秋本番を迎えても天候には異常さがあり、私の身体は 寄る歳波には勝てない程度の異
常さを 感じるなか、話題に欠ける日々は ブログに載せる題材が なくて 筆が進まない。
リハビリ等の病院通いは日常化して、ナンプレ挑戦やテレビの視聴は刺激性が希薄だ。
私の秋は、「味覚/食欲」も「紅葉/旅行」も「運動/読書」もない 「暇つぶし」の 秋。
しかし先週からは、衆議院の総選挙やワールドシリーズと日本シリーズ等に救われる。
日米の野球はポジティブな刺激で楽しいが、総選挙はネガティブな刺激で複雑な思い。
今秋の日本政治は力強さがなく、8月のブログに「グチャグチャ」と書いたとおりだ。
岸田首相の退陣を受けて自民党は 、9月27日に党則によって 石破茂氏を総裁に選出。
政治資金疑念の払しょくが期待された石破氏は、10月1日に首班指名を受け102代
総理大臣に就任し 内閣を組織、課題を多く背負う中で10月9日に衆議院を解散した。
15日 公示された総選挙は、「裏金」を話題に激戦を展開し27日に投開票を迎えた。
自民・公明の与党は 過半数を割り込む大敗で、立憲民主・国民民主が大きく躍進した。
その原因は、長期政権におごった「政治とカネ」の問題による政治不信と 石破新首相
のブレる発言や政策と 党内不調和が、政権交代を掲げる野党の良い攻撃材料になった。
今後の自民党は 新しい政権体制を目指そうが、立憲民主党も野党糾合を試みるだろう。
どのような組み合わせになろうとも、政治改革の方向を含めて 政局は混沌としてきた。
『選挙がらみの遺恨解消が課題で、ノーサイドと脳サイドの結果次第だ!』と、独り言。
誰が中心の体制になっても、政治改革と景気対策に加え 世界情勢対応など課題は多い。