ひげ爺の独り言

髪が薄くなり髭はごま塩の「ひげ爺」、旅行会社を定年退職して16年。 高齢となって転居した大宮での隠居ぐらしを投稿します。

街なか散歩8「桜川/真壁」

2017-02-28 08:02:25 | 旅行・秘湯・巡礼 
今までの街なか散歩は、江戸日本橋から 日光街道の宿場を順に歩いてきた。
しかし今回は 街道を大きく離れ、 筑波山の裏側にある「真壁」 に足を運んだ。
そこでは今、商家等がお雛様を展示公開する「真壁ひなまつり」を行っている。
180軒の商店や民家等が参加し、1ヶ月間の行事は今年で15回目を迎える。
9時過ぎに家を出て下道を走り、11時に真壁の高上町第二駐車場に着いた。

案内図を手に、伝統的建造物保存地区に入り「星野屋」「佐藤家」等のひな飾
りを覗き見しながら進み、中心地に位置する「旧真壁郵便局」にも立ち寄った。
それぞれの雛かざりには 「趣向や特長」があり、土産品や食事を誘う掛け声
にも 茨城弁の親切心があって、楽しみながらの「街なか散歩」 が続けられた。
御陣屋通りを進み、大店「潮田家」の 雛かざりと重厚な見世蔵に 魅せられた。
「伊勢屋」 「村井醸造」などに立ち寄って、少し遅くなった昼食は 適当に入った
お店で、 田舎風の「けんちん蕎麦」 と 「すいとん」で 懐かしい味をいただいた。
「伝承館」から「川島書店」を見学し、少し離れた場所にある 老舗 「橋本旅館」
が営業する「橋本珈琲」で一休み、古さを活かした雰囲気の良いお店だったの
だが、着物姿の四人組を含めてお客も店員も全部女性で 男は私一人だった。

土産品を求めながら 駐車場に戻り、フェイスブックに投稿して 帰路に着いた。
この日23日は、「プレミアムフライデー」が始まった記念すべき金曜日だった。
月末の金曜日は 午後3時に退社し、週末のゆとりと 消費拡大を目指すもの。
『一見嬉しく思うが、毎日がサンデーの私には関係ない』と、ひげ爺の独り言。
ひげ爺 には、 プレミアム〔割増し〕 のお金が必要な 「金用日」で 「金要日」 。
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何となく 「立春大吉」気分

2017-02-14 07:39:45 | 食楽・年金ライフ 
ひげ爺は、女房に移されたと思える風邪のため 月初めから10日ほどは 出国
禁止の拘束状態で、二度の病院通い以外は ベッドで過ごすことが多かった。
でも春の行事を行いながら、何となく「立春大吉」のウキウキ気分で過ごせた。
2月3日の節分には、イワシを焼いてその頭をヒイラギの枝先に刺して神棚に
奉じたあと、形ばかりの「豆まき」をしてイワシの頭は門の両側に立て置いた。
それは春を迎え、邪気(鬼)を追い払い幸運(福)を招くという行事になっている。

節分の翌日の4日が立春で、暦の上でも この日から 春を迎えたことになる。
寒暖差の大きい日が続いたが、玄関前の梅が花を開いて 春を知らせていた。
9日には、自宅で収穫した夏ミカンを使っての 手づくり「マーマレード 」づくり。
夫婦の手づくり品は、差し上げる瓶が3個と自家消費のタッパが4個になった。
11日が「建国記念日」で12日が「初午」、前夜から自家産大根を「鬼オロシ」
ですりおろし、鮭などの具材と合わせて煮込む郷土料理の「スミツカレ」づくり
早朝に お稲荷様へお参り、炊いた赤飯と出来た郷土料理を奉じてから朝食。

「立春大吉」のいわれは、立春過ぎから雨水までの2週間に「春」を迎えて祝う
慶事で、節分で追われた鬼が 戻ってこないよう 門前に「吊し紙」をしたと云う。
表からも裏からも同じ 左右対称の四文字に、鬼が迷って入れないのだと・・・。
そういえば、私の親戚は水谷真由 平田大介 中川圭太等 左右対称者が多い。
この期間中は、一年の無病息災を祈りながら 「春めかしい」気分で暮らせる。
『そして今日は バレンタイン、なぜか ウキウキしている 』 と、ひげ爺の独り言。
気分は「立春大吉 」ながら、この老人にチョコレートが1個でも届くのだろうか。

コメント (2)
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