ひげ爺の独り言

髪が薄くなり髭はごま塩の「ひげ爺」、旅行会社を定年退職して16年。 高齢となって転居した大宮での隠居ぐらしを投稿します。

那須高原でツツジを鑑賞

2015-05-26 08:16:59 | 旅行・秘湯・巡礼 
4月から気温の高い陽気が続き、水仙やツツジが 例年より早く咲いていた。
那須のツツジも満開で、マウントジーンズの ゴヨウツツジも咲いたとのこと。
北陸旅行を中止した妻の体調も、このところ少しは 落ち着いてきた様子だ。
そこで気分転換の意味から、那須高原のツツジ鑑賞に出かけることにした。
朝食時に決定した旅は、9時の出発になり 高原自然の家に11時の到着。
駐車場はすでに満車で順番待ち、間もなく駐車できて軽い装備で歩き出す。
まずは下り道を「ツツジ吊り橋」へ、そこの花は数も少なく満開も過ぎていた。

続いて ツツジ群生地の中心へ、木道に沿って約2キロのコースを散策した。
一部の種は満開を過ぎたところも、品種によっては 丁度見頃を迎えていた。
整備された木道から満開のツツジを鑑賞、道を登りきって「一望閣」に到着。
昼食は眺望の良いレストランで、と思っていたが レストランは休店中だった。
駐車場に戻り、第二目的地の「マウントジーンズ」山麓駅に車を走らせ昼食。
登山靴に替え、あり合わせの「うどん定食」を食べ ゴンドラで山頂に向かう。

10分の空中散歩を楽しむと、標高1410mの山頂駅は涼風が吹いていた。
少し歩いた 茶臼展望台からは、茶臼岳や朝日岳等の連山と残雪が望めた。
それから遊歩道を50分かけて一周し、六分咲のゴヨウツツジを見て回った。
途中の「ゴヨウツツジ展望台」北側には 珍しい「黄金ツツジ」が咲いていた。
ゴンドラで山を下りて真っすぐ帰宅すると、夕食にはまだ早い5時前だった。
『妻の調子を見ながらの散策、でも今日の血圧は許容内だった』と、独り言。
このまま体調が整えばいいのだが・・、そう上手く行くかどうかはわからない。

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新緑に風薫る越後の旅

2015-05-19 08:22:08 | 旅行・秘湯・巡礼 
出発時点の小雨も、上越国境では曇天になり越後の魚沼では薄曇りになった。
男集団は、石打から国道353号に道を取り 小さな棚田を見ながら峠を越えた。
日本三大渓谷の「清津峡」に到着、歩行者用有料トンネルを歩いて渓谷を鑑賞。
そこは柱状節理の絶壁が作った渓谷で、雪解け水が奔る男性的な風景だった。
車に戻り道を進めると十日町市、信濃川に沿う豪雪と織物とアートで有名な街。
街道沿いにある「小嶋屋総本店」で、この地名物の「へぎそば」の昼を摂った。
それは板製の「へぎ」に盛ったお蕎麦で、つなぎに海藻の「フノリ」を使っている。
国道253号を東に向かうと、米どころ南魚沼の田圃は田植えの最盛期だった。
南魚沼市の中心六日町に出て、向かい山麓にある日本一の庵寺「雲洞庵」へ。
曹洞宗の名刹で、上杉景勝が小姓の直江兼続と儒教の根本精神を学んだ所。
落ち着いた広い境内と 格式ある豪壮な堂宇等は、歴史の重厚さを感じさせる。

六日町温泉で一夜を過ごした翌日、朝食後に一人で 坂戸城跡まで散策した。
城跡には、わずかな石垣と城跡を示す石碑と 上杉景勝の生誕地碑があった。
宿に戻り車に乗って移動開始、八海山の残雪や里山の新緑を眺めながら 高
速道路を進み燕三条インターを経由して、越後一の宮「彌彦神社」に到着した。
日曜日の昼前で 駐車場が混んでいたが、昔を想い懐かしみながら参拝した。
続いて車を走らせると 間もなく日本海で、今日の海は波が静かで明るかった。
寺泊港の食事処「日本海」で、海鮮丼にアワビの 刺身を追加した昼食をとる。
食後はお土産の海産物を買って、見附インターから高速道路で帰路についた。
『食事処は「日本海」で、土産は尾頭付き魚を二本買い 』と、ひげ爺の独り言。
運転免許更新の高齢者講習を受けたばかり、お陰様で安心安全の旅だった。
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異常な事態とひげ爺菜園

2015-05-12 07:56:28 | 家庭菜園・庭・花 
4月から5月にかける 空模様は、夏を思わせる暑さが続く 異常な天候だった。
暦では「立夏」を迎えたが、気温が高いだけでなく 雨が1ヶ月も降っていない。
野菜にとっては雨が欲しい季節で、ひげ爺の野菜づくりは予定が狂いがちだ。
雨を予報する気象情報も、埼玉地方では何回か 期待外れの空振りに終わる。
雨のない乾いた畑は、野菜苗の定植に適さず 水やり程度では間に合わない。
そんな連休にひげ爺菜園では、スイカ・レタス・ブロッコリーに ナスを定植した
夕刻の作業で植付けた苗に、水道からホースをひいて たっぷりと水をやった。

箱根では火山活動が活発化し、大湧谷の一部が立入り禁止になる異常事態。
この地域には お世話になった知人が多く、観光事業への影響が心配になる。
テレビ等の報道は、火山性地震や山の膨らみや噴気の状態などをデータに基
づき伝えているが、専門的すぎる報道中心では風評被害につながりかねない。
実は我が家にも 異常が発生、金庫番の女房が 超高血圧になる 異常事態だ。
確定申告還付金で連休明けに 予定していた北陸旅行を、急遽取り消す始末。
旅行手配までは予定通りも、地方選以降の妻の急激な高血圧症は予定外だ。

予定外が続く 連休明けの9日には、キャベツにカボチャにインゲンを定植した。
ほかにも連休中に、夏用ほうれん草に 次男坊小松菜に オクラの種を播いた。
旅行中止の腹いせに、女房の分まで 野菜作りや雑草取りに精を出している。
パイプラインで水が入る田んぼだけは、早苗が順調に育って 青田化してきた
『これだけ雨がないと、台風6号に期待するしかないの?』と、ひげ爺の独り言。
気温過上昇と野菜値上り、高血圧に困惑し 低気圧に期待、これすべて異常。
コメント (2)
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渡良瀬遊水地 なう 〔息吹〕

2015-05-05 08:20:21 | 地域活動・つながり
地方選挙が終わると大型連休、気温も上がって 報道では夏日も出るほどだ。
田植えの終わった田圃では、好天に助けられた稲苗が元気に根付いてきた。
行楽シーズンだが、私は混雑が嫌いで 家庭菜園と親戚づきあいだけの毎日。
そんな気ままな 5月2日の午後、半袖姿で渡良瀬遊水地に出かけて行った。
ウオッチングタワーから眺める湿原は、ヨシの若芽が作った 緑のジュータン。
ヤナギやクワなどの立木類も、若葉に覆われて 初夏を思わせる風景だった。
空に サギやトビ等の大型野鳥が飛び、湿原からウグイスの鳴声が聞こえる。

谷中湖に出ると、干し上げしていた湖は満水状態で 冬鳥は姿を消していた。
その湖面では、ヨットなど水上スポーツ艇が 気持ち良さそうに疾走している。
好天に恵まれた上空にはパラグライダーが飛び交い、信号や段差のない湖
畔の舗装道路は、愛好者にとっては 絶好のサイクリングロードになっていた。
遊水地の中央部にある 「子ども広場」 は、遊具やペットを手にした 家族連れ
が多く、午後の3時過ぎでも バーベキューを楽しむグループで賑わっていた。

広場から湖畔を少し歩き、延命院を廻って役場跡と その奥へと歩道を散策。
陽当たり良い草地では、絶滅危惧種「ノウルシ 」が 花を終わろうとしていた。
同じ貴重種「チョウジソウ」 は今が見ごろで、「アマドコロ」 も花を付けている。
家に事情があり時間がとれず、「トネハナヤスリ」 を見る事は出来なかった。
若い息吹に満ちた 春の遊水地、でも 我が家は古希夫婦の静かな暮らしだ。
『ひげ爺は子供2人に孫1人、これでは絶滅危惧種だ 』 と、ひげ爺の独り言。
それも 私以外は女性、だから「オレオレ」と息子を語る詐欺に遭うことはない。
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