ひげ爺の独り言

髪が薄くなり髭はごま塩の「ひげ爺」、旅行会社を定年退職して16年。 高齢となって転居した大宮での隠居ぐらしを投稿します。

善光寺で 亡き母の供養

2016-05-24 07:21:50 | 旅行・秘湯・巡礼 
夫婦で体調を崩しているのだが、気分転換も必要か との思いで信州を訪れた。
昨年亡くなった母の 善光寺での回向祈願が、体調等の都合で遅れていたもの。
父の時と同じように、母も御宝前の供養をしないと気持ちがすっきりしないのだ。
小雨降る自宅を8時前に出発、長野道を進み薄日が射すなかを善光寺に到着。
さっそく手続きをして、12時から国宝の本堂で 読経法楽に参列させてもらった。
第一の目的が済めばそこは信州だ、遅めの昼食はお蕎麦と決めて門前の老舗
「かどの大丸」 に入り、オリジナルメニュー「こがねソバ」 を 美味しくいただいた。

午後はかみさんの希望で、NHKのドラマ「真田丸」で人気の上田城にまわった。
この日は 諏訪大社の下社秋の宮で、御柱祭の「建柱式」が見られると予定して
いたが、天候と周辺の混雑を考えると時間的に厳しいと判断し上田に立寄った。
翌日も雨予報だから、予定した八ヶ岳ロープウエイも 期待できそうにないのだ。
城下の駐車場から、左回りで二の丸橋から西櫓門・真田神社・東櫓をまわった。
そして「おやき」を一口つまみ、白樺湖を経由し 蓼科の宿「滝の湯」に向かった。

翌朝は 豪雨がやや小降りになった9時すぎ、宿を出て諏訪上社の本宮を参拝
してから、今回最後に建てられた御柱を拝みに下社「秋の宮」に行った。
設備など撤収中だったが、本殿の参拝と立てたばかりの御柱4本を見て回った。
諏訪市に戻って「高島城」を見学し、隠れ家的な「花尋庵 」で 三色そば(極細の
更科・普通の中麺そば・太めの田舎蕎麦)に大満足、諏訪ICから帰路に着いた。
『雨の止んだ中央道、天候同様に気分も少し晴れ模様に 』と、ひげ爺の独り言。
薬と血圧計を持参しての旅、二人の体調に比べると 車は快調そのものだった。
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街なか散歩 4 「草加宿」

2016-05-17 16:21:19 | 旅行・秘湯・巡礼 
東京で28度を記録した暑い日、草加駅から「草加宿」と「草加松原」を歩いた。
徳川幕府は、慶長年間まで千住から大きく迂回していた街道を越谷まで直線
的に結ぶ草加新道を築き、寛永7年(1630) 新たに「草加宿」を設けたとのこと。
東口からほどない一方通行路が旧街道で、右に折れた左側に「道標」がある。
街道を北方向に戻って 進んだところが草加宿で、家並みの右側奥にひっそり
と「八幡神社」があり、さらに進むと街道の右側に町屋造りの「藤城家」がある。

このあたりが「旧草加宿」の中心で、街道を進むと右側には「道路元標」があり
左側に「大川本陣跡」 の石碑、その先右側には「清水本陣跡」 の石碑がある。
さらに進むと右側におせん茶屋公園があり、左の細道を入ると草加宿の開宿
に尽力した大川図書が創建した「東福寺」で、本堂の彫刻欄間は見事なもの。
街道の左側には、古民家風休憩所「神明庵」があり冷たいお茶をいただいた。
ここから旧街道は右にカーブして、綾瀬川に突き当たるところが旧4号国道で
その角地に「河合曾良」の立像があり、旧国道を渡ると札場河岸公園がある。
そこは昔舟運で賑わった河岸場跡で、そこから川に沿って「草加松原」が続く。

草加松原は遊歩道として整備され、その最初の交差点に 松尾芭蕉にちなん
だ今様の太鼓橋「矢立橋」があるが、川を渡る橋ではなく 横断歩道橋である。
江戸時代からの古木を含め 600本を超す松並木は、往時の雰囲気が残る。
また「日本の道百選」の碑や、国名勝「おくのほそ道風景地」の碑などがある。
『あっ忘れた! 草加せんべいの元祖「おせん婆さん」を、・そうか』 と、独り言。
百代橋交差点を 左に折れて旧街道を離れ、松原団地駅から 帰路に着いた。

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今年の連休は自宅待機型

2016-05-10 08:10:28 | 食楽・年金ライフ 
先月末からの超ゴールデンウイークも、終わってみれば 速かった感じがする。
今年の大型連休は、いろいろな事情が重なって自宅中心の待機型になった。
その要素のひとつが 家庭菜園での野菜づくりで、3月のお彼岸が明けてから
種を播いたいくつかの野菜が、順調に芽を出して立派な自家苗に育っていた。
お天とう様と相談しながら、畑に床を準備し 移植する時期を迎えていたのだ。
28日にはブロッコリーの二番手を、5月3日には 二番手キャベツを定植した。
今日にもレタス2種が定植できるし、インゲン カボチャ オクラも芽が出ている。

もう一つの理由は、私を含めた家族の体調不安や 入院手術等があったこと。
先ずはかみさんの体調、昨年の春もそうだったが 4月上旬から調子が悪い。
医師に診てもらっているのだが、気分的要素や体の変調などによって血圧が
上がり、特に夕刻になると悪くなって 時には200をUPすることもある。
加えて 娘の入院と手術、予定していた手術で 心配はないと言われてはいて
も、親としては心配で大宮の病院や上尾の自宅に何度か出向くことになった。
近所や親戚にもいろいろあり、何かと心配ごとが続き私の体調もよろしくない。

野菜話にもどると、4月26日はビニールハウスにトマトとキュウリを定植した。
30日には、露地の床にマルチを敷き水ナスとピーマンと小玉スイカを植えた
少し高価な市販の接木苗だが、夏には実成りが長く楽しめる野菜たちである。
定植したばかりの当面は、乾きと霜の害や風害を避ける工夫も凝らしている。
『自治会とお寺の役目もあり、行楽連休にならなかった』と、ひげ爺の独り言。
野菜の成長と家族の体調が、同時に良くなるように 芽くばりと木くばりしよう。
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