◆ちゃんとしゃべれ!治納由気(はるなゆき)◆

変な日本語、敬語もどき、崩れていく日本語、そして、正しい日本語とハムスター。

遠慮なく咳をする人たち。

2007-01-17 09:39:55 | ディクテーションについて
 冬に録音された講演会や会議では、咳をする人が必ずいます。5~6人で咳の大合唱なんていうこともありました。テープ起こしをするときは、ヘッドホンで、聞き取りにくい声を聞き取ろうと神経を集中しているところへ突然ゲホゲホッとくるのですから、「ひっ!」と息が止まり、心臓が口から飛び出しそうになります。くしゃみをヘックショーィ、ハウリングのピキー、何かを倒してガシャーン、灰皿を落としてカチャーン、さまざまな音が脳みそを直撃します。
 咳をするときはハンカチを口に当てるというのもマナーだと思うのですが、最近はどうもそうしない人が多いようです。1時間以上の講演中ずーっと、遠慮なく咳をしていた、なんてこともあります。それなら、事務局さんがレコーダーの位置を変えるとか、何か工夫してくださればいいのですが、それもなし。携帯電話の呼び出し音も必ず入っています。入ってしまった大きな音は消せないので、事務局さんが「この辺りに大きな音が」と教えてくださればいいのですが、そんな経験はただの一度もありません。
 そういえば、ずっと以前の話ですが、「ナザレのイエス」という映画を見ていたときのこと、いよいよラストへ、イエスが十字架を背負って歩いていく、うるうる・・・と、そのとき、激しく泣いている赤ちゃんを抱っこした人が入ってきました。え? なに? もう少しで終わる、感動のラストというときに、なんで? 映画のラストは全く覚えていません。神様、この人のことを今でも許せない私をお許しください。
 ところで、先日、ハムスターについて、おいしいものが欲しいときはじっとこちらを見詰め、待っていて、呼ぶと寄ってくると書きましたが、それは、距離が1.5メートル以内のときであって、それ以上だと来ません。いや、来ないというより、来られないのです。名前を呼ぶと、呼ばれていることは分かるようでキョロキョロするのですが、声の主がどこにいるのか分からないようなのです。視力は相当弱いようなので、大きく手を回したり体を動かしたりして気づいてもらおうとするのですが、90度ずれた方向を見て立っています。
 「もぉー、早く来ないとあきらめちゃうよー」と言いつつ、もう少しだけ頑張ってみて、結局、こちらからハムのところに行き、手に乗せて「はい、チーズ、おいちいでちゅねー」となります。この瞬間も、もちろんハムセラピー(ハムテラピー、Hamtherapy)です。犬ちゃんは、セラピー犬として働いている子もいて、呼べば確実に来てくれるところがかわいいですよね。猫ちゃんも、しっぽ返事だけはしてくれますからね、あはは。
 腹毛がグレーの子と真っ白な子、どちらも同じジャンガリアンハムスターのノーマルグレーです。しかも、兄弟、なのにこの違いはどうしたことでしょうか、とても不思議ですが、かわいさは同じ、うんうん。

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