高木晴光の 『田舎と都市との ・ 日々こうかい記』

「新田舎づくり」を個人ミッションとし、田舎と都市とを行き来する人生・仕事のこうかい(公開・後悔・航海)日記

金魚どうするか問題

2020-07-24 09:46:38 | 日記
自然学校の校庭の隅に小さな池があります・・、「ありました」が現景で、背丈の伸びた牧草系の草に埋もれていたので、ここ2,3日で刈り込んで、少なくなっていた水を足して現せました。 道路脇ではあるのですが、意外と居心地が良くて、以前はテラスを作ったり、個人テントを張って過ごしたこともありました。 水は深緑になっているんで、色味をつけようと、赤い金魚(コメット?)でも買ってきて放すかなと、Facebookにあげたところ、賛否いろいろご意見を頂きました。反対ご意見が多かったですが・・・。
 
自然学校校舎のうしろには、幅が2mほどの三面凸凹のコンクリート張りになった川が流れています。この川はもともと、この人工池側に流れていたとのことなのですが、もう3,40年前のことでしょうが、治水のために流路を直線化されて、今は干上がっています。 が、池の隣のゲストハウスを建設する時に、浄化槽埋設のために穴を掘ったことろ、ジャブジャブと水が出てポンプアップしながらの工事するほでに地下水が2mほど下には流れているようですが・・。
 
この池は、15年ほど前でしょうか、敷地内に水のたまり場もないのでビオトープのつもりで作りました。作るだんでも、ブナセンターの職員さんからは、まわりに豊かな自然環境があるのに「なぜ、池が必要なのか?」と言われましたが・・・。 それでも水溜りがあるので、アメンボウや水生甲虫がやって来たり、エゾサンショウウオやアカガエルの産卵があり、しばらくするとガマの穂が現れたりもしました。 なんといっても、このビオトープに一番速くやって来たのは、この造成に興味をもった東京農大出身の妙齢な美しいようちゃんでした・・・。
 
ちなみにこの池は自然に湛水できないので、掘って防水シートをひいて水溜していますが、アシヨシ系植物がシートを貫いてしまい、水漏れもしているので、一度、掻い出しして、さらに上にシートをかぶせたことがありました。それでもかなり水漏れ状態は粘土質土壌も増えているようで改善されていて、何年もほったらかしにしていましたが、ある程度は湛水していましたが、水を補給する必要もあります。(水は水道水と言っても、裏の山水を浄水したものです)
 
が、ここ数年は放ったらかしにしていたので、子どもの背丈以上に牧草系の植物が生い茂り、水面が確認できなくなっていました。気になっていたので、ここ2,3日にせっせと池の回復に努めておりました。 で、一定の水も貯めたのですが、深緑色だけで生き物感がないので、赤い金魚でも買ってきて放すかなとMRKさんに話したところ、「自然学校なんだからダメじゃあないの、他のスタッフに聞いてみたら、放してもすぐにカラスに食べられちゃうよ」と言うので・・、このことをfacebookに投稿したところ、炎上まではゆきませんが、みなさんからいろいろなご批判、ご意見を頂戴しました・・・。
 
「豊かな自然環境がまわりにあるのに、わざわざ人口池を作らなくてもいいのではないか」
「増水で自然水系に溢れ流失したら生態系に影響があるのではないか」
「わざわざと水道から水を入れなくてはいけないのか」
「凍結した池に対応できないような金魚を入れるべきでない」
「蚊の養殖場になってしまわないか」
「自然学校にビオトープなど必要はない」
「庭として位置づけるか、否か・・」
等々・・・、
 
ならば、ハーブを植えるのはどうなんだ?・・・ 野菜を植えるのは? 白樺やエゾヤマザクラの苗木を植えるのは?
ちなみに 当敷地にミントを植えて大繁茂していますが・・。
ニワトリを飼うのは? 草刈をしないほうが、いろいろな虫達の生息環境になるのではないか・・・、
 
ホントの気持ちは、ここに柵を作ってアヒルを飼いたいんだが、これも「高木さん、世話できないでしょ!!」と、一蹴されて没だな・・。
 
この波紋で、多様な意見があるのだなあ・・と、改めて認識。 環境教育的な一石を投じたようになった・・・な。
まっ、それで良しとして、このままにしておくかあ・・・。
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自然学校キャンプ場

2020-07-24 09:43:43 | 日記

この連休は、自然学校のキャンプ場の利用が続いています。一日ひと組み限定なので、計三組だけですが・・。

自然学校の体育館のうしろの木立の中なので、入口道路からは直接見れませんが、キャンプサイトまで車は横付けができます。 もちろん、地面に直炊きの焚き火もできますよ。

グランドがキャンピング場のような看板ですが、サイトは校舎の木立のなかです。




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