高木晴光の 『田舎と都市との ・ 日々こうかい記』

「新田舎づくり」を個人ミッションとし、田舎と都市とを行き来する人生・仕事のこうかい(公開・後悔・航海)日記

ねおすの経営哲学⑤

2007-10-02 11:09:07 | 主義・主張
ねおす経営のエコロジー8原則 その4

エネルギー開放性の原則

ねおすの場は、開かれた場であり、人々は自由にそこに出入りし、自分にふさわし居場所を見つけ、場に関わることができる。

得た良い情報、獲得したノウハウは、組織内にとどめない。公開を原則とする。

エネルギーに満ちた多様性ある場をつくるためには、場の開放性が必要です。しかし、この原則論にもバランスが必要です。経済生産性が高い組織ではありませんから、本業・生業とする、つまり組織に生活を求める人たちが多くなっても抱えきれません。 また、似た者同士、安心し合える者同士の関係性だけでは、新たな創造を続けることは困難です。マンネリ化は避けてゆかなければなりません。

新しく参画する人へ、新しく参画できる隙間を常に開けておくこと。
組織に縛られることなく、自主・自律・自立してゆくことも推奨・推進すること
が大切です。

生命とは、集合と離脱が繰り返される仕組みだと思います。組織も個人も同じです。

ねおすの仕事の形態
多様な形態の人材育成の仕組みが並列していること
多様な雇用形態があること

は、このエネルギー開放性の原則によるところも大きいと言えましょう。
運営に迷った時、判断が必要な時・・・

場が内向きだけになっていないか?
参画する人たちが限られた人だけになっていないか?
良い情報やノウハウを自らの利益だけに使っていないか?

これらは、この原則論による判断基準となります。
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1 コメント

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Unknown (はばたん)
2007-10-03 19:12:22
この考え方、とても好きです。
コピーして、どっかに貼っておきます!
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