ひげ爺の独り言

髪が薄くなり髭はごま塩の「ひげ爺」、旅行会社を定年退職して16年。 高齢となって転居した大宮での隠居ぐらしを投稿します。

孫娘の5歳の誕生日

2009-02-24 09:00:57 | 食楽・年金ライフ 
嫁に行った娘の一人の子供だけが、いまのところひげ爺の孫である。
外孫だが、たった一人のその孫は女の子で2月22日が誕生日。
親子でこの2月21日(土)から泊まりで我が家に来ていた。
ちょうど2月22日の日曜日が孫娘の誕生日、満で5歳になる。
と言う訳で、前日の土曜日は誕生日祝いのプレゼントのために女性達
が孫を連れ総出でイオンモールまで買い物ツアーに出かけた。

結局お目当ての品物がなく、足を棒にしただけで終わったようだ。
代替品では孫娘は納得しそうもないので、お婆ちゃんである我が妻は、
後で買うようにとお祝いをお金で渡す事になった。
5歳にもなると、自分の欲しいものもハッキリしてくるようだ。
自己目的を達成するための知恵も手段も知っているらしい。
代替品では、より高価なものでも承知することは出来なかったらしい。

帰ってきて、どうも娘の様子がおかしく、何か変なのである
今日はケーキだけで誕生日のお祝いして慶んだのが・・・・。
「五歳なったら、お利口になって・・・」と皆が言ったのだった。
孫は、一歳大きくなったことで、甘えや我が儘を云うことが出来なくな
ると思い、プレッシャーを感じているらしい。
ケーキは甘くて美味しいのだが、心は甘いだけではなかったのである。
「子供ながら都合の善し悪しが判るようだ」と、ひげ爺の独り言。
でも帰る頃には、すっかり昨日までの4歳の孫娘に立ち戻っていた。
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春を前にしての畑仕事

2009-02-17 08:34:54 | 家庭菜園・庭・花 
立春もすぎ、三寒四温のなかで春を間近に感じるようになってきた。
そう言えば、日の長さもこの一ヶ月で大分伸びている。
昨日の朝には、庭でウグイスが下手な初鳴きをしていった。
赤色椿はすでに咲き終わり、早咲き水仙の花が終わろうとしている。
玄関前の梅がちょうど満開、ボケも花を開き始めた。
春の香りを食卓に届けてくれた蕗のとうは、すでに花になっている。
白色椿と黄花椿の蕾が、今にも開きそうにふくらんできた。
土佐みずきや姫こぶしの蕾も大きくなっている。

畑の野菜なども春の陽射しを受けて一段と元気が出てきたようだ。
ほうれん草、ネギ苗、掻き菜、タマネギ、キャベツ、きぬさやなど。
雑草も葉を伸ばし始め、種類によっては花芽をもっている。
春を前に草取りや耕作など、畑の手入れをする時期になってきたのだ。
その前に果樹の手入れだ、明日から梯子をかけて枝の剪定をしよう。
すでに根まわりを掘って、お礼ごやしの寒肥を施してある。
柿・梅・スモモ・みかん・桃・リンゴ・夏みかん・柚子などの剪定だ。

まずは、柿の木から・・・・。渋柿、甘柿、種なしと3本もある。
樹勢をみて、大きい枝から陽あたりが良くなるよう整枝する。
そして、枝間隔を考えながら花芽を確認して小枝の先を切り落とす。
毎年のことであるが、枝と花芽のつき具合が違うから難しい。
花芽は、多く残し過ぎても駄目、少な過ぎても駄目。
 「花芽をうまく調整する事がなかなか・・・」と、ひげ爺の独り言。
暖かい日が2日も続けば剪定は終わる、それから畑の仕事をしよう。
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鬼怒川温泉を早朝散歩

2009-02-10 10:13:17 | 旅行・秘湯・巡礼 
鬼怒川温泉の川沿いに吹く風は、強くはないもののさすがに冷たい。
朝6時半、谷間になるそこに朝陽はまだ射しこんでいない。
観光ホテルの前から、早朝で閑散とした鬼怒川温泉の街並みが続く。
そんな街のなかの細道を同級生3人の早朝散歩は始まった。
幸い、道に雪はまったくない。今年は雪の降ることがなかったと言う。
少し歩いた温泉ホテルの前あたりで、体が温まり手袋も不要になった。
あさやホテルの前に行くころには、体はポカポカ状態になっている。

やや上り気味の道であるが、国道に出ると前後の眺めも開けてきた。
遠く鶏頂山が見え、その頂上付近には少しではあるが雪が見える。
右手下に鬼怒川の景観を見ながらさらに歩き、鬼怒岩橋をわたる。
紅葉の最盛期には竜王峡に続くもみじの名所になるところでもある。
人形の美術館のところで右折し、鬼怒川の左岸の旧道を下る。
公園駅前から下の旧道には、古い建物や廃屋が多い事に気づく。
かつては、旅館やお店であったと思われる建物が朽ちかけている。
鬼怒川温泉の衰退を見せられているようで何とはなしに寂しい。

私たちは今、昔の会津西街道を南の方向に歩いている訳である。
鬼怒川の川水では下り方向なのだが、東武鉄道の線路は上り方向だ。
同じ方向が、船に乗れば下り、電車に乗れば上り、これは判りにくい。
そんなバカなことを考えながら、温泉中心部のふれあい橋の東詰に出た。
時間と共に大分明るくなってきた橋を渡って、宿泊している宿に到着。
時間にして50分、歩数6000歩、距離は約4㌔メートルの散歩。
「お陰で朝ごはんが美味しく食べられそうだ」と、ひげ爺の独り言。
一息ついて朝食バイキングだったが、ちょっと食べすぎたようだ。

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今日は節分で豆まきで~す

2009-02-03 11:22:51 | 食楽・年金ライフ 
玄関前にある梅の木の蕾が膨らんで、花びらを広げ始めた。
今日2月3日は節分、我が家では夕刻過ぎに豆まきをする。
すでに昨日、大豆を水に浸し笊に揚げて乾かしてある。
鰯も形の良い大きいものを買ってきて用意したし、
垣根のヒイラギの枝を切り取ってきて2本の串も作った。
食べるための恵方太巻き寿司も、出来合いの物だが買ってきた。

後は、時間を見て大豆を煎り焼いて一升桝にいれる。
それから鰯を焼いて、その頭をヒイラギの枝串に刺す。
これを煎り豆の入った一升桝に載せて一旦神棚に奉納する。
その後で、鰯の頭のついたヒイラギを、家の門の両脇に立て刺す。
子供の頃に「この臭いが厄除けになる」という事を聴かされたものだ。

夕刻を迎えたころに豆まきを行う。これはどうも男の役目らしい。
「福はうち、福はうち、鬼はそと~」
神棚からはじまり、家の中、玄関前、庭から納屋、裏庭まで・・。
そして夕食には豆をつまみ、鰯を食べて家内安全を祈る。
残った煎り豆は、数日後の初午の日に「しもつかれ」の食材にする。
 「昔の人は無駄なく、うまく考えたものだ」と、ひげ爺の独り言。
門の脇に2本立てた鰯の頭は、時間も経ずして犬の好物に変わるはずだ。
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