ひげ爺の独り言

髪が薄くなり髭はごま塩の「ひげ爺」、旅行会社を定年退職して16年。 高齢となって転居した大宮での隠居ぐらしを投稿します。

冬なのに何故か夏ミカン

2016-01-26 09:13:43 | 食楽・年金ライフ 
ひげ爺は、従来の腰痛に加えて 年明けから膝痛が出たうえに 厳しい寒さと
強風のため、散歩はほどほどに家の内で炬燵にもぐり 「老人生活」している。
とは言え、歴史本を読んだり 仲間に頼まれた事務作業で暇つぶししている。
そんな日々の続く20日、自家産夏ミカンを材料に ママレードづくりとなった。
今年豊作だった夏みかんから17個を使い、外皮をむいて果肉を覆う薄皮を
むきとり 種を取り除いて材料とし、大きい寸胴鍋とグラニュー糖を用意した。

夏ミカンの外皮は、10個分だけ使うことにして薄く刻んで 水に浸しておいた。
それに果肉の17個分を主材料とし、取り除いた種は小さな網に集めておく。
果肉と刻んだ果皮と種の袋を寸胴鍋に入れ、水少々を加えて強火で煮込む。
火が通ったら グラニュー糖2キログラムを2~3回に分けて加え、45分ほど
煮込んで種の入った袋を取り除き、さらに中火で20分ほど煮詰める。
トロミ具合をみて、煮沸消毒した容器に流し入れ フタをすれば 作業は終了。
出来たママレードは、小瓶3個に中瓶2個、小タッパ5個に大型タッパが1個。

暖冬傾向にあった日本列島は、記録的と云える強い寒波に見舞われている。
北日本や日本海側は連日の雪つづきで、一週間前は関東でも大雪になった。
一昨日からは 四国や九州まで大雪になり、沖縄での雪は観測史上初という。
米国の東部各州も異常気象で、記録的大雪に見舞われ街は真っ白になった。
真っ白と云えば、大相撲 正月場所で琴奨菊が 白星14個を重ねて優勝した。
『琴奨と云う菊の花色が、今場所は白かったと言うこと 』 と、ひげ爺の独り言。
日本出身力士の優勝は十年ぶりで、記録的と云っても気象同様の異常さだ。
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街なか散歩 1 「葛飾柴又」

2016-01-19 08:51:13 | 旅行・秘湯・巡礼 
その二つの私鉄駅は、会社も駅名も違いながら 乗換えが判りやすく簡単だ。
東武牛田駅の改札を出ると、細い道路を挟んだ向かいに京成関屋駅がある。
会社に勤務していた頃、自宅から成田に向かう際に 良く利用した2駅である。
久しぶりにここで乗り換え、さらに高砂駅を経由し 目的地の柴又駅に向かう。
高砂駅からの京成金町線は、始発駅と終点駅の間に柴又の1駅があるだけ。
柴又駅は跨線橋がなく、ホームから踏切形式で線路を渡るという珍しい駅だ。

改札を出ると目の前に、映画でお馴染みの「寅さん」の銅像が出迎えてくれる。
そこからが参道で、食事処やお土産店などが 下町の雰囲気で賑わっている。
名物の草団子に葛餅にお煎餅、川魚料理にお蕎麦など 情緒的お店が並ぶ。
参道を進むと柴又帝釈天「題経寺」で、二天門を潜ると本堂や帝釈堂がある。
それらは見事な彫刻で飾られ、本堂では初詣の厄除け祈願が行われていた。
参拝を済ませてから、近くにある「寅さん記念館」と併設されている「山田洋二
ミュージアム」を拝観、映画「男はつらいよ」の世界を懐かしく味わった。

二階出口を出ると前は江戸川、河川敷では子供達がスポーツに励んでいた。
その少し上手が「矢切の渡」、渡し船が運行していたので岸辺に行ってみた。
船着場は丸太と木板の粗末なものだが、それが良い雰囲気だから不思議だ。
歌謡曲で有名だが、元々「日本音風景100選」 に指定されている原風景だ。
駅に戻って京成で押上駅に出て、「ソラマチ」から 浅草寺の界隈を散策した。
『今日は、「どこへ行くのよ~」 「知らぬ土地だよ~ 」だ 』 と、ひげ爺の独り言。
翌日が降雪予報のなか、江戸情緒の柴又と浅草を歩いた歩数は14700歩。
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地球的な異常事が心配

2016-01-12 10:29:57 | 社会・経済・国際 
昨年からの暖冬が年明け後も続き、生活上は助かるが異常現象も増えている。
申年のサルは「勝る」「魔去る」と云われるが、年が明けてからも驚く事が多い。
南太平洋のエルニーニョ現象とやらが、日本の気象に 異常を発生させている。
梅の花が一ヶ月も早く咲きだし、渡り鳥も季節感が狂うなど 異変が起きている。
散歩する道端では、雑草が冬枯れしていないしボケやロウバイが満開状態だ。
暖かさで 野菜の成育が早すぎて、一ヶ月後は 野菜不足からの高値が心配だ。
スキー場では雪がなくて困っているし、私の頭には毛がなくて家には金がない。

年明けの新聞を見ても、明るい情報よりも 驚きや困惑する記事が続いている。
4日に開会した国会も、早期開会した割には 意味ある議論にはなっていない。
韓国では、日本と合意した「慰安婦問題」の不可逆性が反故にされそうである。
北朝鮮は水爆の実験に成功したと云い、その真偽はともかく脅威になっている。
中東ではサウジとイランが険悪な状態で、難民対策もアイエス対策も進まない。
世界的株安が進む中、東京市場は年初から5日間連続の値下がりを記録した。
その主要因は中国の経済にあるが、その国は南シナ海で力の進出をしている。

インバウンド客の急増は、爆買いで潤う反面で 宿泊施設の混雑を招いている。
しかし冬物衣料品が売れず、何処に行っても冬物のバーゲンセールが盛んだ。
とりわけダウンのコートなどは、呼び名の通り値段が大幅に「ダウン」 している。
そんな中で、申年は赤色のパンツが 健康と長寿にいいというので売れている。
『赤パンツに両足を入れて、これが本当の「サルマタ」だ 』 と、ひげ爺の独り言。
2月ニゲル3月サルと云う、本格的春が来れば全ての異常が過ぎサルか?だ。 
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珍客と過ごしたお正月

2016-01-05 08:54:54 | 食楽・年金ライフ 
新年は「申年」でひげ爺の干支、でも我が家の年越しは静かなものになった。
四十九日法要は済ませたものの、11月に亡くなった母を弔って喪中にある。
いつものお正月とは違い、玄関前に日の丸もなければ入口にお飾りもない。
家の中にも 華やかさはなく、生け花も飾らなければ お供えの重ね餅もない。
除夜の鐘を聞きながら出かける初詣もなく、何とも盛りあがりのない大晦日。
年賀には行くも来るもないから、家族だけでささやかに過ごすお正月になる。

そんな我が家の元旦も、早々に珍客が訪れるというので7時前に起き出した。
するとちょうど日の出の時刻で、初詣がわりに「初日の出」 を拝むことにした。
無風好天のなかで、今年一年が穏やかな年であってほしいと願いを込めた。
少し遅れた7時過ぎ、珍客である「一匹」 が娘家族に連れられてやってきた。
スキーに出かける娘の家族が、愛犬の世話を頼むと立ち寄ったわけである。
その犬は孫娘が飼っている 「トイプードル」で、二日間預かって欲しいと云う。
一瞬賑やかになった我が家、だが愛犬と扱い方メモを置いて行ってしまった。

それから 神棚と仏壇にご挨拶をすませ、新年を祝う形ばかりの朝食になる。
お節料理と云えるほどではないが、それでも 一献いただいてお餅も食べた。
一息ついてお寺に向かう、今年はお墓参りがお正月の唯一の行事となった。
穏やかな日が続いた三が日、外出もせずに イヌとテレビを相手の暇つぶし。
『サル年が明けた途端に、イヌが来ては「犬猿の仲」で』 と、ひげ爺の独り言。
今年は申年でひげ爺の干支もサル、そのサルと犬が仲良く過ごしたお正月。
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