいが、実成りが多すぎても良くないのだ。
旨い実を収穫するために、樹勢と着果状態を見ながら適量に調整する。
西瓜は日付ラベルを付けておくと、結果が判りやすく収穫の時期も読める。
着果の時期が旨くいけば、収穫時期もずれて食べるには好都合になるのだ。
「結婚仲人も、数多くやれば良いと言う訳ではない」と、ひげ爺の独り言。
そう言えば私は3組の仲人をやったのだが、全部が着果し結果している。

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エコ給湯器に取り換え

2009-06-02 07:42:33 | 食楽・年金ライフ 

ひげ爺の家の屋根上に、お風用呂用「太陽熱利用の温水パネル」が乗っている。
ところが先日から水漏れが始まったようで、お風呂のお湯が満タンにならない。
梯子をかけて屋根に上がりパネルを覗いたら、チョロチョロと水漏れしている。
早速 業者に見て貰ったが、修理は困難だから買い換えたほうが良いと言う。
しかもこの際、給湯器も「エコキュート」機器に変えた方が良いと薦められる。
行政の補助金が支給されるので、最近この「エコキュート」売れているらしい。
大気の圧縮熱と深夜電力の利用で、CO2の削減効果も大とのこと。

そんな話を聞いている日の新聞に、その普及が進んでいるとの記事。
設置の時点で値段は高いが、設置後の経費は少なく経済的だという。
我が家は少人数家族で、それほどお湯は使用しないのだが・・・。
省エネのためにも、補助金を申請し、許可を待って設置する事にした。
今まで太陽熱に灯油を併用していたが、今度は深夜電力に変わる。
どちらが安いかは判らないが、お湯を使う時の便利性が優れている。
今使用中の配管に新機を繋ぐだけ、屋内工事が不要なことも良い。
地球温暖化防止に少しでも貢献できれば、気持ちはキュートになる。

工事する数日間は 太陽湯が使えないから、灯油で沸かすことになってしまう。
しかし 時期的に暖かい季節で、お風呂以外にそれほどお湯を使う機会はない。
そして一週間後 申請の許可がおりたという。翌日には工事担当者が来宅した。
東京電力が200ボルトを導入、ソーラー業者が新機材を設置するとなった。
屋根上の古い機材を降ろして処分して貰い、めでたく工事は完結した。
『ところで、エコキュートは 本当にエコで安上がり?』と、ひげ爺の独り言。
本当のところは、私の財布の中味の方が「エコでキューット」しているようだ。

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