ひげ爺の独り言

髪が薄くなり髭はごま塩の「ひげ爺」、旅行会社を定年退職して16年。 高齢となって転居した大宮での隠居ぐらしを投稿します。

東北六県周遊「秋田県」

2020-10-27 10:21:27 | 旅行・秘湯・巡礼 
昨年秋の青森県から東北6県を回る予定が、厳冬とコロナ禍で中断していた。
コロナ対策のGoToキャンペーン、その得点を利用して 秋田旅行からの再開。
その旅は 20日から、JR秋田駅で昼食をしてから レンタカーで男鹿半島へ。
寒風山からの展望や入道崎など、懐かしく想いながら回ってこの日は秋田泊。
翌日は8時半に出発し田沢湖へ、秋田駒ヶ岳を眺めながら湖畔の「たつこ像」
と御座石神社を訪ね、角館に走り武家屋敷をウロウロして昼食はアユ天そば。
南に走り大曲から横手市へ、その先を左折し 増田の街並み(内蔵)を散策した。
さらに進んだ湯沢市は、菅総理の出身地で首相就任を祝うノボリ旗が目立つ。
稲庭うどんの本場の湯沢市稲庭へ、そこの老舗「佐藤養助」総本店ではGoTo
クーポンを使用しお土産をたんまり購入、40分走って秋の宮温泉で宿泊した。

翌日朝は、売店で湯沢市提供のクーポン一万円を使ってお土産を求めて出発。
山道を河原毛に向かうと峠付近は紅葉真っ盛り、泥湯経由で一度下って 小安
峡から栗駒山へ山道を登ってゆくと、中腹一帯が紅葉の見ごろを迎えていた。
付近は秘湯が多く、かつて秘湯巡りで 鷹の湯/泥湯/河原毛/須川/湯の倉/湯浜
など秘湯を堪能した所、今回は岩手県境でUターンし 山を下り南に道をとる。
しばらく走ると峠を超え宮城県に入るが、さらに走って西に進むと鳴子峡だ
少し早い紅葉を眺めて遊歩道を歩いた後、車を古川駅に向かい東に走らせる。
途中で岩出山の「旧有備館」に立ち寄り、古川駅から新幹線で帰路についた。
『コロナ対策いろいろ、旅費割引のほかにも クーポンだらけだ』と、独り言。
国から1万円、秋田市が2千円で湯沢市は1万円、ほとんどお土産に使った。
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街なか散歩20 〔浦和宿〕

2020-10-06 07:20:14 | 旅行・秘湯・巡礼 
新型コロナウイルスの感染は続くが、社会活動も再開せざるを得ない状況でもある。
コロナの対策と生活回復を考えながら、夫婦での「街なか散歩」を行うことにした。
10月4日の日曜日、JR南浦和駅の西口におりて「中山道浦和宿」の散策を始めた。 
武蔵野線に並行して西に15分、旧中山道を右折し北に向かうと「焼米坂」がある。
旅人に焼き米をふるまう茶店があったそうで、渓斎英泉の宿場絵にも描かれている。
さらに進み15分で「調神社」(つきじんじゃ)、鳥居のない社には 狛犬ならぬ狛兎。
さらに進んだところが「浦和宿」の中心で、開発が進んだ今は昔の面影が全くない。
浦和駅前通りとの十字路先の左側に、真新しい「中山道浦和宿」の碑があるのみだ。
その先の門前通りを左折し、真言宗「玉蔵院」の地蔵堂を参拝して北に少し歩いた。

時刻は11時半すぎ、お目当てのそば処「分上野藪かねこ」で天せいろを賞味した。
場所が分かりにくいお店ながら、食べ始めるころには行列待ちの状態になっていた。
店から東に向かって街道に戻り、急ぐ旅ではないから食後のコーヒータイムとした。
北に少し歩くと左側奥に「仲町公園」、そこはビルに囲まれた小さな広場的ところ
ながら浦和宿本陣跡で、「星野本陣跡の説明板」と「明治天皇行在所跡碑」がある。
街道を4~5分進むと慈恵稲荷社、そこは宿場が設置される前の戦国時代から市場
があったところで、細長い敷地に二・七市場跡碑とご免市場の杭柱が残されていた。
そこからは浦和宿を外れるが、そのまま街道を歩き「北浦和駅」から帰路に就いた。
『今回の散策は街道に面した表側だけ、ウラワ歩かなかった』と、ひげ爺の独り言。
埼玉県の県都である浦和ながら、宿場の面影が全くなく歴史観が弱いことは残念だ。
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