ひげ爺の独り言

髪が薄くなり髭はごま塩の「ひげ爺」、旅行会社を定年退職して16年。 高齢となって転居した大宮での隠居ぐらしを投稿します。

街なか散歩 10 〔日光市〕

2017-06-20 09:38:46 | 旅行・秘湯・巡礼 
その日は、梅雨の時期なのに 薄日のさす 好天となり 気温は23度であった。
栃木駅に集合した 男7人の年寄り集団は、ひげ爺の若かりし時の同級生達。
「蔵の街・栃木」を 1時間半ほど散策、近龍寺の隣にある蕎麦処で昼食した。
食事後も新栃木駅まで歩き、14時45分の始発会津高原行で 日光に向かう。
日光駅には宿の迎えがあり、送迎車で市内の旅館に到着したのは4時すぎ。
ゆっくり過ごす予定も、懐かしさや親しさから 当然「ワイガヤ」の一夜となった。

翌日も好天、朝食してから荷物を預け 世界遺産二社一寺の見学に出発した。
石段や坂道を幾つか上り輪王寺へ、本堂となる三仏堂は 改修中のため全体
が覆われていたが、工事に関わる展示もあり 詳しく理解できる部分もあった。
ゆるい坂道をしばらく上がって東照宮を参拝、神厩舎で 三猿(見ざる・言わざ
る・聞かざる)を見て、改装し色鮮やかになった「陽明門」を見ながら くぐった。
つづいて 奥の院入口の 「眠り猫」を見て、朱印帳をお願いしてから 本殿で正
座参拝し、最後に薬師堂で「鳴き龍」を体験してから 二荒山神社を参拝した。
歩き続けた後、旅館に戻って 荷物を受け取り 昼食場所に向かって出発した。

日光の昼だから、名物「ゆば料理」を 新装なった専門店で味わう予定なのだ。
高齢者ゆえ 少々バテ気味ながら、なだらかな下り道なので 二足歩行を強行。
途中で名物の羊羹を買い求め、さらに歩くと12時半にその「エサ場」に到着。
老舗で「ゆば懐石」をゆっくり味わい、旅の終わりを 満足・満腹で締めくくった。
『東武日光駅に着くと、スマホは8700歩を越えていた 』 と、ひげ爺の独り言。
良く歩いた 2日間、ほとんどが病気持ちの高齢者ながら さすが 「男子校」 だ。
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渡良瀬遊水地 なう 〔夏色〕

2017-06-06 08:02:16 | 地域活動・つながり
梅雨が気になる 6月に入ったが、雷雨はあっても 暑い晴天日が続いている。
夜明けも早くなり、夏の到来を知らせる鳥「カッコー」の啼き声が聞こえてくる。
この日は夜明け前の 雷と豪雨に眼を覚まされ、ちょいと不機嫌な「ひげ爺」。
それでも朝の畑仕事を予定どおりこなし、一休みしてから 昼食は外で食べる
ことにして、11時過ぎから夏を迎えた渡良瀬遊水地へ出かけて行った。
馴染みのお店でパスタの昼食を摂り、北エントランスから遊水地内に入った。

先ずは ウオッチングタワーに上り、遊水地の全景を360度の視野で眺めた。
ヨシ焼き後は真っ黒だった湿地が、80日を過ぎて緑一色に姿を変えていた。
ヨシは 2mほどに背丈を伸ばし、遊水地を濃い緑で覆い 風にそよいでいる。
つづいて「史跡ゾーン」を一回りしたあと、湿地資料館/学習センターに立ち寄
ったら、その一角に「タチスミレ」と「チョウジソウ」が小さな花を咲かせていた。
この二種は絶滅危惧種に指定され、本来は陽当たりのよい湿地に群生する
種なのだが、この個体は 数年前からアグリ財団が 移植し管理しているもの。

この日のもう一つの目的は、ひげ爺にとっては 恒例の「桑の実」採りである。
遊水地産の桑の実を、手づくりマルベリージャムの原料にしよう という訳だ。
その場所に行くと、早朝の雷と強風によって 熟した実がたくさん落ちている。
枝から実を採るよりも 拾うことになり、わずかな時間で必要量を確保できた。
この日は 実を洗って冷凍保存、後日「ひげ爺の手づくりジャム」を製造する。
『自家製の米パンには、自家製ジャムがベストマッチ 』 と、ひげ爺の独り言。
天然で無農薬 無料で採り放題、これは年金生活者にもベストマッチなのだ。
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