ひげ爺の独り言

髪が薄くなり髭はごま塩の「ひげ爺」、旅行会社を定年退職して16年。 高齢となって転居した大宮での隠居ぐらしを投稿します。

野菜の種まきと農作業

2012-02-28 09:35:37 | 家庭菜園・庭・花 
今年は寒い日が続いて 本格的な畑仕事が予定通り進められなかった。
それでも先週は、好天を選んで庭の芝焼きと果樹の整枝剪定をした。
柿三本、桃 梅 林檎が二本、栗 スモモ みかんの手入れで一日がかり。
獲っては食べてきた夏みかんの残りを収穫したら、120個超の大豊作、
リンゴと一緒に保存して甘くなった頃、近所や親戚にも届ける予定だ。
畑の秋ジャガを掘っては食べ、里芋や大根も土中に保存し食べている。
ビニールハウス内では、小松菜 春菊 ほうれん草の収穫が続いている。

寒いなかでも、水仙が咲き 蕗のとうや早生かき菜で春を味わってきた。
最低気温が氷点下の日はあっても、庭先の梅は蕾をふくらませてきた。
昨日の朝は、鳴き声の怪しいウグイスが庭で春の到来を告げていった。
季節は雨水から啓蟄へ、我が家の小さな菜園も春の野菜作りを迎える。
畑には、堆肥や有機肥料等を入れ石灰をまいて耕作して準備してある。
これから気温の上昇に合わせ、春野菜いろいろの種まき時期を迎える。
私は連作障害を持つ成り物類は市販苗で、他は種から苗を育てている。

種まき第一段は26日、ビニールハウス内の苗床や鉢に種まきをした。
蒔いた春野菜の種類は、小松菜 レタス キャベツ ブロッコリーであった。
三月中旬からは露地や常温での種まきとなり、山東菜・ジャガイモ・春
まき長ネギ・カボチャ・インゲン・キュウリ、里芋種の植え付けだ。
そして、育てた苗や市販苗等を定植すると 畑は最盛期の賑わいになる。
「野菜の種は蒔けるが、儲け話しの種は蒔けない」と、ひげ爺の独り言。
今は高値の葉野菜も、自家製を獲る季節には値崩れして安い事だろう。
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加須市の観光ビジョン策定

2012-02-21 09:37:13 | 地域活動・つながり
昨年の6月に、行政から市長名で新しい委員会の委員依頼通知が届いた。
加須市の新総合振興計画を上位計画に、観光ビジョンを策定したいという。
商工会や観光協会などの会員から人選したようだが、私はオニバス保護活
動やボランティアガイドに加えて過去の旅行業経験がその理由らしい。
30名程の委員に行政から5名が加わったが、比較的に若い人が多かった。
8月の第一回会議は、委嘱式と委員紹介と会議目的や進め方が話された。
会議は月1回ペースの開催され、班別のワークショップ形式で進められた。

観光行政の必要性や、地域に合った観光のあり方等を議論し、地域にある
観光素材の拾い上げと魅力づくりや活用の方法・商品化なども議論した。
加須市は関東平野の中央部にあり、全体が真っ平らな地形になっている。
これと云った観光資源がなく、従来型の観光地にはなり得ないところだ。
小粒な観光資源に自然や産業を連携させ、平地型観光の推進が望まれる。
平地観光は、老若男女の誰もが何時でも健康的な非日常の時をすごせる。
首都圏の利便性を活かした「安近短」の着地型で、季節 地域 交流が基だ。
2月の会議を最後に委員会は終了し、観光ビジョンの素案が出来上がった。

一方、市の北辺にある渡良瀬遊水地はラムサール条約登録が期待される。
そこは北関東4県が接する所で、関係自治体の足並みが揃いにくかった。
やっと周辺全市町の決議が整い、湿地環境の担保も河川法でクリアーした。
この後は、県や国の推薦手続きを経て8月頃の国際会議を待つことになる。
水鳥の生息にとって重要な湿地と認められれば、発進力が各段に上がる。
「遊水地に渡り鳥が多く来ているが、閑古鳥はいない」と、ひげ爺の独り言。
観光を広義に捉え、遊水地を含め平地の魅力を創造することが重要だろう。
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坂東札所めぐり 第七回

2012-02-14 09:14:02 | 旅行・秘湯・巡礼 
今年はことのほか寒く、立春を過ぎても最低気温のマイナスが続いている。
降雪を心配しながらも、霊場めぐりは昔の毛の國:上野国(群馬県)に入る。
本来なら梅の花が咲く3月に参拝したい榛名山麓の二ヶ寺だが、札所順を
出来るだけ守りたいとの思いから 天候を見てこの日の参拝となった。
榛名山の南面には梅林が多く、遠く関東平野の北部一帯が眺望できた。
「梅の花はなくても、水沢うどんは食べられるから・・・」と、ひげ爺の独り言。
一ヵ月早いのだが、梅もうどんも 「うめ~」で共通するから まあいいだろう。

坂東観音霊場十五番: 白岩山 長谷寺 本尊: 十一面観世音菩薩
天気は平年並みとの気温予報のもと、9時過ぎ出発の余裕日程であった。
ルート選択に悩みながらも、北関東自動車道経由で関越道の高崎に出た。
烏川に沿って上り、下里見を右折して進むと山道の左側に長谷寺がある。
駐車場から道路を渡ると本堂だが、本来は左手前の仁王門から参拝する。
赤色の仁王門を潜ると、右に鐘楼 正面には壮大な唐破風の本堂がある。
縁起によれば、役行者の修験地だったと言われ、伝教大師や弘法大師も
訪れ 源義家 新田義貞 武田勝頼など武将の信仰も篤っかったと伝わる。

坂東観音霊場十六番: 五徳山 水澤寺 本尊:十一面千手観世音菩薩 
伊香保に向かいパノラマラインを進むと、うどん店の多い水沢の地に出る。
突き当たりが水澤寺で、細く急峻な石段の参道の途中に仁王門がある。
道路で右迂回し上ると本堂奧に駐車場があり、一般的参拝者が利用する。
壮大な仁王門から上ると、正面に本堂 隣に六角堂 奧には釈迦堂がある。
本尊の十一面千手観音は、古事記時代の伊香保姫の護持仏と云われる。
寺は推古天皇勅願での創建と言われ、六角堂は屋根が二層になっており
六道輪廻の六地蔵を安置する台座は、手で押せば回るように出来ている。
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奧秩父の氷柱と節分奇祭

2012-02-07 08:47:15 | 旅行・秘湯・巡礼 
節分の日、久しぶりに5時起きをして旅の集合地まで電車で出かけた。
その旅は、県が委託した埼玉「深」発見と称する体験旅クラブのツアー。
今回は、「三峯神社の奇祭ごもっともさまと 奇少三十槌の氷柱」である。
阿部先輩のご厚意で参加し、普通は出来ない「節分豆まき」を体験した。
大宮からバスに乗り、まずは秩父市大滝の三十槌にある「氷柱」を見学。
荒川対岸の岩壁に、「つららのカーテン」が4~50メートル続いていた。
自然が創り出す氷の芸術で、寒さの厳しい今年は立派に出来たと云う。

続いて、荒川に沿って山奥に向かい二瀬ダムを経て三峯神社についた。
海抜1100メートル超にある三峯神社は、日本武尊に縁起する古い社。
そこで一年に一日だけの奇祭、節分追難祭「ごもっともさま」が行われる。
食事の後、簡易カミシモと ごもっともさま棒と 豆入り福枡をいただいた。
裃を着て神殿に坐し、厳粛な神事の最後に年男による豆まきとかけ声に
合わせて、そばにひかえる添え人が大きなすりこぎ状の丸棒を押し上げ
て「ごもっともさま~」と大音唱を発する。参加者もそれに習い唱和する。
「ごもっともさま棒」は、力強い生命力があり邪気を祓い福を招くと云う。

節分とは、春を迎えてすべての命がよみがえる節目を意味すると云う。
私は秩父の神前で豆まき、家の豆まきは「神さん」である女房に任せた。
そして神社から頂戴した1尺程の短いごもっとも棒と福枡を持ち帰った。
でもそれだけでは、お土産として「ごもっともさま」とは言って貰えない。
そこで、名産キリコミウドンとバームクーヘンをお土産として買って帰った。
「でも、かけ声がなぜ『ごもっともさま』なのだろうか」と、ひげ爺の独り言。
ごもっともさま棒は家の神棚に納めたが、場所はごもっともなのだろうか。
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