高木晴光の 『田舎と都市との ・ 日々こうかい記』

「新田舎づくり」を個人ミッションとし、田舎と都市とを行き来する人生・仕事のこうかい(公開・後悔・航海)日記

どんぐり駒

2007-10-04 22:42:38 | 日記
登別フォレスト鉱山に昨夜は宿泊しました。ここは、登別市が閉校になった山の中の小学校を改装・新築して6年前に作られた宿泊体験施設です。ねおすの職員、出身者が数多く運営に参画しています。 昨夜は遅くまで、スタッフと一杯やりながら過ごすことができ、有意義な晩でありました。 

今日は、小学校1年生40人の「秋を楽しむ」生活科授業を受け入れ、HHCが学校団体の初ディレクターに立つというので、様子を見ようと思っていたのですが、活動内容が多いので、結局・・・ドングリ駒屋のおじさんを1時間もやってしまった・・・。 布を張った駒回しの台の上で3秒回すと大きな実をあげるという審判をやりました。

なかなか回せない・・・幼児には回せないと保母さんは言ってますが、小学1年生でも難しい・・・合格する子は10人に2,3人・・昔もそうだったんだろうか?
考えてみると、「ねじる」という動作は日常生活からずいぶんと消えている・・。ユニバーサールデザインのおかげでしょうが、指を使う作業は実は随分となくなっている・・・これは「脳の発達」にいいんだろうか?

それにしても・・、担任の先生に「並びなさい、よく聞きなさい、こちらに来なさい」とたくさん叱られながら、笹とヨモギで弓矢を作ったり、どんぐり駒をしたり・・・、 これは いったいどういうことなんだろう・・??という疑問を持ってしまう。

生活科・・・遊ぶんなら やりたくなくなるくらい・・コマ回して見たいよね・・。 

学校で自然遊びを教える?みたいなことになって・・・

私は複雑な気持ちです・・・・実は・・・
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風をとらえらるか

2007-10-03 18:09:11 | 日記
最近 宙船(この漢字でいいのでしたっけ? そらふね)の歌詞がグルグルと回っています。 「この船を漕いでゆけ、おまえが漕いでゆけ・・・・」

◆壁・・・風・・・
過去、いろいろと壁がありました。その壁を乗り越える時々、いろいろなテーマソングがあったなあ。  フォルテシモを口ずさみながら施設を立ち上げたバブル景気の頃・・・、「涙を後ろに流せ、むかい潮を漕いでゆけ」みたいな歌詞にはまっていたこともありました。

歳を重ねて来たので、若かりし頃のような猛烈にモチベーションを高めるために歌うことは、さすが・・なくなりましたが、じわりじわりとモチベーションアップを図っており、次のステージに這いずりあがるための手がかりを探しています。

 帆船でいえば、わずかな風を感じています。その風をとらえる事をいかにしたらできるのか・・・うーん 秋から冬への悩みは続きます。 悩んでいても先にすすまん!!

◆保育士さんの自然体験活動研修
全国私立保育園の連合会が、先生へ自然体験活動を知ってもらおう、子ども達に自然と触れ合ってもらおうという目的で、研修事業のモデル実施を登別ネイチャーセンター、フォレスト鉱山で今日から二日間実施しています。 その基調の話と事例、プログラム体験を登別のスタッフと一緒に実施しました。

学校教育での自然体験活動の義務教育化が本格的に施策化もすすんでいるようです。私達の活動も大きなターニングポイントを迎えそうな感じです・・。この風もとらえることができるか・・・

来年度に向けて・・考えるべきことトライすること山積です。
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ねおすの経営哲学⑤

2007-10-02 11:09:07 | 主義・主張
ねおす経営のエコロジー8原則 その4

エネルギー開放性の原則

ねおすの場は、開かれた場であり、人々は自由にそこに出入りし、自分にふさわし居場所を見つけ、場に関わることができる。

得た良い情報、獲得したノウハウは、組織内にとどめない。公開を原則とする。

エネルギーに満ちた多様性ある場をつくるためには、場の開放性が必要です。しかし、この原則論にもバランスが必要です。経済生産性が高い組織ではありませんから、本業・生業とする、つまり組織に生活を求める人たちが多くなっても抱えきれません。 また、似た者同士、安心し合える者同士の関係性だけでは、新たな創造を続けることは困難です。マンネリ化は避けてゆかなければなりません。

新しく参画する人へ、新しく参画できる隙間を常に開けておくこと。
組織に縛られることなく、自主・自律・自立してゆくことも推奨・推進すること
が大切です。

生命とは、集合と離脱が繰り返される仕組みだと思います。組織も個人も同じです。

ねおすの仕事の形態
多様な形態の人材育成の仕組みが並列していること
多様な雇用形態があること

は、このエネルギー開放性の原則によるところも大きいと言えましょう。
運営に迷った時、判断が必要な時・・・

場が内向きだけになっていないか?
参画する人たちが限られた人だけになっていないか?
良い情報やノウハウを自らの利益だけに使っていないか?

これらは、この原則論による判断基準となります。
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寒暖差

2007-10-02 10:42:02 | 日記

あれ、もう10月。つい昨日が正月だったように思えます。今年もあと3ヶ月なんですね・・・。今月は、かなり忙しい・・。明日の仕事の準備を今日するような毎日となりそうです。 がんばらねば!!

◆寒暖差
自然学校の朝の上空は快晴の青空でしたが、朱太川の谷間が狭まる地点より市街地は霧の中でした。水は暖かく早朝の大気は冷たく、その寒暖の差によって霧が発生するのでしょう。

九時半過ぎに久しぶりに事務所に行くと、私の机には陽光が燦燦と照り、まるで温室のような暑さです。太陽が低くなり日が差し込むようになったのです。室内の寒暖の差も大きくなりました。

◆ガソリン高騰
昨日は、列車の乗り継ぎで道北より戻ってきました。身動きがとれない列車の長旅は疲れます・・・。車で行くのとほぼ同じくらいの時間がかかります。でも、ガソリン代の高騰の折、ひとり旅は列車利用の方が安いのです。
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