4月中旬の誕生日に始まった「胸の痛みを解消する道」、それが重要地点まで来た。
前回ブログ記載の経過を経て、5月15日(火) に入院し「病院ステイ」が始まった。
そこは 自宅に近い「自治医大医療センター」、入院二日目のカテーテル検査で冠動
脈に細くなった治療必要箇所が2ヶ所あるという、そのため 2泊か3泊と思ってい
たステイ期間が長びくことになったが、まずは一日おいて1カ所目の治療を行った。
手首の動脈血管から 管を心臓まで挿し入れ、細くなった血管患部を風船で膨らまし
ステントという網状の管を留置し 血流を確保する手術で、2時間を要して無事終了。
週末を越して2カ所目の治療は翌週火曜日に実施、今度は1時間15分で終了した。
チームで行う処置は的確、それにしても治療技術と医療機器の進化に驚くばかりだ。
そんな想わぬ展開で、「病院ステイ」は術後の観察も含めて10泊の長期になった。
その間の有り余る時間は、設備されたテレビを含め「暇つぶし七つ道具」が大活躍。
テレビは大相撲やニュースに、冷蔵庫は飲み物の保管に、書籍系は 眼鏡や拡大鏡を
使うので熱中できず、携帯ラジオはNHK+をはじめ馴染みのない番組を楽しんだ。
スマホは大いに重宝し、家族や友人との連絡や 情報の入手と検索やYouTubuなどに
大奮闘をしてもらったが、WiFiのない環境では通信量のうなぎ上りに自制するほど。
ともあれ25日に無事退院、「胸の痛みを解消する道」は峠を越えて明るくなった。
終ってみれば短く感じるが、医療チームや看護スタッフに感謝の気持ちイッパイ!。
『胸の具合は痛みが治まったが、懐の財布具合は痛みが増したようだ』と、独り言。
40日の道のりで筋力と金力は激減も、退院早々に旨い物への「喰い意地」は激増。