ひげ爺の独り言

髪が薄くなり髭はごま塩の「ひげ爺」、旅行会社を定年退職して16年。 高齢となって転居した大宮での隠居ぐらしを投稿します。

我が家では 今が愛鳥週間

2015-01-27 08:34:54 | 食楽・年金ライフ 
私の住む家の敷地内には、小さいながら野菜用の畑と狭い果樹園とがある。
そこで作っている野菜や果実を、カラスをはじめ野鳥達が 狙ってやって来る。
冬鳥が加わる晩秋からは、餌となる作物も減るので 鳥害が目立って増える。
そのため、糸を張ったり防鳥ネットを掛けるなどして「鳥よけ対策」を している。
カラスやムクドリを憎む一方で、シギやセキレイなどは可愛らしいとも思える。
矛盾することだが、私は冬の時期だけ野鳥にリンゴ等のエサを提供してきた。
そのエサ場が古く危なくなったので、新しい「エサ場」を作ってやることにした。

ホームセンターで資材を少し購入し、家にある廃材と道具での エサ場作り
旧来の中型鳥用のエサ場を作り替え、新たに小鳥用のエサ場も作ってみた。
さっそく庭に設置し、中型鳥用にリンゴを付け小鳥用に雑穀を置いて待った。
でも前のエサ場にすぐ飛んできたヒヨドリも、新しいエサ場には近寄らない。
警戒して周りで鳴いていたが、4日目を過ぎる頃やっとリンゴを食べ始めた
まずは ホッとした気持ちなのだが、期待し待っているのは小鳥の方なのだ。

最近あまり耳にしない「愛鳥週間」、それは5月中旬の一週間になっている。
しかし 我が家の5月は菜園の繁忙期で、愛鳥どころか鳥を追い払っている。
春から初秋にかけて、カラスやハト等の野鳥が播いた種やスイカやブルーベ
リーを狙い、晩秋からは冬鳥も参加して柿やキャベツやほうれん草を荒らす。
鳥を憎みながら餌をあげる、私のこの矛盾に 野鳥も戸惑っていることだろう。
『我が家では、冬が愛鳥週間ならぬ愛鳥期間という事 』と、ひげ爺の独り言。
しばらくの間、「鳥撃ち帽子」とも呼ぶハンチング帽はかぶらないことにしよう。
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渡良瀬遊水地 なう〔大寒〕

2015-01-20 09:20:02 | 地域活動・つながり
このところ寒波による強風が吹き続いて、朝晩の散歩が億劫になるほどだ。
インフルエンザが流行しているが、幸い私の家族は まだ侵入されていない。
24節気では、今日20日からが一年で最も寒いと云う「大寒」を迎えている。
とは云え、次の節気は「立春」だから 春はすぐそこまで来ていることになる。
昨日19日、風が止んで陽も射したので 久しぶりに渡良瀬遊水地を訪ねた。

堤防からみる谷中湖は、水質管理の「干し上げ」で 水位を下げ始めている。
中央エントランスから湖畔を歩くと、水は大分減っていて 通常の半分以下。
中の島を眺めると、シダレヤナギが 芽を薄緑にして 春の気配を感じさせる。
野鳥観察台では、水鳥が少なくカモとカワウがわずかに見える程度だった。
駐車場に戻り車に乗り、北エントランス経由鷹見台で第二調整地を眺めた。
期待した「チューヒ」には会えず、再び車に乗り渡良瀬川本流に沿って下る。
途中「オナガ」の群れに出迎えられたが、車を止めると逃げてしまう利口者。
さらに進めて思川との合流点へ、そこは野鳥観察ポイントの第二排水門だ。
一帯は河川林とヨシ原が混在し、チューヒに加えオオタカがも生息する所だ。
その猛禽類には会えなかったが、鳥の数より多いカメラ愛好者に出会った。

30分ほど滞在してから車で移動、車窓から見える枯れたヨシ原は 冬の姿。
道路脇のヨシが刈ってあるのは、春を前に行う 「ヨシ焼き」に向けた準備だ。
帰りに、遊水地内にある 懐かしい「渡良瀬カントリー」を堤防上から眺めた。
『今日撮影した写真には、ナイスショットがなさそうだ 』と、ひげ爺の独り言。
好天に恵まれたこの日、ゴルファーが大声を出していた「ナイスショット」 と。
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夏ミカンMarmaladeづくり

2015-01-13 09:46:28 | 食楽・年金ライフ 
我が家の庭先にある夏ミカンが、今年は実の数がたった17個と云う大不作。
例年クリスマス前に収穫し、親戚等に持参するのだが今年はその数がない。
全て自家用となったが、その内の8個を使ってマーマレードを作ることにした。
8日の夕刻、果実の外皮をむき千切りにして 翌日の朝まで水に浸し置いた。
果肉だけ使いたい実の方は、房の薄皮をむきとってから乾かないように保存。
下ごしらえをした材料は、外皮が400グラムと果肉が1500グラムになった。  

翌日は朝から煮詰め作業、皮部は一度煮込んでから水にさらして水を切る。
果肉は崩れやすいように、包丁で刻んでから皮部と合わせ寸胴鍋に入れる。
鍋に砂糖の800グラムと少量の水を加え、材料と混ぜ合わせてなじませる。
しばらくした後、火にかけて灰汁を取り除きながら30分ほど煮込みを続ける。
砂糖量は材料重量の6~8割でお好み、2回目の砂糖500グラムを加えた。
底部分が焦げないよう ゆっくり混ぜながら、30分ほど中火で煮詰めてゆく。
さらに弱火で、水分を飛ばしながら「とろみ」が出たら 器詰めの作業になる。
マーマレードは、熱が下がると硬くなるので ややゆるい程度がタイミングだ。

出来上がったのは、長期保存用瓶詰め6個と自宅利用の「タッパ」詰め4個。
作り方は書くと簡単、でも 細かい配慮や手作業が必要で それらはほとんど
「ママ」の仕事だから、我が家のマーマレードは「ママ・レード」と呼ぼう。
正しくはマーマレードだろうが、ママレードと呼ぶ人が多いのに なぜか納得。
『味や出来栄えは、まぁまぁグレードの仕上がりだった 』と、ひげ爺の独り言。
ママ・レードだから、妻の友人や親戚に届けはじめると在庫は半減していた。
 *お蔭様で累計30万ページビューを越えました。今後もご閲覧ください。
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絹産業遺産群を巡る 〔6〕

2015-01-06 08:27:02 | 旅行・秘湯・巡礼 
寒いながらも 穏やかなお正月の三が日も過ぎ、翌4日も晴天の好日になった。
絹遺産は埼玉県内にもあり、今回は埼玉県本庄市や 群馬県玉村町を訪ねた。
お正月でもあり、神川町にある 武蔵国二ノ宮 「金鑚神社」(かなさな)で初詣。
境内の駐車場は満車なので、離れた駐車場に車を入れて散歩がてらの参拝。
鳥居からの参道が 丁度良い長さ、近隣からの初詣参拝者も切れ目がなく続く。
近くにある 天台宗別格本山 「金鑚大師」 大光普照寺にも、立ち寄り参拝した。
昼時ながら お腹は空いてはいないので、露店の「屋台食」でしのぎ食をとった。

午後は、旧児玉町にある江戸時代の盲目学者「塙保己一」関連施設に向かう。
まずは、保木野地区にある塙保己一の生家と 隣にあるお墓と顕彰碑を訪ねた。
次に「塙保己一資料館」、資料や遺品を見学し保己一の記憶力に驚かされた。
時代はノーベル賞がない昔、将来は「世界遺産」に登録されても良いかと思う。
本来目的の絹遺産に戻り、児玉駅近くの「競進社模範蚕室」 を外観見学する。
続いて本庄市の中心市街地にある、「旧本庄商業銀行の煉瓦造倉庫」 を見学。
隣の駐車場から外観見学、明治中期の建築ながら 現在も店舗活用している。

県境を越え進むと群馬県玉村町、そこは 妻の父親の出所でもある縁ある土地。
かつての養蚕住宅 「渡辺家」 を訪ねると、ちょうど奥様がご在宅でお話できた。
昭和末期まで養蚕をしていたと云い、古くて大きな家を守る苦労を聞かされた。
今回は道路も駐車場も見学も無料、昼食は屋台食で土産品も買わず帰宅した。
『給油もなく 丸一日の二人分が1450円とは記録的安さだ』と、ひげ爺の独り言。
訪ねた所が縁起の良い名、神川 児玉 玉村 さらに金鑚とくれば金運は最高だ。
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